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検索結果は6件です。
- 二次治療中に急性増悪したがイマチニブ再投与により症状改善がみられた小腸GIST肝転移の1例
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戎井 力(市立吹田市民病院・外科)
【症例】67才,男性.【現病歴】2010年9月,小腸間膜腫瘍に対して腫瘍摘出術を施行した.病理組織は腫瘍径15cm大のGIST,c-KIT強陽性,CD34(-),S100(-),α-SMA弱陽性,Ki67約50%,分裂像30/10HPFで,GIST診療ガイドラインのhigh risk群であった.本人の希望にて補助治療なしで経過観察していたが,2012年3月に巨大な多発肝転移と腹膜播種病変を伴うGI...
第55回日本消化器病学会大会 >
小腸-症例 3
- リンパ節転移を来したΦ3mm回腸神経内分泌腫瘍の1切除例
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御井 保彦(三木市民病院)
【はじめに】回腸神経内分泌腫瘍(NET)は,早期の段階で発見される事は少なく,他臓器転移を来した後に発見されるが多い.また,5mm以下でも17.2%にリンパ節転移を来すとの報告もあり,外科的切除が唯一の根治的治療となる.今回,リンパ節転移を伴う3mm回腸神経内分泌腫瘍の1切除例を経験したので報告する.【症例】46歳,男性.潰瘍性大腸炎に対する内視鏡検査にて,回腸末端に3mm大のSMT様隆起を指摘....
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小腸-症例 3
- 小腸悪性腫瘍の2例
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出口 勝也(京都きづ川病院)
小腸悪性腫瘍は稀な疾患である.我々は,原発性小腸癌および転移性小腸癌の2例を経験したので報告する.【症例1】70代男性.腹痛で当院を受診し,精査にて小腸イレウスと診断した.腹部Computed Tomography(CT)にて回腸に腫瘍性病変を認めた.イレウス管留置にて減圧をはかったうえで,腹腔鏡下に病変を確認し,小腸部分切除術を施行した.術後施行したPositron Emission Tomog...
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小腸-症例 3
- 腹部大動脈周囲リンパ節転移を伴った小腸gastorointensinal stromal tumorの1例
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木村 研吾(愛知医大・消化器外科)
症例は54歳男性. 2012年10月, 両側季肋部痛を認め, 当院を受診した. 腹部造影CTにて, 小腸に壁外性発育する50mm大の造影効果を伴う腫瘍と, 腹部大動脈周囲に57mm大のリンパ節を認めた. 小腸内視鏡検査では, トライツ靭帯近傍の空腸に潰瘍を伴う粘膜下腫瘍を認めた. 同部位より, 生検を施行したが確定診断には至らなかった. 以上より悪性リンパ腫またはgastorointensinal...
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小腸-症例 3
- 穿孔をきたした小腸原発CD56陽性T細胞リンパ腫の1例
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崎村 千恵(住友病院・外科)
症例は59歳の男性,貧血の精査目的にて当施設を紹介受診した.CT検査にて腹腔内に7cm大の腫瘤を認め,腫瘤は小腸と連続し内腔に液体とガスを認め悪性リンパ腫が疑われた.待機手術にて試験開腹術を予定していたが,手術予定日の6日前に突然の腹痛を自覚し緊急入院となった.入院時に施行したMRI検査にて,腫瘤内ガス像の減少と腹水増加を認め,穿孔を疑い緊急手術を施行した.手術所見では,回盲弁から約40cm口側の...
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小腸-症例 3
- 小腸原発glomus腫瘍の1例
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福井 淳一(関西医大・外科)
【はじめに】glomus腫瘍は四肢末端に好発する比較的稀な疾患であるが,消化管にも発生することが知られている.しかしその大部分が胃原発であり,小腸に発生するものは極めて稀である.今回,我々は消化管出血を契機に発見され,病理組織学的にglomus腫瘍と判明した症例を経験したので報告する.【症例】65歳,女性.以前から貧血を指摘されるも原因不明にて放置していた.下血を主訴に近医へ救急搬送され,Hb:5...
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小腸-症例 3
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