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検索結果は6件です。

インターフェロン療法によるSVR後のC型肝炎ウイルス関連肝細胞癌における臨床的特徴と予後の検討:メタボリック症候群の関連について
宮武 宏和(広島市民病院・内科)
【背景・目的】HCC発症前インターフェロン(IFN)療法はC型肝炎ウイルス関連肝細胞癌(C型HCC)に対する根治療法後の肝内再発を抑制し予後の改善に寄与することが知られている.我々は発癌前IFN療法でのSVRはHCV関連HCC患者の独立予後因子及び第2回再発の抑制因子であることを過去に報告しているが(Dig Dis Sci. 2012),発癌前IFN療法でSVRとなったC型HCC患者の発癌・予後に...

第55回日本消化器病学会大会肝臓(腫瘍7)

当院における高度脈管侵襲を有する肝細胞癌に対する放射線治療の現状
上ノ山 直人(大手前病院・消化器内科)
【目的】肝細胞癌に対する治療には,外科治療(切除および移植)・局所療法・肝動脈カテーテル治療・分子標的薬が選択肢となる.しかし,実臨床においては様々な理由から放射線療法が選択されることがあるが,現在のアルゴリズムにおいてその適応については記載されていない.今回,当院における高度脈管侵襲を有する肝細胞癌に対する放射線治療の現状について検討したため報告する.【対象・方法】2008年5月~2013年3月...

第55回日本消化器病学会大会肝臓(腫瘍7)

血清endocan,VEGFによる肝癌の予後予測―血清AFP,AFP L3分画,DCPとの比較
利國 信行(金沢医大・消化器内科)
【目的】肝癌(HCC)の診療において,癌の進行度,肝予備能が同等であっても,予後に差があることをしばしば経験する.予後予測の簡便な指標の確立は極めて重要な課題と考えられる.我々は腫瘍血管新生にあずかるendocan,VEGFに着目して予後との関連を調べ,従来の腫瘍マーカーと比較した.【方法】(1)正常肝(8例),慢性肝疾患(7例),初発HCC(65例)の血清endocan,VEGF値.値は中央値で...

第55回日本消化器病学会大会肝臓(腫瘍7)

当院における大腸癌肝転移の治療ストラテジー
南 康範(近畿大・消化器内科)
【背景】肝転移に対する根治的治療は外科切除であるが,切除可能な症例は肝転移の20%程度とされる.ラジオ波焼灼術(RFA)は低侵襲で一定範囲の壊死を誘導できることから,当施設では切除不能症例について肝切除+RFAや経皮的RFAを化学療法とともに組み合わせて集学的治療に取り組んでいる.【目的】当院における大腸癌肝転移の治療ストラテジーによる治療成績をretrospectiveに検討する.【対象・方法】...

第55回日本消化器病学会大会肝臓(腫瘍7)

術前化学療法により治癒切除が可能となった高度肝転移を伴う進行大腸癌の5症例
廣橋 研志郎(北野病院・消化器センター消化器内科)
【目的】近年の大腸癌に対する化学療法の進歩には著しいものがあるものの,根治には外科切除は欠かせない.今回,術前の化学療法により治癒切除が可能となった高度進行大腸癌の5例を経験したので報告する.【方法】2007年4月から2013年3月までに当科においてstageIV大腸癌と診断し化学療法を施行した53症例のうち,術前化学療法により治癒切除が可能となった高度肝転移を伴う5症例について臨床的特徴と,その...

第55回日本消化器病学会大会肝臓(腫瘍7)

肝平滑筋肉腫の一例
伊藤 聡子(島根県立中央病院・消化器科)
肝原発の間葉系腫瘍は肝腫瘍全体の1-2%である.肝平滑筋肉腫の報告は他臓器からの転移性腫瘍がほとんどで,肝原発の平滑筋肉腫の報告は50例未満で非常にまれと考えられる.今回我々は肝原発の平滑筋肉腫の一例を経験したので報告する.症例は60歳代女性.2週間前から続く上腹部のつかえ感を主訴に当科を受診した.受診時の腹部超音波検査にて肝S4を中心に67×30mm大の石灰化,嚢胞成分を含む境界明瞭な腫瘤性病変...

第55回日本消化器病学会大会肝臓(腫瘍7)