セッション

検索結果は6件です。

当科における他科合同手術症例についての検討
原 竜平(浜松医大・2外科)
最近10年間の当科における下部消化管外科領域と他科合同手術症例についての検討を行った.当院で2002年から2012年までの10年間に29症例で他科との合同手術が行われていた.年齢の中央値は58歳(39~82歳),性別は男性2名(泌尿器科との合同),女性27名(婦人科との合同)であった.3例(10.3%;子宮内膜症2例,子宮筋腫1例)をのぞき,大多数が悪性腫瘍(原発・再発)または悪性腫瘍術後合併症に...

第55回日本消化器病学会大会大腸-その他 1

左鎖骨下静脈穿刺による前胸部皮下埋め込み型中心静脈ポートの有用性と合併症の検討
倉地 清隆(浜松医大・2外科)
【背景】皮下埋め込み型中心静脈ポート(CVポート)は,従来の在宅栄養管理,終末期医療時の輸液管理に加えて,近年は化学療法を目的とした利用頻度が急増し,長期間の使用症例も増加している.そのため設置部位に関してもQOLを考慮し検討する必要がある.右鎖骨下静脈経路は最も一般的であるが,日常生活では右手の使用頻度が多いため,違和感やシートベルトと接触し不快感を生ずるなど右側前胸部位設置に対する患者側の不満...

第55回日本消化器病学会大会大腸-その他 1

外科医によるギアチェンジの現状分析
保田 尚邦(伊勢崎市民病院・外科)
【はじめに】急性期病院での医療崩壊は止まらず,今,外科病棟は疲弊している.緩和ケアの充実は患者とスタッフ両者のQOLにかかわる重要な問題であり,当院では2009年からPCUを開設し取り組んできたが,いまだ満足な状態ではない.適切な緩和ケアを提供するために,PCUとの院内連携やさらに在宅緩和ケアの専門医療機関との連携の充実が望まれる.そこでわれわれは在宅中心の緩和ケアへギアチェンジするためのツール(...

第55回日本消化器病学会大会大腸-その他 1

緩和治療目的に大腸ステントを留置した16例の検討
幡野 哲(埼玉医大総合医療センター・消化管・一般外科)
遠隔転移を伴う閉塞性大腸癌や,他臓器癌の浸潤・再発による大腸閉塞に対して,従来は姑息的に人工肛門造設をはじめとする開腹手術が行われてきた.しかし手術を行うことで化学療法の開始・継続が滞ってしまうことや,終末期の患者が人工肛門管理を行わなければならないことなど問題点もあった.2012年,悪性大腸狭窄に対する大腸ステント留置術が保険収載され状況が変化した.当科では,保険収載以降2013年3月までに24...

第55回日本消化器病学会大会大腸-その他 1

局所麻酔下人工肛門造設術の有用性に関する検討
前田 孝(豊橋市民病院・一般外科)
【目的】当院では全身麻酔のリスクが高い一部の症例において,局所麻酔下で人工肛門造設術を施行している.今回,人工肛門造設術施行例の中で局所麻酔下例と全身麻酔下例を比較し,その有用性を検討した.
【方法】対象は2009年1月から2012年11月までに局所麻酔下人工肛門造設術を施行した21例(局麻群)と同時期に全身麻酔下で手術を施行した80例(全麻群)とした.人工肛門造設例の中で消化管穿孔,術後の...

第55回日本消化器病学会大会大腸-その他 1

大腸癌手術における抗血栓剤の影響に関する検討
山本 雅由(筑波メディカルセンター病院・消化器外科)
【はじめに】心脳血管障害患者の増加と治療の進歩により抗血栓剤使用による維持療法患者が増加している.必然的に抗血栓剤投与大腸癌患者も増加しており,この患者に対する手術は抗血栓剤の影響による術後出血や,中止による心脳血管障害の増悪および術後の肺塞栓(PE)や下肢静脈血栓症(DVT)の発生に十分注意しなければならない.今回われわれは大腸癌手術において,術前から抗血栓剤を投与されている症例に対する抗血栓剤...

第55回日本消化器病学会大会大腸-その他 1