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検索結果は6件です。
- 大腸癌KRAS変異症例に対する抗EGFR抗体薬治療の効果予測因子の検討
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吉敷 智和(杏林大・外科)
【背景,目的】切除不能再発大腸癌(metastatic colorectal cancer: mCRC)についての海外の臨床試験において,抗EGFR抗体薬の負の治療効果予測因子としてKRAS遺伝子変異が同定された.一方,その臨床試験の解析の中からKRAS変異症例の中でG13D変異症例に関しては,抗EGFR抗体薬が有効であったとの報告も認められる.そこで,KRAS変異症例に対する抗EGFR抗体薬治療...
第55回日本消化器病学会大会 >
大腸-化学療法 2
- 大腸癌sm, n1症例に対する術後補助療法について(内視鏡切除後,追加切除症例におけるSatge IIIa症例の術後補助療法は必要か?)
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石井 利昌(埼玉医大国際医療センター・包括的がんセンター消化器病センター消化器外科)
【背景】大腸癌取扱規約によればStageIIIa症例に対しては術後補助療法が推奨されている.しかしながらStageIIIaはn1症例であり,深達度はm~siまですべてを含んでいる.今回内視鏡切除後の追加切除StageIIIaに相当するsm, n1症例について術後補助療法の必要の有無について検討した.【症例】2007年4月の開院より2013年3月までに当院にて根治切除術を施行した大腸癌StageII...
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大腸-化学療法 2
- 大腸癌遠隔転移に対する治療-Complete ResponseからComplete Remissionを目指して-
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佐藤 貴弘(原田病院・消化器外科)
FOLFOX, FOLFIRI, Bmabといった抗がん剤の進歩により高度進行・再発大腸癌の予後は改善している.一方でCR (complete response)を経由して休薬中も再発せずに経過する症例は稀少である.大腸癌肝転移以外の遠隔転移に対し休薬中も安定してCRが維持されている2例を経験したので報告する.【症例】症例163歳,女性.上行結腸癌 T3N2M0, stageIIIb右半結腸切除術...
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大腸-化学療法 2
- 切除不能大腸癌に対する1次治療としてのbiweekly XELOX + Cetuximab療法
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鈴木 伸明(山口大大学院・消化器・腫瘍外科学)
【はじめに】XELOX療法は1コース3週間の治療であり,Capecitabineを2週連続で投与するため,7割以上と高率にHand-Foot Syndrome(HFS)を合併し,患者のQOLが低下する.今回,切除不能大腸癌に対しbiweekly XELOX + Cetuximab療法を行ったので報告する.【対象と方法】測定可能病変を有する病理組織学的に確認されたEGFR陽性及びKRAS(CD12,...
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大腸-化学療法 2
- 転移性大腸癌に対する1st line化学療法としてのSOX±分子標的薬療法の治療成績
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豊川 晃弘(淀川キリスト教病院・外科)
【目的】進行再発大腸癌における1st line治療患者を対象とし,SOX(TS-1+Oxaliplatin) ±分子標的薬療法を評価する海外での第3相試験が実施され,FOLFOX療法に対するSOX療法の非劣性が証明された.そこで当院では転移性大腸癌に対する1st line化学療法としてFOLFOX療法に比し患者負担が少ないSOX療法を施行しており,良好な結果を得たので報告する.【対象と方法】対象は...
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大腸-化学療法 2
- 切除不能・再発大腸癌2次治療FOLFIRI療法とUGT1A1遺伝子多型
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石橋 敬一郎(埼玉医大総合医療センター・消化管・一般外科)
【目的】UGT1A1遺伝子多型はイリノテカンの有害事象と関係すると報告されている.今回,実地臨床におけるUGT1A1遺伝子多型と切除不能・再発大腸癌2次治療におけるFOLFIRIベースの治療成績について検討した.【対象・方法】2007年1月から2012年3月の間に,切除不能再発大腸癌に対して1次治療oxaliplatin+ bevacizumab(bev)療法が施行され,2次治療としてFOLFIR...
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大腸-化学療法 2
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