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検索結果は6件です。
- カリウムイオン競合型アシッドブロッカー(P-CAB: Potassium-Competitive Acid Blocker) “RQ-00000004”の胃酸分泌抑制作用と空腹期胃運動に与える影響
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財 裕明(東邦大・総合診療・救急医学)
【目的】消化器疾患の病態生理には胃酸が深く関わっており,より早く安定的に効果する胃酸分泌抑制薬へのニーズは高い.今回我々は新規P-CAB化合物であるRQ-00000004(以下RQ-4)の胃酸分泌抑制作用と空腹期胃運動に与える影響を検討した.【方法】意識下雄性ビーグル犬を使用.実験1)胃瘻よりpH電極を胃腔内に留置し胃内pHを測定.実験2)胃体部,胃前庭部,十二指腸および結腸漿膜面の輪状筋方向にフ...
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胃・十二指腸(基礎)
- NSAID 起因性消化管粘膜傷害における Reg ファミリー遺伝子発現
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C. Sun(兵庫医大・内科(上部消化管科))
【背景・目的】 Regenerating gene (Reg) ファミリー遺伝子は4つのタイプに分類され,それぞれ消化管粘膜の再生に増殖因子として役割を果すことが示唆されている.しかしながら,同様な機能を有するファミリー遺伝子がどのように役割を調節しながら消化管粘膜の再生に関与するか明らかでない.そこで本研究では,NSAID 起因性の消化管炎症における Reg
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胃・十二指腸(基礎)
- GROα を介した IL-22 の胃癌細胞浸潤促進作用
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福井 広一(兵庫医大・内科(上部消化管科))
【背景・目的】 インターロイキン 22 (IL-22) は 従来のTh1 と Th2 どちらにも分類されないサイトカインであり,その受容体が消化管粘膜上皮細胞に発現するが,消化管癌における役割は明らかでない.我々はこれまで,IL-22 が胃癌細胞の浸潤能を促進することを報告し,IL-22 刺激によって癌細胞で発現増強する浸潤促進候補遺伝子をマイクロアレイでスクリーニングした結果 GROα (gro...
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胃・十二指腸(基礎)
- 増殖因子からみた胃ESD後潰瘍治療におけるPPIとポラプレジンクの併用効果
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吉田 憲正(京都第一赤十字病院・消化器センター)
【背景と目的】通常の消化性潰瘍と同様に胃ESD後潰瘍の治療にも,PPIを中心とした酸分泌抑制剤が使用されることが多い.近年,PPIに各種の粘膜防御剤を併用することにより,ESD後潰瘍治癒の促進および良質な潰瘍瘢痕(肉芽性隆起の抑制など)がえられることが報告されている.潰瘍治癒には,酸分泌抑制や粘液・血流の増加のみならず,各種増殖因子の動態も重要である.今回,抗炎症効果および細胞増殖効果を有するポラ...
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胃・十二指腸(基礎)
- 慢性胃炎におけるmiRNA発現変動:H.pylori感染および胃部位別miRNAの検討
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松島 加代子(長崎大・消化器内科)
【目的】microRNA(miRNA)は,組織特異的な発現パターンを示し,その発現異常は様々な疾患の発症や病勢に関与しうる.H.pylori(HP)感染における胃粘膜でのmiRNA発現変動を検討することは胃発癌メカニズムを知る上でも重要と思われ,今回の検討に至った. 【方法】研究1:HP 陽性・陰性者別に前庭部胃粘膜から生検,抽出したRNAを用い, マイクロアレイにて網羅的に発現解析を行った...
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胃・十二指腸(基礎)
- スンクス(Suncus murinus)胃酸分泌調節におけるモチリンとグレリンの作用
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坂田 一郎(埼玉大大学院・理工学研究科)
【目的】ペプチドファミリーであるモチリンとグレリンは空腹期消化管運動を刺激するホルモンである.本研究では,両ホルモンを産生する小型実験動物である食虫目スンクス(Suncus murinus)を用いて,モチリンとグレリンの胃酸分泌刺激作用を検討した.【方法】麻酔下のスンクス胃内へカテーテルの挿入後,カテーテルから生理食塩水を一定速度で胃内へ灌流し,幽門側のカテーテルから体外へ排出させた...
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胃・十二指腸(基礎)
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