セッション

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当院における食道表在癌に対する根治的化学放射線療法の治療成績
池田 光憲(近畿大奈良病院・消化器外科)
【はじめに】食道表在癌の治療方針はESD、食道切除術、化学放射線療法(CRT)と多岐にわたる。M1,2癌はリンパ節転移は極めて稀でありESDの良い適応であるが、M3、SM1癌では約10%の、またSM2,3癌では30-40%のリンパ節転移を認めると言われており治療方針選択に難渋することが多い。【目的】今回我々は、食道表在癌(M3以深)に対して根治的化学放射線療法を行った症例について、その治療成績を検...

第53回日本消化器病学会大会食道・咽頭-悪性疾患3

食道癌I期からIII期における手術例及び非手術治療例治療成績の比較
細田 健司(山梨県立中央病院・消化器内科)
〔目的〕食道癌に対する治療は0期については内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)が主に行われており、また、IV期については化学放射線療法(CRT)、緩和治療などが中心に行われている。一方で、I期からIII期については手術、非手術治療のどちらを行うかは症例毎に各主治医の裁量に任されているのが実情と思われる。今回我々は適切な治療法の参考になるべく当院における手術例、非手術例の治療成績に関し比較検討を行った。...

第53回日本消化器病学会大会食道・咽頭-悪性疾患3

T4胸部食道癌に対する治療成績の検討
本告 正明(大阪府立成人病センター・消化器外科)
【目的】T4(気管または大動脈)胸部食道癌は外科切除のみで根治を得ることは困難で、化学療法や化学放射線療法(CRT)を含めた集学的治療が必要である。T4食道癌の治療成績をretrospectiveに解析し、治療戦略について検討した。【方法】2000年から2010年までの他臓器転移のない気管(T)もしくは大動脈(Ao)浸潤を伴う胸部食道癌111例を対象とした。治療法を以下の3群に分けて検討した。(1...

第53回日本消化器病学会大会食道・咽頭-悪性疾患3

NonT4 c-StageII,III食道癌に対する術前FAP療法
鈴木 友宜(がん・感染症センター都立駒込病院・外科)
目的: c-Stage II,III食道癌に対する術前FAP療法の有効性を検討する.対象と方法:2000-2009年,当院で食道扁平上皮癌と診断,根治術を施行したc-StageII,III食道癌185例中,術前化学療法(NAC)を施行した77例(N群)を手術先行108例(S群)とretorospectiveに比較検討.長期予後に関しては治療開始日を基準とし, S群のpN+は術後補助化学療法を追加し...

第53回日本消化器病学会大会食道・咽頭-悪性疾患3

切除不能食道癌・化学放射線療法後の治療経験
吉井 貴子(神奈川県立がんセンター・消化器内科)
【目的】切除不能(T4(NT4含)または隔清範囲外リンパ節)食道癌では、化学放射線療法(CRT)が標準的治療のひとつである。これらの対象では遺残・再発に対して救済治療が困難なことが多く後治療が課題となるが、まとまった報告はほとんどない。当院での経験を報告する。【方法】2009~2010年に当院を受診した切除不能食道癌患者106例のうち,根治的CRTを施行し半年以上経過を追えている18例について、C...

第53回日本消化器病学会大会食道・咽頭-悪性疾患3

当院における食道癌放射線化学療法の治療成績
河野 吉泰(津山中央病院・消化器科・内視鏡センター)
【目的】今日、内視鏡治療が困難な食道癌症例に対する標準的治療として外科治療が一般的に行われているが、最近では放射線化学療法(以下CRT)の成績向上も報告されている。当院では2002年4月より放射線治療が認可となりCRTを導入している。今回我々は当院における食道癌CRTの症例について検討し、その治療成績と安全性について明らかにすることを目的とした。【方法】2002年4月から2010年12月にかけて、...

第53回日本消化器病学会大会食道・咽頭-悪性疾患3