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検索結果は7件です。
- インフリキシマブ二次無効クローン病に対しGMA強化療法後アダリムマブ治療を行った1例
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塚本 宏延(名古屋市立大大学院・消化器・代謝内科学)
【症例】35歳男性 2004年下痢にて発症。2005年貧血を指摘され当科受診。Hb9.5、WBC4000、CRP6.9。下部消化管内視鏡にて回盲弁上の潰瘍、回腸の縦走潰瘍を認め、クローン病と診断した。5ASA治療開始するも、白血球減少を認めたため使用中止し、インフリキシマブ(IFX)、アザチオプリンを開始した。ハーフEDも加え、症状、炎症反応ともに改善し退院。その後内視鏡的寛解には至らないも...
第53回日本消化器病学会大会 >
小腸-症例報告2
- イレウスを契機に診断したクローン病の4例
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金田 浩幸(さいたま市立病院・消化器内科)
5年間でイレウスを契機に診断したクローン病を4例経験したので報告する。【症例1】26歳男性、腹痛、腹部膨満感で平成18年6月1日入院となった。開腹歴なし。CTで小腸の拡張と腸液貯留を認め、イレウスと診断した。イレウス管で症状は改善した。大腸内視鏡にて回腸末端の全周性狭窄と白苔の付着を認めた。生検で肉芽腫を認めクローン病と診断し、回盲部切除を施行した。【症例2】21歳男性、腹痛で平成21年8月7日入...
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小腸-症例報告2
- 自己免疫性蛋白漏出性胃腸症に回盲部癌を併発した一例
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小林 雅邦(東京慈恵会医大・消化器・肝臓内科)
【症例】74歳,男性 【主訴】発熱,水様性下痢【既往歴】68歳より慢性関節リウマチと診断され,NSAIDsで加療.【経過】1カ月前に抜歯,セフジニルおよびロキソプロフェンが処方された.内服3日後から食思不振,水様性下痢が出現したため近医を受診,炎症所見もあり同日入院となった.点滴などの加療により下痢症状は改善したが,発熱が持続するため当院に紹介転院となった. 血液検査では,高度の炎症所見,小球性低...
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小腸-症例報告2
- 抗CD20抗体によるB細胞標的療法が著効した蛋白漏出性胃腸症の1例
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浦岡 好華(大阪市立大・消化器内科)
【症例】40 歳代女性【主訴】顔面浮腫【現病歴】2009年8月より顔面浮腫を認め近医受診したところ低アルブミン(Alb)血症および胸水を指摘された。蛋白漏出シンチグラフィーで胃から回腸にかけてAlbの漏出を認め、唾液分泌低下、唾液腺生検組織検査にてリンパ球浸潤を伴う唾液腺の委縮、抗SS-A抗体価の高値を認めシェーグレン症候群に併発した蛋白漏出性胃腸症と診断された。ステロイド内服及びパルス療法、オク...
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小腸-症例報告2
- 健常者に蛋白漏出性胃腸症をきたしたサイトメガロウイルス小腸炎の一例
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柳本 蔵人(国保旭中央病院・消化器内科)
【症例】64歳女性 【主訴】入院3週間前からの間欠的な臍周囲痛 【現病歴】入院3週間ほど前から、水様下痢、間欠的腹痛、嘔気・嘔吐が出現。翌日に下痢、嘔気・嘔吐は改善するも、腹痛は持続。外来にて上部消化管内視鏡検査行うも異常なく、腹部超音波検査にて小腸壁肥厚あり、腹部・骨盤部造影CT行われ、小腸炎の所見を認め、対症療法とされた。その後、症状持続したことから、精査加療目的に入院。【経過】入院時採血にて...
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小腸-症例報告2
- X線・内視鏡所見を詳細に検索し得たCeliac病の一例
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岸 昌廣(福岡大筑紫病院・消化器内科)
症例は60歳代の女性。2008年6月頃より10行/日の水様性下痢が出現し、約6か月で10kgの体重減少を認めた。11月、前医入院し精査行うも確定診断に至らなかった。2009年2月、当科紹介受診し精査目的に入院となった。ゾンデ法での小腸透視検査では、十二指腸から空腸にかけて粘膜塑像でKerckring襞が不明瞭化していた。また、微細顆粒状の変化を認め、それは肛門側に至るにしたがい軽微となっていた。経...
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小腸-症例報告2
- 腸閉塞にて発症した原発性消化管アミロイドーシスの一例
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中込 良(東芝病院・消化器内科)
【症例】39歳男性。2010年8月22日より中国へ出張、同月25日より発熱・腹痛が出現し症状が増悪傾向のため、28日に現地の病院を受診。腹部単純X線で鏡面像の形成、拡張小腸ガス像を認め腸閉塞と診断された。経鼻胃管挿入後3日間の経過で腹痛が軽快傾向であったため9月1日に自主退院。同日帰国し当院初診、腹部X線であらためて腸閉塞と診断され入院となった。入院後イレウス管を挿入し、排液は良好で腹部症状は改善...
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小腸-症例報告2
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