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検索結果は6件です。
- 切除不能胃癌に対する緩和切除の意義
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酒徳 光明(市立砺波総合病院・外科)
切除不能胃癌に対する治療の第一選択は化学療法であるが,胃癌による出血・狭窄のある症例において化学療法は困難であり緩和手術が行われる.当院では安全に切除可能であれば緩和切除を行ってきたがその意義は明らかではない.緩和切除の意義を明らかにする目的で,同期間の切除不能胃癌に対する化学療法施行例と比較検討した.【対象と方法】2005年から2011年の切除不能胃癌を対象にした.出血・狭窄を伴い緩和切除を行っ...
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胃-手術治療 2
- 幽門側胃切除後の再建法別短期・長期成績の検討
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六車 一哉(大阪市立大大学院・腫瘍外科学)
胃癌に対する腹腔鏡下手術の普及により,幽門側胃切除(DG)後の消化管再建に器械吻合が汎用されるようになった.吻合法別の臨床的有用性に関するいくつかの臨床試験が施行されたが,現状では明らかなエビデンスは存在しない.今回,B-I法とRoux-en-Y(R-Y)法の臨床的有効性につき検討を行った.「対象・方法」2005年から2010年に当科で施行した幽門側胃切除術(DG)462例のうち,B-II法による...
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胃-手術治療 2
- 上腹部正中切開創の整容性に対する結節真皮縫合と連続真皮縫合の無作為化比較試験
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井上 健太郎(関西医大・外科)
【はじめに】開腹手術において,真皮縫合はステイプラーに比較して創し開などの創関連合併症が少ないことが報告されている.真皮縫合には結節縫合と連続縫合の2種類があり,どちらが創の整容性に優れているかは明らかでない.結節真皮縫合と連続真皮縫合の無作為化比較試験(RCT)の結果を報告する. 【対象】書面での同意が得られた根治切除可能な胃癌開腹手術症例. 【方法】RCT: 結節真皮縫合 vs. ...
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胃-手術治療 2
- 根治性と長期予後から考える上部限局胃癌(U)に対する噴門側胃切除術
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山下 直行(坪井病院・外科)
胃切除の再建は切除範囲と同時に評価するべき.上部胃癌は今後, 早期癌を中心に増加が予想され, 噴門側胃切除も十分に考慮すべき.2001以降上部限局胃癌(GC-U)に対して施行してきた迷走神経温存胃漿膜筋層縦切開噴門形成術(NP-EGP)の1)根治性,予後 2)栄養学的評価,3)術後障害, 4)残胃癌の対処5)問題点と今後の課題について示す.【GC-Uの特徴】1984-2009までのSM以深の胃切除...
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胃-手術治療 2
- 術後合併症および術後障害から評価した幽門側胃切除術の再建法
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小林 大介(名古屋大大学院・消化器外科学)
【背景】幽門側胃切除後の再建法についてB-1法(B1)とRoux-en-Y法(RY)の選択基準は施設,術者によりさまざまである.2つの再建法の比較を種々の因子を用いて客観的に評価した.【対象と方法】対象は開腹幽門側胃切除術(ODG)を施行した244例である.当科では2005年よりODGの再建にRYを採用しており,それ以前のB1:140例(1996年~2004年)とRY:104例(2005年~201...
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胃-手術治療 2
- 幽門保存胃切除術の治療成績
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松木 淳(県立がんセンター新潟病院・外科)
【背景・目的】機能温存・縮小手術に分類される幽門保存胃切除術(PPG)は,食物を貯留して少しずつ排出することを目的とし,現在多くの施設で行われている.PPGの術式と短期及び長期成績を検討した.【対象・術式】当科にて1993年より2009年12月末までにPPGを施行した433例,男性258例,女性175例,年齢中央値60(24-88)歳.術前診断でM領域の早期胃癌,cN0を手術適応とし,腫瘍の局在に...
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