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検索結果は6件です。

小腸原発follicular lymphomaの7例
岡崎 倫子(津山中央病院・消化器・内視鏡センター)
【背景】小腸悪性リンパ腫の組織型は、diffuse large B-cell lymphomaが最も多く、次いで、follicular lymphoma(FL)、MALT lymphomaが多い。FLは原則的に節性のリンパ腫であり、消化管原発のものは稀と考えられてきた。しかし、近年、上部消化管内視鏡検査の際に、十二指腸の観察で偶然発見されるFL症例が増加しつつあるが、消化管原発FLについてまとめた...

第54回日本消化器病学会大会小腸(症例報告)2

血栓溶解療法および血栓吸引療法で保存的に治療し得た上腸間膜動脈閉塞症の1例
大久保 洋平(伊那中央病院・外科)
上腸間膜動脈閉塞症(以下、SMAO)は頻度が比較的稀な疾患であるが、死亡率が高く、早期診断、治療に難渋することが多い。今回我々は経動脈的に血栓溶解療法、血栓吸引療法を施行し、保存的に救命し得たSMAOの1例を経験したので報告する。症例は80歳女性。急性腹症で当院を受診し、腹部造影CT検査で上腸間膜動脈(以下SMA)の末梢側で血管閉塞の所見を認め、SMAOと診断した。発症後2時間と、診断に至るまでの...

第54回日本消化器病学会大会小腸(症例報告)2

陽イオン交換樹脂の単独関与が病理学的に証明された回腸狭窄の一例
伊東 竜哉(札幌医大・1外科)
陽イオン交換樹脂によるカリウム吸着療法は、高カリウム血症の治療として一般に広く行われている。しかし、まれな合併症として腸炎や腸管穿孔が指摘されており、使用中には消化器症状の発現に留意する必要があるが、それらに対する陽イオン交換樹脂の直接関与はいまだ証明されていない。今回我々は、陽イオン交換樹脂であるポリスチレンスルホン酸カルシウムの服用単独により、回腸狭窄を来した症例を経験した。症例は70歳代男性...

第54回日本消化器病学会大会小腸(症例報告)2

術前診断にMDCTが有用であったWinslow孔ヘルニアの1例
朝蔭 直樹(柏厚生総合病院・外科)
内ヘルニアに起因するイレウスの頻度は0.5%~3%と低く、なかでもWinslow孔ヘルニアは内ヘルニアの8%と稀である。今回、我々は術前のMDCTでWinslow孔ヘルニアと診断しえた症例を経験したので報告する。症例は19歳、男性。夕食後急激に右季肋部痛が出現近医を受診、症状増悪のため当院に救急転送された。来院時右季肋部に強い圧痛を認めたが筋性防御はなく、MDCTで著明な胃拡張と肝門部周囲にfre...

第54回日本消化器病学会大会小腸(症例報告)2

特徴的な画像所見を呈した左外鼠径ヘルニア偽還納の一例
盛生 慶(庄原赤十字病院・内科)
症例は74歳の男性。手術歴はなし。平素より左鼠径ヘルニアを認めており、用手還納にて対処されていた。受診前日の朝より左下腹部痛が出現したため近医受診。身体所見上問題なく経過観察の方針となっていた。翌日になっても症状が軽快しないため同院を再受診したところ、腹部X線検査にてイレウスが疑われ当科紹介受診となった。来院時腹部は膨隆しており、下腹部全体の疼痛・圧痛を認めた。血圧高値以外にはバイタルサインに異常...

第54回日本消化器病学会大会小腸(症例報告)2

出血コントロールに難渋した血管肉腫の一例
前屋舖 千明(国立国際医療研究センター・消化器科)
【症例】72歳、男性。職業:建築士。既往歴:高血圧症。
黒色便、出血に伴うふらつき症状を主訴に受診。Hb:3.7 g/dlと著明な貧血を認めたため入院となった。上部内視鏡検査を施行し、胃、十二指腸に複数の鮮やかな発赤調の隆起性病変を認めた。しかし、生検病理像で有意な所見を認めなかった。CTおよびPET-CTでは肝、脾、胸腰椎に複数の腫瘤を認めた。最もサイズの大きかった脾臓の腫瘤から超音波内視...

第54回日本消化器病学会大会小腸(症例報告)2