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検索結果は6件です。

大腸憩室手術症例の検討
土持 有貴(宮崎市郡医師会病院・外科)
【目的】近年食生活の欧米化や人口の高齢化に伴って大腸憩室を診る機会が多くなっている.当科で経験した大腸憩室に対する手術症例の治療成績を検討した.【対象】2006年1月から2012年12月までに当科で手術した大腸憩室36例である.【結果】症例は,男性24例,女性12例であった.手術適応別では,穿孔が22例で男性14例,女性8例,平均年齢は66.1歳,80歳以上が7例でS状結腸が17例,盲腸が3例,上...

第55回日本消化器病学会大会大腸(その他1)

大腸癌手術後に発症した虚血性大腸炎の臨床的検討
佐藤 美信(藤田保健衛生大・下部消化管外科)
【目的】大腸癌術後に発症する虚血性大腸炎(POIC)の臨床的特徴について大腸癌非術後虚血性大腸炎(NOIC)と比較検討した.【方法】POIC13例の臨床病理学的項目および治療成績を非大腸癌術後虚血性大腸炎(NOIC)22例と比較検討した.虚血性大腸炎の診断は飯田らの診断基準に従った.【成績】POICで認められた壊疽型の1例を除く34例は一過性型であった.POICの全例で主幹動脈が根部で結紮切断され...

第55回日本消化器病学会大会大腸(その他1)

当院外来化学療法室でInfliximab投与時間を短縮した患者の意識調査に関する考察
星野 敦(獨協医大・消化器内科)
<目的>Infliximab(IFX)の点滴時間が短縮されたことについて,アンケートで患者及び看護師にIFX投与に対する意識調査を実施し,有効性と安全性を明らかにすることを目的とした.<方法>当院の外来化学療法室でIFXを使用している全科(消化器内科,呼吸器・アレルギー内科,整形外科,皮膚科)の症例で,1~3回の点滴で投与時反応が認められなかった症例,かつ3~6mg/kgで投与され4回目から60分...

第55回日本消化器病学会大会大腸(その他1)

逐年検診発見がんからみた大腸がん検診の問題点
手林 明雄(北海道対がん協会)
「はじめに」大腸がん検診では,現在約半数が前年検診を受けている逐年検診である.この逐年検診の発見率は,初回群よりは低いが0.17%とかなり高く,一度の検診でほとんどのがんが見つかっているわけではないことを示している.そこで逐年検診発見がんの分析から,現在の大腸がん検診の問題点を探った.「対象」2006年から2011年に当協会が行った大腸がん検診である.受診者数は763740人,要精検率は7.9%,...

第55回日本消化器病学会大会大腸(その他1)

大腸憩室症の性差について
岡本 真(JR東京総合病院・消化器内科)
【目的】大腸憩室症は,わが国で増加しており,大腸検査でもよく観察される疾患であるが,男女による臨床的特徴の差異を検討した報告は少ない.そこで大腸内視鏡症例を対象に大腸憩室症の性差について検討した.【方法】2007年6月から2012年3月までに当院で単一術者による内視鏡施行症例を対象として,憩室症の頻度や分布を検討した.全大腸観察不能,前処置不良,術後大腸,炎症性腸疾患などは除外した.【成績】(1)...

第55回日本消化器病学会大会大腸(その他1)

大腸憩室出血に対する治療方針の検討
土屋 和代(宮崎大・腫瘍機能制御外科学, 都城市郡医師会病院・外科)
【目的】大腸憩室出血に対する止血法として内視鏡下止血法が広く行われているが,止血困難例に対しては経カテーテル動脈塞栓術(TAE: transcatheter arterial embolization)や外科手術が選択されることもある.今回我々は大腸憩室出血に対する治療法について検討した.【方法】2001年4月から2012年3月までに下血のため当施設に入院し,大腸憩室出血と診断された85例について...

第55回日本消化器病学会大会大腸(その他1)