セッション

検索結果は6件です。

我々の施設で経験した十二指腸乳頭部癌の臨床的特徴
野本 朋宏(昭和大・消化器内科)
【目的】我々の施設で経験した十二指腸乳頭部癌の臨床的特徴を明らかにすることを目的とした.【対象】2007年1月1日から2011年2月28日の期間、我々の施設で十二指腸乳頭部癌と診断された患者15例の臨床的特徴や画像所見について検討した。【結果】平均年齢74歳、男女比は6:9であった。来院時、有症状9例、無症状6例であり、症状は、腹痛が最も多かった。有症状例のうち5例はStage III以上であり、...

第53回日本消化器病学会大会十二指腸1

当院における原発性十二指腸腫瘍59例の検討
鈴木 孝雄(自治医大附属病院・消化器・肝臓内科)
【背景】原発性十二指腸癌は稀な疾患で、進行して発見される場合が多く予後は一般的に不良である。近年、上部消化管内視鏡検査で十二指腸下行部まで観察することが一般的になり、当院における十二指腸腫瘍症例も増加傾向である。【方法】2005年1月から6年間に当院で内視鏡的治療あるいは外科的治療を行った原発性十二指腸癌24例および十二指腸腺腫35例(乳頭部癌およびポリポーシス症例を除く)計59例(56人)につい...

第53回日本消化器病学会大会十二指腸1

当院における原発性十二指腸癌の臨床病理学的検討
碇 修二(北海道消化器科病院・内科)
【はじめに】 原発性十二指腸癌は消化管癌の中では稀であり,その臨床的特徴は十分に解明されておらず取り扱い規約も確立されていない.今回,当院における原発性十二指腸癌症例について検討を行ったので報告する.【対象】当院で経験した原発性十二指腸癌16例(内視鏡治療例を除く)【結果】患者背景は男性11例,女性5例で,平均年齢は65.1歳(46~83歳)であった.発見契機は,嘔吐3例,出血3例,背部痛2例,腹...

第53回日本消化器病学会大会十二指腸1

内視鏡的粘膜切除術を施行した十二指腸球部原発胃型乳頭腺癌の1例
丸岡 大介(千葉大大学院・腫瘍内科学)
【はじめに】近年になり免疫組織学の進歩により,消化管粘膜に特異的な特殊染色を用いての,粘液形質の発現の検査が行われる様になってきた.しかし未だに十二指腸原発の胃型腫瘍の報告はまれである.今回我々は,十二指腸球部原発の胃型乳頭腺癌の1例を経験したため報告する.
【症例】80歳代,女性.既往として他医にて30歳代に上行結腸癌に対しての右半結腸切除術,大腸ポリープに対しての内視鏡的粘膜切除術(EM...

第53回日本消化器病学会大会十二指腸1

十二指腸乳頭部神経内分泌細胞癌の1例
草野 昌男(いわき市立総合磐城共立病院・消化器科)
【症例】80歳、男性【現病歴】11月29日より悪寒、38度台の発熱があり休日夜間診療所を受診したところ、胆嚢炎の疑いで当院の救急外来に紹介された。血液検査で肝胆道系酵素の上昇、CTで胆嚢腫大、総胆管拡張を認めたため、精査加療目的で入院となった。【入院時身体所見】体温39.1度、血圧118/78mmHg、脈拍114/分、眼球結膜に黄染あり、腹部では右季肋部に圧痛を認めた。【入院時検査所見】T-Bil...

第53回日本消化器病学会大会十二指腸1

十二指腸原発が疑われた異所性膵癌の一例
高橋 啓(市立豊中病院・内科)
症例は64歳男性。主訴は吃逆・嘔吐。既往歴:胃潰瘍平成22年9月頃から膨満感・嘔気を認め、近医にて上部内視鏡検査を施行。多量の胃内容物と幽門狭窄を認め当院紹介受診となった。精査目的に上部内視鏡検査を行ったところ、幽門前庭部は全周性に浮腫状で十二指腸球部まで狭窄しており、経鼻内視鏡でかろうじて通過可能であった。十二指腸球部後壁に約半周性の潰瘍性病変と不整な顆粒状粘膜を認めた。同部位からの生検はwel...

第53回日本消化器病学会大会十二指腸1