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検索結果は6件です。
- 術中止血困難でガーゼパッキングを行った骨盤内巨大後腹膜神経鞘腫の1手術例
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久永 真(国立嬉野医療センター・外科)
症例は82歳女性.2012年7月,下腹部痛を主訴に近医受診.骨盤内腫瘍を指摘され当院紹介となった.腹部造影CTにて,小骨盤腔内の仙骨前面に長径約9cmで,内部がわずかに造影される腫瘍を認めた.MRIにて,T1強調像で低信号, T2強調像で内部不均一な高信号を呈する腫瘍を認め, 病変は右第4仙骨孔にわずかに入り込んでいた.仙骨部神経由来の後腹膜神経鞘腫を最も疑い切除を行うこととなった.開腹すると,腫...
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その他-症例 5
- 術後10年の無再発生存を得ている下大静脈原発平滑筋肉腫の一例
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山本 健人(神戸市立医療センター中央市民病院・外科)
下大静脈(IVC)原発平滑筋肉腫は極めて予後不良の,稀な疾患である.今回われわれはIVC原発平滑筋肉腫に対してIVC合併腫瘍摘出術を行い,長期生存を得た症例を経験したので報告する.症例は46歳女性,検診で発見された腹腔内腫瘍の精査加療目的に当院に紹介された.Computed tomography (CT)では,十二指腸を左腹側に,下大静脈を左背側に圧排し,造影効果は乏しく均一なdensityの約7...
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その他-症例 5
- 巨大骨盤内腫瘍を形成した悪性腹膜中皮腫の1切除例
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金子 哲也(光生会病院・外科)
【背景】悪性腹膜中皮腫の術前診断は困難である.約90%が発見時に腹水貯留を認め過進行状態で発見され切除に至る症例は少なく予後は極めて不良である.今回,骨盤内に巨大な腫瘍を形成した悪性腹膜中皮腫の切除例を経験したので報告する.【症例】51歳,男性【主訴】下腹部腫瘤【既往歴】アスベスト暴露暦なし.【現病歴】平成24年6月に検診にて腹部腫瘍,腹水貯留を指摘されたが放置.同年11月下旬になり腹痛,腰痛が強...
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その他-症例 5
- 後腹膜に発生した悪性中胚葉性混合腫瘍(MMMT)と考えられた1症例
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北條 暁久(日本大・消化器外科)
はじめに)後腹膜原発の悪性中胚葉性混合腫瘍(MMMT)は後腹膜に存在する二次性のミュラー管細胞より発生すると考えられている悪性腫瘍であり非常にまれで悪性度の高い疾患である.これまで数例が報告されているのみである.症例)59歳女性両下肢の痙攣を主訴に受診.全身スクリーニングとして腹部CTを施行したところ後腹膜に石灰化を伴う53mmの腫瘍を認めた.PETではFDG集積を伴わず辺縁有意に石灰化を伴う分葉...
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その他-症例 5
- 胃癌術後4年目に発症した孤立性骨盤内扁平上皮癌の1例
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繁光 薫(川崎医大・総合外科学)
骨盤内に発生する悪性腫瘍としては,直腸や子宮・付属器・膣,膀胱に由来するもの,あるいは他部位癌の転移性腫瘍が挙げられる.私達は,胃癌術後4年目に骨盤内傍直腸組織に発生した扁平上皮癌に対し,放射線化学療法ならびに経仙骨的切除を行い,良好な経過を得ているので報告する.症例は,57歳,女性.52歳時胃癌術後4年目に貧血症状で当院受診,直腸診にて直腸左壁外に雀卵大の腫瘤を触知した.腹部CTにて直腸Raレベ...
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その他-症例 5
- 巨大副腎皮質癌の1例
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藤森 芳郎(北信総合病院)
【症例】65歳,男性.2011年3月に胃腸炎にて近医を受診した際に右上腹部に小児頭大の腫瘤を指摘され,当院紹介となった.正中から右腹部に巨大な弾性硬の腫瘤を触知した.両下腿は浮腫が著明であった.血液検査では,低タンパク,低アルブミン血症を認めたが,腫瘍マーカー(CA19-9,CEA,AFP,PIVKA-2)は正常であった.腹部超音波検査では多胞性巨大肝腫瘤を認めた.CT検査では肝右葉全体を占める2...
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