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検索結果は7件です。

埼玉県におけるGIST治療の現状―埼玉県GIST研究会アンケート調査
俵 英之(埼玉医大国際医療センター・包括的がんセンター消化器病センター消化器外科)
【目的】埼玉県におけるGISTの状況を把握し、埼玉県でのデータを蓄積する。本調査を基盤としてGIST治療の最適化を目指し同時に課題を抽出する。調査対象施設:埼玉県でGIST診療を行っている15施設。調査期間:2003年7月から2009年12月までにGISTと診断された症例。【結果】症例数303例,平均年齢:63.7歳,平均腫瘍径:5.1cm。原発部位:胃77%,小腸12%,十二指腸3%,大腸2%,...

第53回日本消化器病学会大会胃-GIST

当院におけるGISTに関する検討
三上 達也(弘前市立病院・内科, 弘前大大学院・消化器血液内科学)
2009年4月から2011年3月に当院で経験したGISTについて臨床病理学的に検討を行った。上記期間に経験したGISTは8例(男性3例、女性5例)で、平均年齢は69.6歳(53~83歳)であった。部位は胃が6例、小腸が1例、大網原発で、他医で手術歴があり、術後1年2ヶ月の多発肝転移再発が1例であった。診断の契機は無症状(スクリーニングで発見されたもの、他疾患のために施行したCTで偶然発見されたもの...

第53回日本消化器病学会大会胃-GIST

当院におけるGIST遺伝子解析
舩坂 好平(名古屋大大学院・消化器内科学)
【目的】GISTの病態、予後にかかわる分子学的メカニズムはいまだ十分解明されていない。今回我々は倫理委員会承認のもとGIST検体についてc-kit遺伝子およびPDGFRα遺伝子解析を行ったので報告する。【対象】2008年10月から2011年3月までに当院および関連病院でEUS-FNAもしくは手術を施行され病理学的に確診されたGISTで遺伝子研究に同意された41検体(EUS-FNA:13検体、手術:...

第53回日本消化器病学会大会胃-GIST

消化管間質腫瘍におけるmicroRNA発現プロファイル解析
新沼 猛(札幌医大・1内科)
【目的】消化管間質腫瘍(GIST)におけるmicroRNA (miRNA)発現プロファイルを解析し、悪性度や予後予測のマーカーとなりうる知見を得ることを目的とした。【方法】手術切除された新鮮凍結GIST検体(n=64)およびパラフィン切片(n=100)を解析対象とした。miRNAマイクロアレイV3 (Agilent)を用いて32例のGISTにおけるmiRNA発現プロファイルを解析した。TaqMan...

第53回日本消化器病学会大会胃-GIST

胃粘膜下腫瘍に対するEUS-FNAの有用性と問題点
原田 賢一(鳥取大・機能病態内科)
【はじめに】消化管粘膜下腫瘍(SMT)に対する超音波内視鏡下穿刺吸引生検(EUS-FNA)は病理学的診断を得るのに有用かつ安全な検査法である.我々は,消化管SMTに対してEUS-FNAを積極的に行っており,今回は胃SMTに対する成績について報告する.【対象・方法】2007年1月から2011年3月までにEUS-FNAを施行した20例(穿刺件数22件)とした.EUS-FNA施行までに通常内視鏡及び主に...

第53回日本消化器病学会大会胃-GIST

当院における切除不能/再発GISTに対するimatinibの治療成績
齋藤 聖子(富山大・3内科)
【背景】切除不能/再発GISTはimatinib治療によって、長期生存が期待される。観察期間中央値52ヵ月のB2222試験では、400mg/日投与の病勢コントロール率は82.2%、全生存期間中央値は248週と良好な成績が示された。【目的】当院における切除不能/再発GIST患者のimatinib治療の治療成績を検討した。【方法】2003年4月から2011年3月までにimatinibの投与を受けた切除...

第53回日本消化器病学会大会胃-GIST

当院における胃粘膜下腫瘍に対する腹腔鏡・内視鏡合同胃局所切除術(LECS)の現状
西川 義浩(北野病院・消化器センター消化器内科)
【背景】胃粘膜下腫瘍に対して,腹腔鏡下切除が一般的に行われる.しかし,胃内発育型腫瘍では過剰に切除され術後変形を来し易い事,胃食道移行部や幽門輪近傍の病変では腹腔鏡手術が困難である事が問題である.胃内発育型胃粘膜下腫瘍に対する新しい術式として腹腔鏡・内視鏡合同胃局所切除(laparoscopy endoscopy cooperative surgery:LECS)が行われるようになっている.当院で...

第53回日本消化器病学会大会胃-GIST