セッション

検索結果は6件です。

P-194 肝硬変患者における骨代謝関連の一般血液検査と亜鉛製剤投与が及ぼす影響に関する検討
大矢史香(市立吹田市民病院内科)
(目的)肝硬変では骨障害をしばしば合併し肝性骨異栄養症と総称されている.一方必須微量元素の一つである亜鉛は骨形成に重要な役割を果たしており肝硬変にみられる亜鉛欠乏状態は骨量の減少に関与している.このように肝硬変患者では骨代謝に関する血液検査の異常が推測されるそこで今回肝硬変患者における一般血液検査の骨代謝マーカーと亜鉛製剤投与が及ぼす影響について検討したので報告する.(方法)対象は当科に通院中の肝...

第98回日本消化器病学会総会肝硬変

P-195 当科で経験した肝硬変に深部出血を合併した3例
渡邉順(新潟大学消化器内科)
肝硬変患者では血小板の低下凝固因子の低下による皮下出血などの表在性の出血がしばしばみられるが筋肉内出血などの深部出血は少ないがその予後はきわめて不良である.今回肝硬変に深部出血を合併した3例を経験した.症例1は50歳女性.アルコール性肝硬変で治療されていた.肝硬変に対する治療中に著明な貧血の進行と下腹部の圧痛があり腹部CTにて後腹膜腔への出血と診断されIVRによる止血を行った.しかしその後も徐々に...

第98回日本消化器病学会総会肝硬変

P-196 秋田県のアルコール性肝硬変及び肝細胞癌の特徴
後藤隆(秋田大学消化器内科)
【目的】酒類消費量が全国平均を大きく上回り肝硬変の成因に占めるアルコール性の割合が23.6%と高率である秋田県のアルコール性肝硬変とそれより発症する肝細胞癌(HCC)の特徴について検討した.1方法】当科及び関連病院で診断されたアルコール性肝硬変337例を対象とした.性比t1日飲酒量100%エタノール換算積算飲酒量HCC合併率食道静脈瘤合併率合併症と積算飲酒量合併症とHBc抗体陽性.累積生存率につい...

第98回日本消化器病学会総会肝硬変

P-197 アルコール性肝硬変の発癌と予後についての検討
仁科惣治(川崎医科大学肝胆膵内科学)
【目的】本邦の肝硬変疾患のうちアルコール性はC型B型に次ぐ疾患であるがその発癌と予後については不明な点が多い.今回当院におけるアルコール性肝硬変症例の発癌と予後について検討した【方法】2006年1月~2011年5月に当院受診歴のあるアルコール性肝硬変症例(常習飲酒歴以上)102例について患者背景因子肝発癌関連因子(ロジスティック回帰)・死亡予測因子の検討(Cox比例ハザード)HCC有無での累積生存...

第98回日本消化器病学会総会肝硬変

P-198 肝硬変に胸水を合併した症例についての検討
光井洋(東京逓信病院消化器科)
【目的】肝硬変患者にはときに胸水が合併することが知られている.しかしその病態や治療法などについての報告は限られる【方法1当院に2008年1月より現在まで入院した肝硬変患者のうち治療を要するような胸水を合併した症例について検討した.1結果】肝硬変とその合併症で入院した患者は計194人でそのうち治療必要な胸水を合併した症例は9例(4.6%)であった.症例の平均年齢は68歳で男性2例女性7例.肝硬変の原...

第98回日本消化器病学会総会肝硬変

P-199 門脈圧亢進症を背景とする十二指腸angioectasiaについての検討
北川翔(札幌厚生病院第3消化器科)
【目的】門脈圧調進症患者で観察される十二指腸angioectasiaは門脈圧充進症性十二指腸症の一部と考えられる.しかし十二指腸のangiQecta-siaについての報告は少なく不明な点も多い門脈圧贈進症を背景とする十二指腸angioectasia症例について検討を行った.【方法】対象は2009年4月から2011年11月までに当科で経験した門脈圧充進症を背景とする27例の十二指腸angioecta...

第98回日本消化器病学会総会肝硬変