セッション

検索結果は7件です。

大腸化学療法専門外来における分子標的治療薬の位置づけと効果
畑 泰司(市立豊中病院・外科)
【はじめに】現在,本邦においても大腸癌に使用できる分指標的治療薬が実臨床でもすべて使用可能になりその結果も蓄積されて来た.臨床試験では限られた条件での使用であり当院大腸化学療法専門外来で治療がなされた患者データーを後ろ向きに検討した.【対象】2007年9月から2011年3月までに分子標的投与を開始したのべ144症例。原則Bmabはfront lineで使用しCmabとPmabはKrasが野生型であ...

第53回日本消化器病学会大会大腸-治療(化学療法)2

mFOLFOX6/XELOX療法におけるBevacizumab併用化学療法の有用性
五代 天偉(横浜市立大市民総合医療センター・消化器病センター)
【目的】切除不能進行再発大腸癌に対するBevacizumab(BV)併用化学療法により、生存期間の延長が多くの臨床試験において報告されている。BVの有用性を明らかにすることを目的とし、治療成績および安全性を検討した。【対象と方法】2008年2月から2011年3月までのmFOLFOX6/XELOX療法を施行した79例(単独療法30例、BV併用療法49例)を対象とし、retrospectiveに治療成...

第53回日本消化器病学会大会大腸-治療(化学療法)2

高度局所進行直腸癌に対する術前化学療法としてのXELOX+ベバシズマブ療法の第II相臨床試験 ―中間報告-
上原 圭介(名古屋大大学院・腫瘍外科学)
(背景・目的)高度局所進行直腸癌に対し、欧米では術前化学放射線療法が標準治療である一方、我が国では積極的な拡大手術が行われてきた。しかしながら、StageIIIを中心としたpoor-risk症例の治療成績は決して良好とは言えない。直腸癌においては局所コントロールが最重要視されてきたが、肝転移・肺転移という血行性遠隔転移もそれぞれ同等の発生率である。予後改善には局所制御のみならず血行性転移の抑制が課...

第53回日本消化器病学会大会大腸-治療(化学療法)2

1次治療のオキサリプラチン休止後sLV5FU2+ベバシズマブ療法継続の有効性についての検討
平良 高一(大阪市立総合医療センター)
背景:大腸癌治療ガイドラインでは、オキサリプラチン(L-OHP)の神経毒性が重篤になる前にL-OHPを休止し、継続してsLV5FU2)療法を行うことを薦めている。目的:1次治療FOLFOX+BV療法後に継続して行ったsLV5FU2+BV療法の有効性をレトロスペクティブに検討する。対象:2007年6月から2010年10月までに1次治療FOLFOX+BV療法を行い、その後増悪前にL-OHPを休止し、s...

第53回日本消化器病学会大会大腸-治療(化学療法)2

原発巣を有する切除不能進行大腸癌に対するbevacizumab投与の安全性に関する検討
辻 国広(静岡がんセンター・消化器内科, 石川県立中央病院・消化器内科)
【背景】
原発巣に伴う症状を有さない切除不能進行大腸癌に対する予防的原発巣切除の意義は明らかではない。当院では内視鏡通過に支障がなく、活動性出血、膿瘍形成を有さない症例に対しては原発巣切除を行わず化学療法を施行してきた。近年、新規抗癌剤の開発により高い腫瘍制御が期待できるようになったが、bevacizumab(BV)には特徴的な副作用として出血、消化管穿孔が認められ、原発巣非切除例に対するB...

第53回日本消化器病学会大会大腸-治療(化学療法)2

Cetuximab投与でのInfusion related reaction患者においてPanitumumabの投与は安全か?
渡邉 利泰(東邦大医療センター大森病院・総合診療・急病科, 癌研有明病院)
【目的】Infusion related reaction(以下IRR)は、抗EGFR抗体医薬の有害事象の一つである。ヒト/マウスキメラ型抗EGFRモノクローナル抗体であるCetuximabでは約15~20%(Grade3以上は2~3%)にIRRを認める。Cetuximab投与によりIRRを認めた患者において、完全ヒト型抗EGFモノクローナル抗体であるPanitumumabで安全に投与できるか検討...

第53回日本消化器病学会大会大腸-治療(化学療法)2

切除不能進行再発大腸癌に対するPanitumumabの使用経験
尾関 豊(木沢記念病院・外科)
【目的】Panitumumab(以下、Pmab)はヒト型抗EGFR抗体治療薬であり、Cetuximabに比べて投与回数、有害事象が少ないため、臨床的利点が多い。当科ではKras野生型の切除不能進行再発大腸癌にPmabを選択しており、その使用経験を報告する。【方法】2010年6月から2011年3月までに当科でPmabを使用した11例を対象とし、臨床的に検討した。Pmabは2週に1回、6mg/kgを投...

第53回日本消化器病学会大会大腸-治療(化学療法)2