セッション

検索結果は6件です。

C型慢性肝炎に対する3剤併用療法における甲状腺機能障害の検討
池田 裕喜(聖マリアンナ医科大学消化器・肝臓内科)
【目的】甲状腺機能障害(TD)はC型慢性肝炎(CHC)に対するインターフェロン(IFN)療法の主要な副作用とされるが,3剤併用療法におけるTDの詳細は明らかとなっていない.今回我々は,3剤併用療法におけるTDを明らかにすることを目的に,治療前および治療中ならびに治療後の甲状腺ホルモンを経時的に測定しTD出現の詳細について検討した.
【方法】対象は当院にて3剤併用療法を導入した1型・高ウイルス...

第100回日本消化器病学会総会HCV 3

C型慢性肝炎患者のインスリン抵抗性に対するペグインターフェロン治療の影響について
下村 泰之(岡山大学病院消化器内科)
【目的】C型肝炎ウイルス(HCV)感染は肝障害の主要な原因であり,慢性肝炎,肝硬変と進展し,肝細胞癌を合併する.また,HCV感染によりインスリン抵抗性が引き起こされ,耐糖能異常を合併することが知られている.ペグインターフェロン(PEG-IFN)療法はHCV感染に対するウイルス除去療法として施行されているが,インスリン抵抗性に対する影響は明らかではない.また,インターフェロン(IFN)治療後に1型糖...

第100回日本消化器病学会総会HCV 3

肝細胞癌根治的治療後にインターフェロンを導入したC型慢性肝疾患の臨床経過についての検討
大内田 義博(くまもと森都総合病院肝・消化器内科)
【目的】肝細胞癌(HCC)根治的治療後にインターフェロン(IFN)を投与することによってHCCの再発抑止効果があるとの報告がされている.HCCの根治的治療(肝切除,RFA,TACE+RFA,TACE+放射線)を行った後,当院でIFNを投与したC型慢性肝疾患症例の経過について検討した.【方法】HCCに対して根治的治療を行った後,平成18年以降,当院でIFNを導入した25例を対象とし,HCCの再発率,...

第100回日本消化器病学会総会HCV 3

C型慢性肝疾患インターフェロンSVR例の肝線維化指標の推移についての検討
吉田 雄一(岩手医科大学内科学講座消化器内科肝臓分野)
【目的】C型慢性肝疾患においてインターフェロン(IFN)を含む抗ウイルス療法の進歩により著効(SVR)率が上昇してきている.また,SVRが得られた例では肝線維化進展が抑制されるとされている.そこで,今回,我々はIFNをベースとした抗ウイルス療法後にSVRが得られた症例の肝線維化指標の推移について検討を行った.【対象および方法】IFNをベースとした抗ウイルス療法を行いSVRが得られ解析可能であった1...

第100回日本消化器病学会総会HCV 3

無床診療所でのC型慢性肝炎に対するテラプレビル3剤併用治療の経験と工夫
倉光 智之(くらみつ内科クリニック)
【目的】C型慢性肝炎に対するテラプレビル3剤併用治療は非常に有効性が高い反面,治療施設条件や副作用などで治療導入している診療所は少ない.今回,当診療所で3剤併用治療を行った経験と工夫を報告する.【方法】対象は当診療所で3剤併用治療を行った28例で,27例は診療所で治療導入,1例は拠点病院で導入後3週目からの紹介.【成績】1)患者背景:IFN+RBV初回治療7,再治療21(再燃13,無効8),男性1...

第100回日本消化器病学会総会HCV 3

1型高ウイルス量に対する3剤併用療法による肝硬度の経過観察
濱田 晃市(総合南東北病院消化器内科)
【はじめに】C型慢性肝炎の治療後における肝硬度の報告も散見されるが,Shear Wave Elastography(SWE)を用いて測定した報告はない.今回,3剤併用治療によりShear Wave Elastographyによる肝硬度の経時的な検討を行った.【対象と方法】対象はゲノタイプ1型かつ高ウイルス量のC型慢性肝炎でテラビックを含む3剤併用治療を行い,治療開始後12週以上経過し,治療前・中・...

第100回日本消化器病学会総会HCV 3