セッション

検索結果は6件です。

非代償期肝硬変に対する肝外シャント塞栓術後肝機能の検討
伊藤 大策(和歌山県立医大・2内科)
【目的】肝硬変を背景とする胃静脈瘤や肝性脳症に対し,IVR治療としてバルーン下逆行性経静脈的塞栓術(BRTO)などの肝外シャント塞栓術が施行される.肝外シャント塞栓術が肝機能にどう影響を与えるのか検討した.【方法】2007年8月より2013年1月の間に,胃静脈瘤や肝性脳症に対してBRTOを施行した肝硬変症のうち非代償性肝硬変症20例を対象とした.内訳は胃静脈瘤治療目的8例,肝性脳症治療目的12例....

第55回日本消化器病学会大会肝臓(門脈圧亢進症2)

PSEの新たな治療戦略の確立を目指して
石川 剛(山口大大学院・消化器病態内科学)
【目的】部分的脾動脈塞栓術(PSE)の血小板増加率に最も寄与する因子は脾梗塞容積であることをこれまでに報告してきたが,今回我々は増加率のみならず増加数にも着目してそれらに影響を与える因子について検討する.【方法】2007年9月~2012年10月に当科で施行したPSE58症例(平均年齢65.9歳,男/女=31/27,HBV/HCV/アルコール/その他=4/48/3/3,Child-Pugh分類A/B...

第55回日本消化器病学会大会肝臓(門脈圧亢進症2)

難治性肝性胸水に対するTIPSの治療成績
城所 秀子(日本医大・消化器内科)
【背景】肝性胸水は肝硬変の5%に発生する.繰り返し胸水穿刺を必要とする難治性肝性胸水は患者のQOLを著しく障害しその予後は不良である.【目的】難治性肝性胸水の治療としてのTIPSの有効性を明らかにする.【対象と方法】難治性肝性胸水の定義は,「充分な内科的治療にもかかわらず週1度以上の頻度で治療的胸水穿刺を必要とするもの」とした.対象は2001年から2012年までに難治性肝性胸水を適応としてTIPS...

第55回日本消化器病学会大会肝臓(門脈圧亢進症2)

門脈圧亢進症に対する脾摘の有用性
高村 博之(金沢大・消化器・乳腺・移植再生外科)
当科では,門亢症に対して腹腔鏡下脾摘やHassab手術を積極的に行ってきたので,その有用性について報告する.脾摘は門脈圧の低下や汎血球減少の改善のみならず,肝機能も改善する.肝硬変合併肝癌では血小板低下が有意な予後規定因子とされ,その高度な低下はRFAや肝切除の施行,抗ウイルス療法の継続を困難なものにするので,生命予後の改善のためにも腹腔鏡下脾摘はきわめて有用である.【対象】対象は2007年から2...

第55回日本消化器病学会大会肝臓(門脈圧亢進症2)

バルーン下逆行性経静脈的塞栓術(B-RTO)施行例の予後予測因子の解析
富山 恭行(川崎医大・肝胆膵内科)
【目的】胃静脈瘤(GV)に対してバルーン下逆行性経静脈的塞栓術(B-RTO)が行われることも少なくないが,累積生存率に及ぼす効果については不明の点も多い.そこでB-RTO症例の予後予測因子について検討した.
【方法】対象は2000年から2012年の間に当科でB-RTOを施行した23症例であり,その治療成績,累積生存率ならびに予後予測因子について検討した.
【成績】平均年齢67歳,男女比...

第55回日本消化器病学会大会肝臓(門脈圧亢進症2)

部分的脾動脈塞栓術(PSE)の長期予後
富安 真二朗(熊本地域医療センター・外科)
【背景】IFN療法導入やTACEなどの加療目的にChild-Pugh A/Bである慢性肝炎・肝硬変の血小板低値例に対して部分的脾動脈塞栓術(PSE)や脾摘術を行っている. 【目的】PSE と脾摘の有用性や安全性を比較検討し, PSEの長期予後を明らかにすること.【対象と方法】2013年3月までにPSEを施行した56例(計59回)と腹腔鏡補助下脾摘術を施行した12例を対象. PSE/脾摘前後の血小板...

第55回日本消化器病学会大会肝臓(門脈圧亢進症2)