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PEG-IFNα(もしくはIFN)/RBV併用療法でSVRが得られなかったGenotype2型C型慢性肝炎に対するPEG-IFNα2a/RBV併用療法の有効性および安全性の検討(中間報告)
八橋 弘(国立長崎医療センター・臨床研究センター)
【目的】PEG-IFNα(もしくはIFN)/RBV併用療法でSVRが得られなかったC型慢性肝炎に対するPEG-IFNα2a/RBV併用療法の有効性及び安全性を確認する目的で実施されている製造販売後調査の中間成績を報告する。【方法】対象は、2010年6月から2011年2月までに当該調査に登録された634例中12週時までの経過が判明した187例で、そのうちGenotype2型47例(年齢62歳、前治療...

第53回日本消化器病学会大会肝臓-C型肝炎4

当科における二重濾過血漿交換によるC型肝炎ウイルス除去療法症例の検討
西野 隆平(公立羽咋病院・内科)
【目的】2008年4月に保険適用となった二重濾過血漿交換によるC型肝炎ウイルス除去療法(VRAD)は血中より直接ウイルスを除去する画期的な治療法であり、インターフェロン(IFN)との併用に有効性が認められているが、当初の報告ではIFN治療開始と同時に導入されている。当科のVRAD症例につき検討し、追加治療としての意義を含めて検討した。【方法】2008年1月より2010年12月までに当院でIFN治療...

第53回日本消化器病学会大会肝臓-C型肝炎4

C型慢性肝炎に対する二重濾過血漿交換療法(DFPP)併用IFN/RBV療法の検討
楊 孝治(近江八幡市立総合医療センター・消化器内科)
【目的】DFPPはIFNと併用することで早期ウイルス陰性化、SVR率が向上すると報告されている。今回DFPP併用IFN療法の効果と安全性について検討した。【方法】対象は当施設および市立奈良病院でDFPP併用IFN療法を施行した1型高ウイルス量のC型慢性肝炎12例のうち治療開始後36週以上経過した9例。男3、女6。平均年齢55.1歳(35~70)。ウイルス量5.0~7.1LogIU/ml。前治療あり...

第53回日本消化器病学会大会肝臓-C型肝炎4

C型慢性肝炎患者における二重濾過血漿交換法(DFPP)併用PEG-IFN/RBV療法の有効性に関する検討
中谷 泰樹(日赤和歌山医療センター・消化器内科)
【目的】C型慢性肝炎genotype1b、高ウイルス量例に対してはペグインターフェロン・リバビリン(以下PEG-IFN+RBV)療法が標準的治療であるが著効に至らない症例は多数存在する。治療経過でみると治療開始早期にウイルス陰性化を得られた症例でSVRに至る可能性が高いことが報告されている。今回我々はIFN導入時にDFPPを用いウイルス除去(VRAD)療法を併用したPEG IFN+RBV療法の結果...

第53回日本消化器病学会大会肝臓-C型肝炎4

1型C型慢性肝炎患者における治療前・治療開始1ヶ月血清C3値比(Response C3 ratio)を用いたPEG-IFN、リバビリン併用療法早期効果予測
打越 学(昭和大・消化器内科)
【目的】C型慢性肝炎(CH-C)はリンパ増殖性疾患(LPD)などのB細胞の機能異常と関連する。我々はB細胞へのHCV感染・吸着がLPD関連マーカー異常やIFN治療効果に影響することを報告してきた。更にLPD関連マーカー異常の一つである低補体血症はCH-C患者に高頻度の異常であり、中でも治療前血清C3値が低値である患者、また治療中のC3値が治療前値より低下しない患者がIFN療法のnon-SVRに関連...

第53回日本消化器病学会大会肝臓-C型肝炎4

HCV陽性肝細胞癌患者におけるB細胞中Epstein-Barrウイルス再活性化
下間 祐(昭和大病院・消化器内科)
【目的】HCV感染は慢性肝炎(CH)、肝硬変(LC)、肝細胞癌(HCC)の原因ウイルスである一方で多彩な肝外病変を惹起する。我々はこれまでHCVがB細胞に感染・吸着し、リンパ球増殖性疾患(LPD)関連マーカー異常に関連することを報告した。更に患者末梢血単核球(PBMC)、主にB細胞からEBV再活性化マーカーであるBZLF1 mRNA発現を23%に確認した。一方でHCV陽性肝癌組織からEBV DNA...

第53回日本消化器病学会大会肝臓-C型肝炎4