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検索結果は6件です。

外来潰瘍性大腸炎患者の自由意思による治療選択の妥当性~タクロリムスvsインフリキシマブ~
佐塚 小百合(千葉大・消化器内科)
【目的】中等症潰瘍性大腸炎(UC)の寛解導入療法として、当院では、禁忌がない限り患者にタクロリムス(FK506)またはインフリキシマブ(IFX)のいずれかの治療法を選択して頂くというスタンスをとっているが、この妥当性を裏付けるデータはない。そこで、中等度UC症例に対する、患者の自由意思による治療選択の妥当性についてretrospectiveに検討した。【方法】2010年6月から2012年1月までに...

第54回日本消化器病学会大会大腸(潰瘍性大腸炎)6

当院における潰瘍性大腸炎に対するinflximabおよびtacrolimusによる治療成績の比較検討
木村 佳代子(慶應義塾大・消化器内科)
【目的】潰瘍性大腸炎の難治症例に対してinfliximab (IFX)とtacrolimus (Tac)による治療が、近年相次いで保険適用になった。しかし、IFXとTacの使い分けについては、まだ一定のコンセンサスは得られていない。そこで、今回の検討では、(1) retrospectiveにIFXとTacの治療成績を比較すること、(2) IFXとtacの移行例における治療成績を検討すること、によっ...

第54回日本消化器病学会大会大腸(潰瘍性大腸炎)6

Tacrolimus・顆粒球単球吸着(GMA)併用療法による中等症・重症潰瘍性大腸炎症例への寛解導入の試み -当院での検討-
溝下 勤(名古屋市立大大学院・消化器・代謝内科学)
【目的】中等症・重症潰瘍性大腸炎に対する治療は、新規治療薬(Tacrolimus、Infliximab)の登場により新たな時代を迎えた。また白血球系細胞除去療法(LRT)も強化療法が保健適応となり重要な選択肢の一つとなっている。今回我々は、ステロイド抵抗性・依存性の中等症・重症潰瘍性大腸炎患者に対してTacrolimus・顆粒球単球吸着(GMA)併用療法を行い臨床的(寛解率、ステロイド離脱の有無な...

第54回日本消化器病学会大会大腸(潰瘍性大腸炎)6

難治性潰瘍性大腸炎におけるInfliximab効果減弱例に対して顆粒球除去療法(GCAP)併用例の検討
田中 友隆(県立安芸津病院・消化器内科)
【目的】Infliximab(以下IFX)はクローン病(以下CD)に続いて、2010年から難治性潰瘍性大腸炎(以下UC)の寛解導入療法として新たにに認可された。しかしCDと同様にUCにおいてもIFX効果減弱例が存在しており問題となっている。今回われわれはIFX効果減弱例に対して顆粒球除去療法(以下GCAP)を併用することによって寛解維持可能になった難治性UC2例を経験したので報告する。【症例1】6...

第54回日本消化器病学会大会大腸(潰瘍性大腸炎)6

長期経過中に顆粒球除去療法(GCAP)を複数回施行した潰瘍性大腸炎に関する検討
田中 友隆(県立安芸津病院・消化器内科)
【目的】潰瘍性大腸炎(以下UC)に対して顆粒球除去療法(以下GCAP)はステロイドやinfliximabと比較して副作用が少ないことは周知のとおりである。しかしGCAP後の再燃例も多く、治療後の長期経過は報告が少ない。今回われわれはGCAP後5年以上の長期経過観察が可能であったUC例のうち長期経過中にGCAPを複数回施行した症例について検討した。【対象】2003年7月から2011年1月までにGCA...

第54回日本消化器病学会大会大腸(潰瘍性大腸炎)6

週2回の顆粒球吸着療法(intensive GMA)が著効する潰瘍性大腸炎の背景因子に関する検討
一色 裕之(市立室蘭総合病院・消化器内科)
【背景・目的】潰瘍性大腸炎(UC)に対する週2回の顆粒球除去療法(intensive GMA)は短期間での寛解導入を可能としたが,著効例の臨床的特徴は明らかにされていない.今回我々は,intensive GMAを施行したUCの寛解導入効果に影響する因子について検討した.
【対象と方法】2010年4月から2012年2月の間にintensive GMAが施行されたUC のうち,Clinical ...

第54回日本消化器病学会大会大腸(潰瘍性大腸炎)6