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検索結果は6件です。

当院におけるクローン病に対するInfliximab二次無効症例の現状
永井 健太(広島大・消化器・代謝内科)
【目的】Infliximab(IFX)療法はクローン病(CD)の標準的寛解維持療法となりつつあるが、二次無効症例への治療指針は定まっていないのが現状である。今回、我々はIFX療法における二次無効症例の背景を検討し、また二次無効症例に対してIFX倍量投与を行った群とAdalimumab(ADA)に切替えた群との短期治療成績について後ろ向きに検討した。【対象と方法】2003年2月から2012年1月まで...

第54回日本消化器病学会大会大腸(クローン病)1

抗TNFα抗体治療によるクローン病術後再発抑制効果
江崎 幹宏(九州大・病態機能内科)
[背景と目的]クローン病(CD)の術後インフリキシマブ維持投与例では術後1年の粘膜治癒率が高かったことから、抗TNFα抗体治療が有効な術後治療となり得る可能性が示唆されている。しかし、抗TNFα抗体維持投与が術後長期の再発抑制効果を有するか否かは明らかとなっていない。今回、我々は抗TNFα抗体治療の長期術後再発抑制効果を検討した。[対象と方法]2004年1月以降に術中内視鏡併用下に手術が施行された...

第54回日本消化器病学会大会大腸(クローン病)1

クローン病インフリキマブ効果減弱例に対するGMA併用療法の有効性―血中サイトカイン変化の検討も含めて
加藤 真吾(埼玉医大総合医療センター・消化器・肝臓内科)
【目的】インフリキマブ(IFX)効果減弱症例に対し、Granulocyte/monocyte adsorptive apheresis (GMA)療法を併用したCD症例について、血中の炎症抑制性サイトカインであるTGFβ1の変動も含め検討した。【方法】IFX 1回量5mg/kgにてCDAI≧220の中等症以上の6例に対し、IFX投与4週目より、GMA療法を週1回4週間併用した。効果判定にWeek ...

第54回日本消化器病学会大会大腸(クローン病)1

クローン病のInfliximab効果減弱例に対する倍量投与~当科における治療成績~
遠藤 克哉(東北大病院・消化器内科)
【背景】Infliximab(IFX)はクローン病(CD)に対し高い寛解導入・維持効果を発揮するが、効果減弱例や二次無効例の存在が問題となる。効果減弱例に対しては、1回投与量の増量(通常の5mg/kgから10mg/kgへの増量:以下倍量投与)が2011年8月より保険適応となった。今回、当科におけるCDに対するIFX倍量投与の短期的治療成績を解析した。【対象】2011年8月~2012年3月までの間、...

第54回日本消化器病学会大会大腸(クローン病)1

インフリキシマブ投与後3年以上観察できたクローン病症例における治療効果の検討
佐藤 剛司(山形大・消化器内科)
【背景】クローン病(以下CD)治療に、インフリキシマブ(以下IFX)が導入され、長期使用例も増加してきている。良好に病勢コントロールができている症例もある一方で、効果が減弱する二次無効例も存在し課題となっている。【目的】当院でIFX投与後3年以上観察できたCD病症例でIFXの効果について検討した。【方法】平成23年12月31日の時点で、当院でIFX投与後3年以上観察しえたCD症例17例について、レ...

第54回日本消化器病学会大会大腸(クローン病)1

クローン病治療におけるインフリキシマブ血中濃度とCRPの関係
吉松 安嗣(東邦大医療センター佐倉病院・内科)
(目的)インフリキシマブ(IFX)維持療法中2次無効に陥ったクローン病患者のIFX血中濃度測定とその効果判定につき検討する。(方法)当院におけるクローン病IFX継続治療中2次無効患者で期間短縮と倍量投与を同時に施行した場合でIFX血中濃度を測定できた24例(平均年齢32.5歳、男性:女性=15:9)につき、その臨床的背景、Crohn’s disease activity index(CDAI)、C...

第54回日本消化器病学会大会大腸(クローン病)1