セッション

検索結果は7件です。

ムチンコア蛋白MUC5ACは潰瘍性大腸炎の疾患活動性マーカーとして有用である -Tacrolimusを導入した中等症・重症例での検討-
溝下 勤(名古屋市立大大学院・消化器・代謝内科学)
【目的】炎症性腸疾患の薬物治療を適切に行うため疾患活動性を予測・把握する因子の解析が重要であるが,まだまだ不明な点が多い.我々は以前より消化器疾患の粘液形質に着目して研究を進めてきたが,今回は腸管の炎症性粘膜で異所性発現が認められる胃型粘液形質マーカーMUC5ACを,中等症・重症潰瘍性大腸炎(UC)症例の治療前後の内視鏡生検組織で検索し疾患活動性との関連を解析した.【方法】2009年7月~2012...

第55回日本消化器病学会大会大腸(潰瘍性大腸炎1)

Utilizing MicroRNA PCR Array Analysis to Identify the Molecular Basis of colitis in dnTGF-bRII Mice.
安藤 祐吾(関西医大・3内科(消化器肝臓内科))
【purpose】dnTGF-βRII mouse manifests much of the clinical pathology found in patients with IBD. We hypothesized that the lack of normal TGF-β signaling within CD4+ and CD8+ T cells was a result of miR...

第55回日本消化器病学会大会大腸(潰瘍性大腸炎1)

当院における最近のIBD合併妊娠出産11例の検討
菊池 英純(青森県立中央病院・消化器内科, 弘前大大学院・消化器血液内科学)
【目的】炎症性腸疾患(IBD)は,分子標的薬に代表される治療の進歩により病状を適切にコントロールすることで安全な妊娠出産が可能となっている.内科医は適齢期の患者に対し妊娠も考慮した診療が求められる.今回我々は最近3年間に当院で出産した9症例11出産について,内科的な視点からその経過と問題点を検討した.【方法】2009年1月から2012年12月までに当院で出産した潰瘍性大腸炎(UC)6症例8出産とク...

第55回日本消化器病学会大会大腸(潰瘍性大腸炎1)

難治性潰瘍性大腸炎に対するインフリキシマブの治療成績と効果予測因子の検討
宮川 麻希(札幌厚生病院・IBDセンター)
【背景と目的】難治性潰瘍性大腸炎(UC)においてインフリキシマブ(IFX)は有用な治療オプションであるが,効果予測因子は十分に検討されていない.今回我々は,難治性UC に対するIFXの治療成績と効果予測因子を検討した.【方法】2005年7月から2012年1月の間にIFXが投与された難治性UCのうち,Clinical Activity Index (CAI; Lichtiger index) が5以...

第55回日本消化器病学会大会大腸(潰瘍性大腸炎1)

潰瘍性大腸炎に対するインフリキシマブ療法の有用性についての検討-北九州多施設共同研究(TRUST-K) 第2報
芳川 一郎(産業医大病院・内視鏡部)
【目的】2010年6月に潰瘍性大腸炎(UC)に対してインフリキシマブ(IFX)が承認された.日本国内において,IFXによる長期データは乏しく,さらに医療圏を対象とした報告は殆ど見られない.北九州エリアにおけるUCに対するIFX治療の有用性について検討した.
【対象・方法】北九州エリア12施設でUCに対してIFXによる治療が行われた51症例の治療状況を検討した.有効性評価は,治療開始8週後,6...

第55回日本消化器病学会大会大腸(潰瘍性大腸炎1)

当院における高齢発症潰瘍性大腸炎の治療成績と問題点
梅村 賢(みやぎ県南中核病院・消化器科)
【背景】全体的な患者高齢化に伴い高齢発症潰瘍性大腸炎患者数も増加傾向であるが,高齢発症潰瘍性大腸炎の治療成績や問題点を検討した報告は少ない.【目的】高齢発症潰瘍性大腸炎の治療成績と問題点を明らかにすること.【対象】当院で治療中の潰瘍性大腸炎患者のうち発症年齢が65才以上であった6例(男性4例,女性2例,平均発症年齢74.3(66-82)才,平均観察期間38.0(4-70)カ月).【方法】対象の臨床...

第55回日本消化器病学会大会大腸(潰瘍性大腸炎1)

潰瘍性大腸炎に対する血球成分除去療法治療効果予測因子としての温感の意義とメカニズムについての検討
飯塚 政弘(秋田赤十字病院附属あきた健康管理センター, 秋田赤十字病院・消化器内科)
【目的】潰瘍性大腸炎(UC) 難治例に対して血球成分除去療法(CAP)が広く行われ,その有用性が評価されていている.われわれは,以前よりCAP治療効果予測因子としてCAP施行時の“温感”の有用性を報告してきた.今回症例を追加するとともに“温感”の生じるメカニズムについて,特に皮膚血流量の指標となる皮膚灌流圧に注目して解析を行った.【方法】2002年6月ー2012年12月,42例のUC難治例(男21...

第55回日本消化器病学会大会大腸(潰瘍性大腸炎1)