セッション

検索結果は6件です。

Crohn病におけるIFX効果減弱例と手術適応についての検討
岩永 明人(済生会新潟第二病院消化器内科)
【目的】Crohn病(CD)におけるInfliximab(IFX)効果減弱例の特徴やその対処法について検討し,特に手術例の特徴を明らかにする.【方法】当科でIFX維持療法を6カ月以上継続した44例のCD患者を対象とした.男女比は29例:15例,病型は小腸型4例(9%),大腸型4例(9%),小腸大腸型36例(82%)であった.また,平均罹患期間は11.2年(中央値8.5年),IFX投与後の平均観察期...

第99回日本消化器病学会総会大腸 IBD 1

クローン病に対するインフリキシマブ増量効果の検討
長坂 光夫(藤田保健衛生大学消化管内科学)
<目的>クローン病(CD)に対する治療は抗TNF-α製剤を中心とした生物学的製剤の開発を契機に大きな変革を遂げた.インフリキシマブ(IFX)が本邦で保険収載されて10年が経ち,CD患者のQOLは明らかに向上したが長期の継続投与によりその効果が消失あるいは減弱するいわゆるIFX抵抗例が出現し治療に難渋する症例がみられるようになった.IFX抵抗例に対しては様々な対処法が考えられるが今回,IFX効果減弱...

第99回日本消化器病学会総会大腸 IBD 1

インフリキシマブ二次無効後の増量投与における経過と有効性
合阪 暁(東京女子医科大学消化器病センター内科)
目的:クローン病(CD)における長期寛解維持においてインフリキシマブ(IFX)は寛解導入・維持に高い効果を示すが,長期投与での二次無効例が問題となっている.今回我々はIFX二次無効例にIFX増量投与がどの程度有効かを検証するため増量後の経過と有効性について検討した.方法:当院で2012年8月までにIFX5mg/kg以上の増量投与を行ったCD症例を対象としその経過をCDAI,CRP,内視鏡所見で評価...

第99回日本消化器病学会総会大腸 IBD 1

炎症性腸疾患に対するInfliximab投与中の肝機能障害の特徴について
澁川 成弘(大阪府立急性期・総合医療センター消化器内科)
【はじめに】我々は,Infliximab(IFX)投与により肝機能障害が改善したクローン病(CD)の症例を経験し報告した.また,炎症性腸疾患に対するIFX投与中の肝機能障害のパターンをType 1,2,3の3つのTypeに分類し報告した.【目的】観察期間の延長,症例数の増加により上記分類の妥当性を明らかにすること.【方法】2012年8月31日までに当科でIFX維持投与を行った19例を対象とし前向き...

第99回日本消化器病学会総会大腸 IBD 1

炎症性腸疾患患者における成分栄養剤(エレンタール)併用大腸内視鏡検査前処置法の有用性
荒井 吉則(東京慈恵会医科大学消化器・肝臓内科)
【目的】炎症性腸疾患(inflammatory bowel disease,IBD)患者の増加により,大腸内視鏡検査の必要が高まっているものの,IBD患者では検査時の腸管洗浄度が不良のことが多く,多量の腸管洗浄剤を要することが多いため,前処置に対して苦痛を訴える患者は多い.また前処置自体でIBDを増悪させることもあり,病状に応じて適切な前処置法を選択する必要があり,未だIBDの適切な前処置法は確立...

第99回日本消化器病学会総会大腸 IBD 1

Crohn病に対するAdalimumabの有効性の検討
高嶋 志保(香川県立中央病院消化器内科)
【目的】当院におけるCrohn病に対する完全ヒト型抗TNFαモノクローナル抗体製剤であるAdalimumab(ADA)の有効性を検討する.
【対象と方法】対象は,ADA投与開始24週後の評価が行えたCrohn病6例.年齢は32-54歳(中央値38.5歳),男女比4対2,罹病期間は2年9か月から34年(中央値10年),Crohn’s disease activity index(CDAI)は8...

第99回日本消化器病学会総会大腸 IBD 1