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検索結果は6件です。
- 噴門側胃切除,ダブルトラクト再建術後に発生した残胃癌の1切除例
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芝原 一繁(富山赤十字病院・外科)
上部胃癌に対する縮小手術としての噴門側胃切除術に関し,その適応,再建方法,サーベイランスが議論されるが,今回,残胃の癌に対する手術において初回手術のダブルトラクト再建が有用と考えられたので報告する.症例は75歳女性.12前に胃癌(U, post, por2, T3, N1)に対して噴門側胃切除,後結腸性ダブルトラクト再建術を施行されている.術後は定期的に外来通院していたが,採血上,貧血の進行を認め...
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胃-症例 2
- 胃切除後の非生理的再建をパウチを用いた生理的再建へ変更し良好なQOLを維持し得た3例
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和田 康宏(佐久市立国保浅間総合病院・外科)
【目的】幽門側胃切除後に非生理的再建法で再建された症例に対して,再手術が必要となり非生理的から生理的再建である逆J型パウチ間置術に変更しQOLの低下を回避もしくは改善し得た3症例を経験したので報告する.【症例】1例目の症例は,22歳時に十二指腸潰瘍で胃切除,BillrothII法再建を施行された42歳男性.術後1年目より19年間食欲不振,食後上腹部痛,下痢,低血糖などの胃切除後症候群および出血性吻...
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胃-症例 2
- 3回の肝切除により生存を得ているalpha-fetoprotein (AFP) 産生胃癌の一例
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小林 克巳(前橋赤十字病院・外科)
症例は78歳の男性で,体重減少と貧血で近医にて上部消化管内視鏡検査を行った所,胃癌を指摘され,紹介となった. EUSで深達度診断したところsm以深と診断.腹腔鏡補助下幽門側胃切除術を施行した.病理診断はM, 0-IIa, pT1b2(sm2), ly2, v1, pN0pM0 StageIA,免疫染色でAFP陽性を示し,AFP産生胃癌と診断された.術前AFPは基準値以下であったが,術後5ヶ月時に1...
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胃-症例 2
- 術前診断可能であった腹腔鏡下幽門側胃切除術後肝鎌状間膜内ヘルニアの1例
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奥村 公一(大阪赤十字病院・外科)
【はじめに】腹腔鏡下胃切除術(laparoscopic gastrectomy; 以下LG)Roux-en-Y再建後の内ヘルニアには空腸間膜やPetersen's defectなどが報告で知られているが,Billroth-I法再建後には間膜内間隙は理論上生じず,内ヘルニアの報告はない.今回我々は,腹腔鏡下幽門側胃切除術(laparoscopic distal gastrectomy; 以下LDG)...
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胃-症例 2
- 3型胃カルチノイドに対して胃切除術を施行した2症例
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谷村 修(福岡大・消化器外科)
カルチノイド腫瘍は70%が消化器系に発生し,直腸に次いで胃に発生する.胃腫瘍のうち0.4%程度占め手術に至る例は非常に稀な疾患である.今回我々は3型胃カルチノイドにたいして胃切除術を行った2症例について報告する.症例1:48歳男性.検診にて胃体下部大彎側に8mmの粘膜下腫瘍を指摘.A型胃炎は認めない.血清ガストリン値は正常域.生検結果にてカルチノイドの診断にて紹介となる.明らかな遠隔転移や他の内分...
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胃-症例 2
- 胃切除における左副肝動脈切離の術後肝機能への影響
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迫 裕之(佐野厚生総合病院・外科)
左(副)肝動脈が左胃動脈から分岐する解剖学的変異は,比較的経験する変異である.肝臓は動脈と門脈による血流の二重支配を受けており,虚血には強い臓器とされるが,左(副)肝動脈が存在する場合の左胃動脈の根部切離の是非については定まっていない.今回,左肝動脈が左胃動脈から分岐している胃癌症例に対する根治的胃切除術の際,左胃動脈を根部で切離した症例の,術後の肝機能について報告する.[症例]80歳代,男性で,...
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胃-症例 2
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