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検索結果は7件です。
- 診断に苦慮した腹部放線菌症の一例
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三浦 翔(姫路赤十字病院・内科)
【症例】63歳、男性【主訴】下腹部痛、腹部膨満感【既往歴】27歳:胃潰瘍にて胃部分切除術【現病歴】2009年8月から食事摂取後の腹部膨満感と便秘を来し、次第に下腹部痛を自覚した。近医を受診したところ腹部に腫瘤を指摘されたため、精査加療目的で当院紹介となった。【入院後経過】入院時、臍部に発赤を認め、腹部正中に手拳大の腫瘤を触知した。腹部超音波検査では、腹腔内から臍部に及ぶ6cm大の境界不明瞭な低エコ...
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小腸-症例報告3
- Winslow孔ヘルニアの1例
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和久 利彦(中国中央病院・外科)
内ヘルニアは体腔内の異常に大きいfossa、fovea(窪み、窩)、foramen(裂孔)の中に腹腔内臓器が嵌入する比較的稀な疾患で、その多くはイレウスで発症する。今回われわれは内ヘルニアの一つであるWinslow孔ヘルニアの1例を経験したので報告する。症例は31歳、男性。前日から続く上腹部痛、嘔吐を主訴に当院受診し入院となった。入院時現症では上腹部軽度膨満し圧痛を認めたが筋性防御、反跳痛は認めら...
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小腸-症例報告3
- 妊娠11週に発症した絞扼性イレウスの診断にMRIが有効であった1例
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金子 高明(国保松戸市立病院・外科)
症例は37歳、妊娠11週の経産婦。既往歴:手術歴なし。現病歴:2010年7月下旬、冷や汗を伴う心窩部痛出現し、妊娠悪阻と診断され、近医産婦人科入院。補液にて経過をみていたが、翌日、腹水貯留、腸管拡張を認め、イレウスの診断で紹介され入院となった。問診で、腹部症状が出る前に、ややいたんだきゅうりと赤身の刺身を食べたとのことであった。入院時XP、超音波では、腸液貯留像がみられた。入院後胃管を挿入したが、...
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小腸-症例報告3
- 腸管子宮内膜症による回腸狭窄の1例
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原 仁司(水戸赤十字病院・外科)
症例は35歳の女性。既往歴なし。繰り返す腹痛にて近医を受診した。症状が月経周期に一致し、月経随伴症状も強いため、当院婦人科へ紹介され子宮内膜症と診断された。その後、腹満と嘔吐にて他院を受診し腸閉塞の診断で入院治療を受けた。禁食と輸液による軽快と食事再開後の再燃を繰り返し、患者の希望で子宮内膜症のかかりつけである当院婦人科へ転院となった。転院後も禁食、輸液、胃管にて症状が軽快したものの、腹部単純レン...
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小腸-症例報告3
- 好酸球性腸炎の4例
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矢野 正明(公立松任石川中央病院・消化器内科)
【症例1】59歳男性。腹痛、蕁麻疹にて当科受診。CTでは小腸、結腸の浮腫性肥厚を認めた。初診時採血では異常所見を認めなかったが、第6病日採血にて、WBC 8080(好酸球10.6%)と上昇を認めた。自然経過で腹痛は消失し、好酸球上昇、腸管壁肥厚とも改善を認めた。【症例2】44歳女性。腹痛、腹部膨満感にて当科受診。WBC 22900(好酸球60.0%)と上昇を認め、CTでは小腸全体の著明な壁肥厚、腹...
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小腸-症例報告3
- 小腸も観察し得たDégos病の一例
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岩下 ちひろ(自治医大附属病院・消化器・肝臓内科)
【背景】Dégos病は、中心部が白磁器様で周囲に発赤を伴う特徴的な皮疹を有し、腹部症状、神経症状など多彩な症状を示す非常に稀で、予後不良な疾患である。病態は原因不明の小血管の血栓形成による虚血性の変化であり、消化管症状や皮膚所見を認める。特徴的な皮膚所見を認め、病理で炎症細胞浸潤の少ない血栓形成、真皮での楔状のコラーゲン束の変成等を認めれば診断は可能であるがその報告例は少ない。我々は...
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小腸-症例報告3
- Churg‐Strauss症候群に合併した急性腹症の一例
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石田 典子(東海大・消化器外科)
【症例】69歳、男性。【主訴】腹痛【現病歴】2010年3月発症のChurg‐Strauss症候群(CSS)で内科入院し、ステロイド維持療法中であった。5月中旬、急に腹膜刺激症状を伴う腹痛が出現し、腹膜炎疑いにて当科依頼となった。初診時現症は下腹部を中心に間欠的な自発痛と腹膜刺激症状を認めた.血液検査所見は白血球の軽度上昇を認める以外、特に異常値は認めなかった。腹部造影CT検査で少量の腹腔内遊離ガス...
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小腸-症例報告3
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