セッション

検索結果は6件です。

O-041 地方中核病院におけるCD感染症の実態
 
【目的1地方中核病院では入院患者の多くが高齢者であり脳疾患やそれに伴う肺炎や尿路感染症などが多い.そのため抗菌薬投与例が多くその中から偽膜性大腸炎発症も多いのが実情である.しかし偽膜性大腸炎について本邦では疫学的検討などの報告例は少ないため今回院内発症例の実態を検討することとした.【方法lH19年9月からH21年12月末までの当院での抗生剤投与中の発熱および下痢を認める患者を対象に便中毒素検査施行...

第98回日本消化器病学会総会腸炎

O-042 高度救命救急センター重症病棟におけるMRSA/Clostridium Difficile関連性腸炎の発生状況について
佐藤武揚(東北大学病院高度救命救急センター)
抗生物質起因性腸炎としてClostridium difficile関連性腸炎とmethicillin-resistant Staphylococcus aureus(MRSA)腸炎があるこれらは重篤な基礎疾患で長期入院中の高齢者に院内感染で発症し時に集団発生を来し予後不良であるが頻度の高い院内感染症でもある.目的:当施設における抗生物質起因性腸炎の発生状況とそのリスクを明らかにすることを目的とした...

第98回日本消化器病学会総会腸炎

O-043 Clostridium difficile感染症の臨床的検討―抗菌化学療法時におけるPPIの投与の影響を含めて―
 
【目的】Clostridium d血cne感染症(CD工)は医療関連下痢症の最も重要な起因菌である.抗菌薬関連腸炎の20~30%がCDIであるとされており近年本邦においてもアウトブレイクの報告が増加している。_C. difficile_毒素(CDtOxin)を産生して重症の場合はイレウス中毒性巨大結腸症などを引き起こすことが知られている、海外では北米を中心に高病原性を呈するBI/NAP1/027株...

第98回日本消化器病学会総会腸炎

O-044 当院におけるCD陽性例においてのPPI使用の現状
磯野朱里(帝京大学内科)
【背景/目的】近年Clostridium di血cile-Associated Disease(以下CDAD)は院内感染として関心が高まっている疾患である. CDAD発症の危険因子として抗菌薬や酸分泌抑制薬投与などが挙げられる.当院におけるCD toxin陽性例においてPPI使用の現状を検討した.【対象】2009年5月から2010年12月においてCD toxin陽性となった254例(男性167例女...

第98回日本消化器病学会総会腸炎

O-045 Clostridium difficile関連下痢症に対するメトロニダゾールとバンコマイシンの比較検討
藤吉俊尚(岡崎市民病院消化器内科)
【目的】Clostridium difficile(以下CD)が関連する下痢症(以下CDAD)の治療は。欧米ではバンコマイシン(以下VCM)やメトロニダゾール(以下MNZ)が使用される.しかし本邦ではMNZ投与は保険適応外であるためVCMが使用されている. CDADに対してMNZはVCMと比べ治療効果に差はないという報告がある.またMNZはVCMに比べ安価でありVCM耐性腸球菌(VRE)の発生を抑...

第98回日本消化器病学会総会腸炎

O-046 虚血性大腸炎200症例の検討―若年発症例と再発例に対する検討―
濱田健太(津山中央病院消化器・内視鏡センター)
【目的】虚血性大腸炎は日常診療でしばしば遭遇する疾患であるが複数症例の臨床的検討を行った報告はまだ少ないそこで当院で経験した虚血性大腸炎200症例について臨床的検討を行った.【方法】2000年2月から2011年工0月までの問に当科で虚血牲大腸炎と診断されその後の経過を追えた200症例を対象としその臨床的特徴について検討した.次に初発年齢が40歳未満の症例を若年発症例40歳以上を非若年発症例とし2群...

第98回日本消化器病学会総会腸炎