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検索結果は6件です。

胃粘膜下腫瘍に対する内視鏡と腹腔鏡手術による低侵襲治療
並川 努(高知大学 医学部 外科学講座 外科1)
【目的】胃粘膜下腫瘍に対する腹腔鏡下胃局所切除は手技も確立されつつあるが、胃内に発育の主座がある場合に過剰な胃壁切除を伴うこともある。Laparoscopic and Endoscopic Cooperative Surgery (LECS)は腹腔鏡と内視鏡の合同で胃局所切除を行う術式であり、特に管腔内発育型胃粘膜下腫瘍に対しては有用であると思われる。胃粘膜下腫瘍に対する低侵襲治療について検討する...

第099回四国支部例会

当院における小腸内視鏡検査の現状
松岡 正記(土佐市立土佐市民病院 消化器内科)
【目的】当院では、比較的早期からバルーン式小腸内視鏡を導入し、出血症例を中心に積極的に小腸疾患の診療を行っている。今回、症例が蓄積されてきたので、その現状を報告したい。【方法】検査機器は、初期はフジノン社製ダブルバルーン小腸内視鏡システム、2008年1月からはオリンパス社製シングルバルーンシステムを使用した。【成績】検査件数は、2005年11月から2013年3月まで、48例(男性27、女性21)の...

第099回四国支部例会

HER2陽性切除不能進行胃癌に対するDocetaxel+Cisplatin+S-1+Trastuzumab(DCS-T)療法の安全性及び有効性の検討
藤野 泰輝(徳島大学病院 消化器内科)
【背景】新規抗癌剤の開発により進行胃癌の治療成績は改善しているが、切除不能進行胃癌の治療成績は未だ満足するべきものではない。我々はこれまで、切除不能進行胃癌を対象にDocetaxel+Cisplatin+S-1(DCS)療法の第I相及びII相試験を行い、高い有効性を示すことを報告した(Cancer Chemo Pharmacol, 2010)。また、切除可能な進行胃癌(stageIII)を対象にD...

第099回四国支部例会

腹腔鏡下横行結腸癌手術におけるVolume Rendering Simulationによる安全・確実なリンパ節郭清の工夫
近清 素也(徳島大学 消化器・移植外科)
[はじめに]術前シミュレーションを術者が自ら容易に行えるPACSにおける3D画像データ配信システムを利用したVolume Rendering Simulationによる血流を意識した腹腔鏡下結腸癌手術を行ってきたので、その成績と我々が行っている手技を示す。[対象・方法]中結腸静脈領域の腹腔鏡下大腸癌手術を施行した36例を対象とした。 MDCTからVolume Rendering画像を作成し、中結腸...

第099回四国支部例会

局所進行下部直腸癌に対する術前化学放射線療法併用内肛門括約筋切除術(ISR)の成績
東島 潤(徳島大学消化器・移植外科)
【目的】近年、Intersphincteric resection(ISR)を主とした肛門温存手術が実施されるようになった。また海外では下部直腸癌に術前化学放射線療法(CRT)が施行されているが、日本でのエビデンスは少ない。今回、我々は局所進行下部直腸癌に対する術前CRT併用ISR後の根治性と排便機能について検討し、新しい知見を得たので報告する。【CRTの適応】局在部位にRbを含む深達度がT2以深...

第099回四国支部例会

Hybrid EFTRの臨床経験とpure EFTRの実現性:新たな軟性内視鏡手術のKagawa NOTES projectでの開発
森  宏仁(香川大学)
【目的】胃局所切除は腹腔鏡下胃局所切除、LECS、hybrid NOTESなどがあり術式の違いを臨床導入した胃GISTについて比較検討する。開発としてpure EFTRを安全に施行するための信頼性のある全層縫合器とカウンタートラクション器を用いた無送気EFTRを検討する。【方法】2009年から2012年までにhybrid NOTESを施行した胃GIST患者17例を解析・検討した。研究開発ではブタ切...

第099回四国支部例会