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検索結果は64件です。
- Dabigatran使用中に下部消化管出血をきたした一例
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近藤 尚(市立豊中病院)
【症例】70歳代 女性【主訴】下血【既往歴】心房細動、心原性脳梗塞、変形性膝関節症【内服歴】発症3日前に近医でワーファリン5mgからDabigatran(商品名:プラザキサ)110mgに変更、アムロジン、プラバスタン、ビタノイリン【現病歴】2011年5月17日夜、排便時に鮮血下血を認めた。その後も下血を繰り返したため当院、救急外来を受診された。来院時意識清明で軽度の血圧低下と頻脈を認めた。直腸指診...
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- 臍部に到る胆嚢腫大を呈した急性胆管炎の1例
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村井 一裕(大阪厚生年金病院 内科)
【症例】90歳代、女性【主訴】発熱【既往歴】喘息、狭心症、手術歴なし【現病歴】2010年より特別養護老人施設入所中。2010年5月初旬より38℃台の発熱が出現し、持続するため当院救急搬送、腹部単純CT上、肝右葉周囲から臍部に到るSOLを認め、精査加療目的に当科入院となった。【経過】入院時のバイタルは体温38.9℃、血圧182/77mmHg、脈拍106bpm、酸素飽和度96%(room air)、皮...
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- エストロゲン製剤による薬剤性膵炎の2症例
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妹尾 紅未子(社会医療法人 誠光会 草津総合病院 消化器内科)
【症例1】24歳女性。2010年7月より月経不順に対してエストロゲン製剤の内服開始。2011年2月に心窩部痛が出現し当院受診。腹部CTで膵全体の軽度の腫大、血清アミラーゼ1287U/L、血清リパーゼ645U/L、尿中アミラーゼ4381IU/Lと上昇を認め、急性膵炎と診断。内服中のエストロゲン製剤を中止し膵炎治療を開始した。治療に反応し自覚症状は改善し、膵酵素は徐々に低下した。胆道疾患や十二指腸疾患...
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- 肝細胞癌に対し長期に渡るsorafenib投与が奏功した2症例
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高田 良司(大阪府立急性期・総合医療センター 消化器内科)
症例1:71歳・男性。C型慢性肝炎に対してIFN治療により完全著効が得られたが、12年後の1993年に肝細胞癌を発症し、肝切除後の再発に対して治療を繰り返していたが2009年2月の時点で横隔膜に浸潤しており、同年10月からsorafenib投与を800mg/日で開始した。sorafenib投与後2週で皮疹を認め、投与量を400mg/日に減量したが、症状の改善を認め800mg/日に投与量を戻し内服を...
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