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検索結果は6件です。

C型慢性肝疾患症例におけるインターフェロン治療によるSVR後肝発癌症例についての検討
三馬 聡(長崎大学病院 消化器内科)
【目的】近年、C型慢性肝疾患(HCV)に対する治療の進歩によりインターフェロン治療によるウイルス学的著効(SVR)率が上昇し、HCV関連肝癌が抑制されている。しかし、SVR後に肝発癌症する症例が散見されSVR後も腹部画像検査による経過観察が必要である。本研究では、インターフェロン治療によるSVR後肝発癌症例の特徴について検討を行った。【対象】1979年より2011年までの期間、当科においてC型慢性...

第101回九州支部例会

ペグインターフェロン+リバビリン+テラプレビル3剤併用療法の治療効果、安全性に関する検討
本田 浩一(大分大学医学部消化器内科)
(目的)テラプレビル(TVR)併用療法が保険適用後1年以上経過し、治療効果や安全性に関する情報も集積されつつある。60歳以上の高齢者に使用されることも多く、安全性を保ちながら治療を行う必要がある。今回、我々は当科および大分医療センターで治療を行なった34例を対象とし、治療効果、安全性などについて検討を行なった。(方法)2012年1月より3剤併用療法を導入した34症例を対象とした。男性15名、女性1...

第101回九州支部例会

当科におけるPEG-IFN/Ribavirin/Telaprevir 3剤併用療法の現況
大重 彰彦(鹿児島大学大学院 消化器疾患・生活習慣病学)
【背景・目的】1型高ウイルス量のC型慢性肝炎に対する3剤併用療法が承認され、その有効性は明らかになりつつある。今回我々は、当科における3剤併用療法の現況について検討した。【対象・方法】当科において、HCV genotype 1、高ウイルス量(HCV-RNA>5logIU/ml)の症例に対して3剤併用療法を導入した42例を対象とし、下記の項目について検討した。1)臨床背景、2)HCV消失率(前治療効...

第101回九州支部例会

B型慢性肝炎に対するPEG-IFNα2a投与症例の検討
宮島 一郎(久留米大学消化器内科)
【目的】B型慢性肝炎に対し、PEG-IFNα2aを投与した症例の治療効果について検討を行った。【方法】対象はPEG-IFNα2a を投与開始後、6ヶ月以上の経過観察が可能であったB型慢性肝炎患者9例(男性6例、女性3例)で、治療開始時の平均年齢は31.9歳であった。Genotypeの測定は6例に行い、全例Cであった。治療開始時の平均ALT値132.1 IU/L、HBeAg陽性 8例、HBeAb陽性...

第101回九州支部例会

当院におけるテラプレビル併用PegIFN+RBV療法の治療成績
永田 賢治(宮崎大学医学部附属病院肝疾患センター)
【目的】C型慢性肝炎1型高ウイルス量症例に対する、テラプレビル(TVR)併用PegIFN+RBV療法(3剤併用療法)の有用性について検討した。【方法】対象は2012年2月から12月までに当科にて3剤併用療法を導入し、12週以上経過のおえた28例。HCV-RNA量の推移、副作用について検討した。【成績】1)患者背景:年齢中央値61歳、男/女=13/15例、初回/再治療=10/18例、再燃/無効/不明...

第101回九州支部例会

PEG-IFN+RBVの2剤治療で治癒可能な症例の選別とBCAAの併用効果について
岩根 紳治(佐賀大学)
【背景】難治性C型慢性肝炎(rCHC)に対してはDAA治療が主流であるが、強い副作用が懸念されるため、従来のPEG-IFN+RBVでの2剤治療において治癒可能な症例の選別は重要である。インスリン抵抗性(IR)はIFN抵抗性の因子であり、2剤で治癒が可能な治療選択の要因となりうるかを検討した。またIR改善作用やIFNシグナル増強効果を有するとされるBCAAを併用し2剤治療の抗ウイルス効果に与える影響...

第101回九州支部例会