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検索結果は6件です。

門脈・全身血行動態からみた門脈圧亢進症治療法の選択~胃静脈瘤(GV)を中心として~
近森 文夫(国吉病院・消化器外科)
我々は1992年に頚静脈経由でエタノールと5%EOIを使いカテを24時間留置する手技TJOを,2008年にPSE・TJO併用療法を報告した.現在門亢症治療に際しては,#1静脈瘤出血回避・消失と#2門脈全身血行動態改善という2つの到達目標がある.今回GVを中心に#1および#2の観点から検討した.1.TJO単独例の長期予後(1991-2008, 肝癌非併存例n=90):GV消失率は100%,累積生存率...

第55回日本消化器病学会大会肝臓-その他 1

血清アルブミンの質に注目した肝切除術後腹水発生危険因子の検討
野尻 和典(横浜市立大・消化器・腫瘍外科)
【目的】肝切除術後腹水発生危険因子を周術期栄養指標特に酸化型/還元型アルブミンに注目し検討する.【対象・方法】2010年8月から2013年1月に肝細胞癌に対する肝切除(胆道再建非併施かつ初回切除例)を施行した57例の栄養指標を前向きに集積した.術後腹水発生群と非発生群の背景因子(年齢,性別,併存疾患,肝機能),手術因子(肝切除術式,出血量,手術時間,輸血の有無),周術期栄養指標(血清アルブミン,プ...

第55回日本消化器病学会大会肝臓-その他 1

肝細胞癌根治切除例における術前栄養指数や炎症性マーカー測定の意義に関する検討
山村 和生(名古屋大大学院・消化器外科学)
【目的】近年,種々の癌腫において,栄養指数や炎症性マーカーなどの術前パラメーターを用いた予後因子の検討がなされ,その有用性が報告されている.肝細胞癌においても有用性を示唆した報告が散見されるが,その評価は定まっていない.今回,肝細胞癌根治切除後の合併症発生や再発予測における術前栄養指数や炎症性マーカー測定の意義に関する検討を行った.【方法】2008年1月から2012年12月の間に当院で根治切除を施...

第55回日本消化器病学会大会肝臓-その他 1

当科における肝細胞癌に対する肝切除周術期輸血について
米田 浩二(大阪医大・一般・消化器外科)
【背景】手術手技と術中麻酔管理の進歩により,肝細胞癌肝切除の周術期輸血を行う機会は減少しつつあるものの,大量肝切除においては周術期輸血を要する場合がある.周術期輸血は免疫力を低下させ,再発・生存に悪影響を及ぼす,と過去に報告されているが,明らかなevidenceは数少ない.【対象】1993年から2010年までに当科で施行した肝細胞癌初回肝切除例247例に対して周術期輸血の検討を行った.輸血あり症例...

第55回日本消化器病学会大会肝臓-その他 1

非B非C非アルコール性肝細胞癌の肝切除後の長期成績の検討
武石 一樹(広島赤十字・原爆病院・外科)
【背景】近年ウイルス性やアルコール性肝炎が原因でない肝細胞癌(HCC)が増加している.しかし,非B非C非アルコール性HCC(NBNCNA-HCC)の肝切除後の長期成績についての報告は少ない.
【目的】NBNCNA-HCCの臨床病理学的特徴,肝切除後の長期成績ついて明らかにする.
【対象・方法】1989年から2013年までの初発HCC根治切除664例をNBNCNA群66例とそれ以外のコン...

第55回日本消化器病学会大会肝臓-その他 1

肝切除術におけるPOSSUM scoreの有用性
赤星 径一(東京医歯大附属病院・肝胆膵外科)
【背景】Physiological and Operative Severity Score for the enUmeration of Mortality and morbidity(POSSUM)は1991年にCopelandらが提唱した手術リスク評価法のひとつである.POSSUMの有用性は消化器手術全般,緊急手術,高齢者手術などを中心に報告されている.これまでの我々の検討では肝切除範囲の大...

第55回日本消化器病学会大会肝臓-その他 1