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寛解期炎症性腸疾患患者における機能性消化管障害に関する多施設共同研究
福庭 暢彦(島根大・2内科)
【背景】近年、寛解期であるにもかかわらず過敏性腸症候群(以下IBS)などの機能性消化管障害(以下FGIDs)様症状を有する炎症性腸疾患(以下IBD)患者の存在が報告されている。しかし国内の寛解期IBD患者におけるFGIDs様症状に関する検討は乏しい。【目的】寛解期のIBD患者における機能性ディスペプシア(以下FD)様症状、IBS様症状の有症状率と患者背景との関連を検討する。【方法】当院附属病院なら...

第53回日本消化器病学会大会潰瘍性大腸炎3

高齢者の難治性潰瘍性大腸炎患者の検討
米沢 麻利亜(東京女子医大病院・消化器病センター消化器内科)
【目的】高齢者の難治性潰瘍性大腸炎患者(UC)は合併症も多く、治療法の選択や手術のタイミングにしばしば難渋する。今回、我々は当院で経験した高齢者難治性UCの適切な治療選択・時期について検討した。【方法】当院において2003年5月から2011年2月の間に、腸炎の増悪にて入院した難治性UC129人(計159回入院)のうち、65歳以上の高齢者10人(計19回入院)を対象とした。症例の内訳は、男性6人、女...

第53回日本消化器病学会大会潰瘍性大腸炎3

当科における高齢発症潰瘍性大腸炎の臨床的検討
松本 吏弘(自治医大さいたま医療センター・消化器科)
【目的】潰瘍性大腸炎(以下UC)の多くは若年で発症するが,近年UC症例は増加傾向にあり,高齢発症例も増加している.今回,我々は高齢発症UCの臨床的特徴および臨床経過について,若年発症例と比較検討を行った.【方法】当科にて経過観察中のUC222症例(男性96例,女性126例,平均年齢35±32歳,平均罹患期間8.4±19.2年)を対象とし,10-29歳の103例を若年者群,50歳以上の43例を高齢者...

第53回日本消化器病学会大会潰瘍性大腸炎3

高齢者潰瘍性大腸炎患者に関する臨床的検討
氏原 正樹(名古屋大・消化器内科)
【背景】潰瘍性大腸炎(UC)は未だ原因不明の疾患でありながら、近年患者数は増加の一途を辿っている。その結果UCは消化器内科の専門医のみならず、一般内科医、外科医にとっても診療の機会が増えてきている疾患である。従来UCは若年者に好発する疾患と考えられてきたが、患者数の増加に伴い高齢者の患者も増加している。臨床経過は若年者と大きな相違はないとされているが、高齢者では併存疾患を有する場合が多く、治療薬の...

第53回日本消化器病学会大会潰瘍性大腸炎3

pH依存型メサラジン放出調節剤(アサコール)の活動期潰瘍性大腸炎における治療効果
唯見 徳馬(社会保険中央総合病院・内科)
【目的】5-ASA製剤は軽症から中等症の潰瘍性大腸炎(UC)治療の第一選択である。アサコールはpH依存型のメサラジン放出調節剤でありメサラジンの大腸送達性に優れている。今回、従来の5-ASA製剤で効果不十分なUC症例におけるアサコールの有効性について検討した。【方法】2009年12月以降当院にてアサコールを導入した活動期UC133例(平均年齢:33.9±12.7歳)を対象としRachmilewit...

第53回日本消化器病学会大会潰瘍性大腸炎3

潰瘍性大腸炎に対するph依存型メサラジンの治療成績
熊谷 奈苗(北野病院・消化器センター消化器内科)
【目的】メサラジンは比較的副作用が少なく、軽症から中等症の潰瘍性大腸炎(UC)に対する内科治療の中心である。今回、新たにph依存型メサラジンを開始したUC症例の治療成績につき検討した。【対象と方法】対象は2009年12月から2011年3月までに当科においてph依存型メサラジン投与を行ったUCの20症例。患者背景は年齢中央値:55歳(25-73歳)、平均観察期間:34週間(5~62週間)、全結腸炎型...

第53回日本消化器病学会大会潰瘍性大腸炎3