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検索結果は7件です。

P-022 当科における肝細胞癌に合併した胆道出血の7例についての検討
川崎剛(熊本大学大学院消化器内科学)
【目的】胆道出血の原因としては肝胆道系に発生する炎症・感染・腫蕩などが挙げられるGreenらの報告では腫瘍からのものは7%程度とされ肝細胞癌(HCC)に対する加療の経過中に胆道出血を来す場合がある.当院にて経験したHCCに合併した胆道出血の発症時の背景。予後について検討した.【方法1当科において2004年以降HCCに合併した胆道出血の症例についてレトロスペクティブに検討した、【結果】症例は7例で男...

第98回日本消化器病学会総会肝癌2

P-023 肝細胞癌経過中に認めた胆道閉塞に対する内視鏡治療の経験
高橋昭裕(大森赤十字病院消化器内科)
【目的1肝細胞癌(HCC)の経過中に総胆管結石の合併やHCC進行に伴う胆管浸潤等による胆道閉塞はしばしば経験される、しかしその際の内視鏡治療の有効性はあまり検討されていない、今回当科における経験を検討した【方法】2002年1月から2011年10月までに当科において治療したHCCは337例であった.そのうち経過中に胆道閉塞をきたし内視鏡治療を行った症例を対象としその有効性について検討した.【結果1対...

第98回日本消化器病学会総会肝癌2

P-024 当院における過去10年間のC型肝炎関連肝癌の臨床像変化
依光展和(愛媛県立中央病院消化器内科)
【背景・目的】肝癌の発症年齢が高齢化している中でC型肝炎関連肝癌の臨床像がどのように変化しているか明らかにする.【方法】12000年2月から2009年12月まで当施設にて治療を行ったC型肝炎関連初発肝癌613人を対象に2000年から2004年の前期(n=270)2005年から2009年の後期(n=343)に分けてそれぞれの患者背景や臨床的特徴について比較・検討した.【結果】前期から後期にかけて平均...

第98回日本消化器病学会総会肝癌2

P-025 定位放射線照射治療を用いた肝細胞癌に対する集学的治療
 
【はじめに】放射線治療は肝細胞癌に対する姑息治療の1つとして用いられてきたが最近では集学的治療の1モダリティとして利用されることも多い.今回転移のために標準治療が困難な肝細胞癌(以下HCC)に対して定位放射線治療(以下SRT)を行い良好な治療効果を得た3症例を経験したので報告する【症例1】70歳男性非B非C肝硬変糖尿病HCCのため肝S5及びS6を切除.半年後にHCC再発を認め.TACEを受けた.1...

第98回日本消化器病学会総会肝癌2

P-026 肝細胞癌切除後10年以上無再発症例の臨床的特徴―準長期無再発例(3年以降10年未満再発例)との比較
松田政徳(山梨大学医学部第一外科)
(はじめに)肝細胞癌(肝癌)は治癒切除後であっても高率に再発し10年以上無再発例は稀である.長期無再発生存例の臨床病理学的特徴を明らかとすることを目的とした.(対象と方法)2000年末までに実施した肝癌初回治癒切除症例のうち10年以上無再発生存した15例(長期無再発群)と3年以降10年未満再発13例(準長期間再発群)を対象とした(結果)長期無再発15例は男性13例.女性2例でt肝切除時の年齢は平均...

第98回日本消化器病学会総会肝癌2

P-027 当科において初回肝切除を行ったNBNC-HCCとB-HCCC-HCCとの比較検討
岡村行泰(名古屋大学大学院医学系研究科消化器外科学)
【目的】本邦ではC型肝炎を背景とする肝細胞癌(HCC)症例が多くB型C型肝炎いずれも伴わないHCC(NBNC-HCC)症例はHCC全体の約10%と報告される近年NASHやNAFLDを背景とするNBNC-HCC症例は増えており肝炎ウイルスを背景.に発生するHCCと臨床病理学的特徴について比較検討した.【方法】1991年1月から2009年12月の間でHCCに対して初回肝切除を行った症例は436例であっ...

第98回日本消化器病学会総会肝癌2

P-028 当科での腹腔鏡下肝切除術の導入と短期成績
鹿野敏雄(市立四日市病院外科)
【緒言】腹腔鏡下野切除術は低浸襲手術として定着してきており患者に対する利益は大きくまた関連する手術器具も様々な利便性のあるものが登場し安全性も向上した。しかしながらその手術手技の煩雑さから広く普及しているとは言い難いのが現状である.当科でも2010年6月から本術式を導入Tこれまでに7例の腹腔鏡下側切除術を施行した.当科での短期成績について報告する.【対象】2010年6月から2011年10月までに施...

第98回日本消化器病学会総会肝癌2