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検索結果は6件です。

多発性結節性動脈炎による急性胆嚢炎と細菌性胆管炎が合併した1例
木村 恵梨(岸和田徳洲会病院・消化器内科)
【目的】多発性結節性血管炎による胆嚢炎とそれに合併した細菌性胆管炎を経験したため発表する.【症例】68歳男性.近医で糖尿病と高血圧症で通院中.他アレルギー疾患なし.受診4日前から発熱と右季肋部痛を認め急性胆嚢炎の疑いで当院へ紹介された.肝胆道系酵素とアミラーゼの上昇,炎症反応の高値,画像所見で胆嚢の腫大と周囲脂肪織濃度の上昇を認めた.明らかな胆石は指摘できなかったが,臨床所見と検査結果から胆砂によ...

第55回日本消化器病学会大会急性胆嚢炎

胆石,総胆管結石を有する胆嚢・胆管炎に対するENBD,ENGBD併行留置の検討
成瀬 宏仁(市立函館病院・消化器病センター消化器内科)
【目的】胆石と総胆管結石を有する胆嚢炎,胆管炎症例に対する,ENBDとENGBD併行留置の有用性を検討する.【対象】2007.1月~2012.9月に当科で経験した胆石,総胆管結石症例のうち,A群ENBD単独留置群44例,B群ENBD+ENGBD併行留置群41例.【方法】ERCP下胆管造影施行し,胆嚢管,胆嚢が容易に造影された場合,7.2F ENBD単独留置を施行し,胆嚢管,胆嚢が造影不良であった場...

第55回日本消化器病学会大会急性胆嚢炎

急性胆嚢炎に対する経乳頭的ドレナージ-多施設共同調査
松原 三郎(東京警察病院・消化器科)
【目的】急性胆嚢炎に対するドレナージのアプローチルートには,経皮的と内視鏡的があり,後者には,経乳頭的と経消化管的(EUSガイド下)がある.経乳頭的アプローチの欠点としてERCP後膵炎があるが,胆管炎合併例や出血傾向のある症例などでは有用である.瘻孔形成を待たずにチューブが抜去できるという利点もあり,今回,抜去も含めた経乳頭的胆嚢ドレナージの有用性を,多施設共同でretrospectiveに調査し...

第55回日本消化器病学会大会急性胆嚢炎

ランブル鞭毛虫が検出された急性胆嚢炎・胆管炎の1例
伊原 諒(福岡大筑紫病院・消化器内科)
症例は70代男性.右季肋部痛があり近医を受診し,急性胆嚢炎が疑われ当科に紹介となった.Murphy徴候が陽性で,炎症所見(WBC:13600 /μl,CRP:12.06 mg/dl)があり,US・CTで胆嚢腫大,壁肥厚があり急性胆嚢炎と診断し,PTGBDを施行した.穿刺液は,エンドトキシン: >2000 pg/ml,細菌培養ではKlebsiella oxytocaが検出されたが,ランブル鞭毛虫は検...

第55回日本消化器病学会大会急性胆嚢炎

内視鏡的経乳頭的胆嚢ドレナージ術の長期予後
下山 雄丞(岩手県立胆沢病院・消化器科)
【目的】急性胆嚢炎においては迅速に手術や胆嚢ドレナージの適応を検討するよう,ガイドライン上推奨されている.ドレナージ法には簡便である経皮的手技が用いられる事が多いが,抗凝固薬内服・腹水貯留などにより施行不能な場合もあり,また近年の高齢化社会においては基礎疾患などにより外科手術困難例であることも少なくない.このような症例において,内視鏡的経乳頭的胆嚢ドレナージ術(ETGBD)の有用性が以前より報告さ...

第55回日本消化器病学会大会急性胆嚢炎

手術困難な胆嚢炎患者に対する経乳頭的胆嚢ステントの長期留置は安全,有用である
志村 謙次(国保旭中央病院・消化器内科)
【目的】胆嚢結石による急性胆嚢炎に対しては胆摘術が第一選択であるが,切除困難な場合には経皮経肝胆嚢ドレナージ術(PTGBD)や経乳頭的胆嚢ドレナージ術(ENGBD)が施行される.結石嵌頓による胆嚢管閉塞が解除されない場合には,胆嚢炎の再燃予防のためにPTGBDの長期留置あるいは経乳頭的胆嚢ステントの留置を要する.今回我々は,経乳頭的胆嚢ステントを長期留置した場合の予後を検討した.【方法】過去3年間...

第55回日本消化器病学会大会急性胆嚢炎