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検索結果は6件です。
- 骨髄異形成症候群(MDS)に伴う成人発症の骨髄性プロトポルフィリン症(EPP)による急性肝不全の1例
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鈴木 聡(江別市立病院)
症例は80代男性.2008年よりMDSで血液内科通院中.2009年から光線過敏症を自覚していた.2012年8月より食欲不振が見られ,同25日嘔吐を主訴に救急外来を受診した.黄疸と胆汁うっ滞型肝障害を認め,閉塞性黄疸の疑いで入院したが,各種画像検査では胆道閉塞は否定的であった.AST,ALTは漸減したが黄疸は増悪し,PT延長,腹水貯留など肝不全症状を呈するようになった.ウイルス性,自己免疫性,薬剤性...
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肝臓(その他1)
- 輸入感染症として経験した,活動期日本住血吸虫症
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宮本 洋輔(岡山労災病院・消化器内科)
【背景】日本住血吸虫症(以下,日虫症)は日本では1978年を最後に急性期の感染者は認めず,撲滅された疾患となっている.一方,東南アジアや中国では現在も本症の流行を認め,これらの地域への渡航者や流行住民の入国により,輸入感染症として診断される可能性がある. 【症例】東南アジア圏の20歳代女性 【主訴】左背部痛,発熱 【現病歴】2012年9月発熱と左背部痛を主訴に受診した.血液検査と...
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肝臓(その他1)
- 肝硬変患者へのEPA添加栄養食品(プロシュア)投与とLate Evening Snack(LES)としてのBCAA 添加栄養食品(アミノガレット,へパスII)投与の検討
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本合 泰(市立枚方市民病院)
【目的】プロシュアの肝細胞癌での報告はほとんどない.今回我々は,肝硬変患者におけるプロシュアの肝機能への影響,脂肪酸の変化,炎症抑制,栄養状態を観察する.また,LESにBCAA 添加栄養食品(アミノガレット,へパスII)を投与し,その効果を検討する.【方法】試験参加に同意したChild-Pugh AまたはBの肝硬変患者4例を対象とした.プロシュアを1日1パックをLESとして飲用,14日の時点でヘパ...
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肝臓(その他1)
- 肝嚢胞に対する経皮的塩酸ミノサイクリン注入療法の治療成績
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吉田 はるか(国立仙台医療センター・消化器内科)
【目的】肝嚢胞は臨床的に問題となることは少ないが,嚢胞の巨大化による腹部症状や増大傾向,肝機能障害などをきたした際には治療対象となる.今回われわれは,肝嚢胞に対する経皮的塩酸ミノサイクリン(以下,MINO)注入療法施行例の安全性と有効性を明らかにすることを目的とした.【方法】2004年1月から2012年12月にMINO注入療法を行った22例のうち,3カ月以上の経過観察が可能であった10例を対象とし...
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肝臓(その他1)
- 開発途上国一時的滞在者の肝炎ウイルス感染の危険性
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松平 浩(東京慈恵会医大附属病院・消化器・肝臓内科)
【目的】厚生労働省では開発途上国への渡航に際し,世界を15地域に分け,7種類のウイルスとそのワクチン接種の必要性を掲示している.HAVに関しては,40歳以下で長期滞在する人を中心に,またHBVに関しても血液に接触する可能性のある人を中心にワクチン接種が勧められている.今回我々は途上国への一時的滞在者を対象とし,出国前と帰国後の各肝炎ウイルス抗体の変動を検討し,各肝炎ウイルス感染の危険性を検討した....
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肝臓(その他1)
- 当院で経験した肝膿瘍の臨床的検討
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喜田 裕一(国立名古屋医療センター・消化器科)
【目的】画像診断による肝膿瘍の診断は比較的容易であるが,原因菌や背景因子,感染経路は様々で病態に応じた治療が必要である.そこで今回,当院で経験した肝膿瘍28例について比較検討した.【方法】対象は過去6年間に当科で経験した肝膿瘍28例である.内訳は細菌性9例(平均年齢67歳,男性6例,女性3例),アメーバ性16例(平均年齢49歳,男性13例,女性3例),不明3例(48歳男性,55歳男性,85歳男性)...
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肝臓(その他1)
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