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拡大内視鏡観察による分化型早期胃癌の微小血管診断の有用性について検討
田中 朋史(服部胃腸科)
目的)拡大内視鏡観察でみられる分化型早期胃癌のIMVPをより具体的に示す指標、また分化型早期胃癌の診断としてIMVP、DLの有用性について自験例を基に検討した。方法)期間は2006年12月~07年3月。対象は当院で内視鏡的治療した分化型胃癌症例12例、コントロール群は同時期に得られた慢性胃炎の発赤、びらん症例34例とした。拡大内視鏡観察で見られる微小血管のパターンを(a. 血管走行の逸脱、b. 血...

第089回九州支部例会

当科における拡大内視鏡観察
松坂 浩史(原三信病院 消化器科)
原三信病院消化器科では食道表在癌,早期胃癌,胃腺腫,大腸の表在型腫瘍に対して術前診断として拡大内視鏡観察を試みている.拡大観察に際してはインジゴカルミン,酢酸撒布,ピオクタニン(crystal violet)染色に加えFTS社製Sapientiaシリーズを使用しFICEを併用した微細血管構造,粘膜模様,pit patternを検討している.食道表在癌においては乳頭内血管内ループ(intra-pap...

第089回九州支部例会

拡大内視鏡を用いた早期胃癌の診断学の構築
福田 英一郎(国立病院機構 長崎医療センター)
【緒言】拡大内視鏡を用いた消化管腫瘍の診断は大腸では腫瘍の腺管構築の違いにその主眼が置かれているのに対し、胃では腫瘍の血管構築の違いに主眼が置かれている。我々は、胃腫瘍(胃腺腫および早期胃癌、胃MALTリンパ腫)に染色法を用いた拡大内視鏡検査を施行しており、今回、その特徴的な腺管構造と病理学的な関連性について報告する。【対象, 方法】対象は、2002年1月より2005年8月までに当院でクリスタルバ...

第089回九州支部例会

大腸腫瘍におけるpit patternおよび微細血管模様による質・深達度診断能の検討
澤 優子(久留米大学医学部内科学講座消化器内科部門)
【目的】pit pattern及びNBIを用いた微細血管模様による大腸腫瘍の質・深達度診断能を明らかにする。【対象と方法】内視鏡的又は外科的に切除された大腸腫瘍の内、1)拡大内視鏡と実体顕微鏡の対応が可能であった190病変を対象として、VI型pitを輪郭明瞭なVI型と輪郭不明瞭なVI型に細分類したpit patternによる質及び深達度診断能を検討する。2)NBIで微細血管模様が十分に観察評価でき...

第089回九州支部例会

食道表在癌の拡大内視鏡による微細血管構築と組織所見の比較検討
田宮 芳孝(久留米大学内科学講座消化器内科部門)
食道の扁平上皮は内視鏡的にIPCL(上皮乳頭内血管ループ)が透見され、更にはNBI(narrow band imaging)強調画像ではこれらの血管が背景粘膜に対して高いコントラストをもって描出される。井上らは拡大内視鏡による食道表在癌のIPCLの特徴として、4つの変化所見、すなわち拡張、蛇行、口径不同、形状不均一が認められるものとし、IPCL type IからVに分類している。また、深達度診断に...

第089回九州支部例会

バレット食道及びバレット食道腺癌の拡大内視鏡観察
磯本 一(長崎大学第二内科)
【目的】当科では、バレット腺癌及び発癌母地となる特殊腸上皮化生(SIM)の判別を目指して、拡大内視鏡検査を行っている。本研究では、拡大内視鏡観察によるピットパターン分類の、SIM或いは腫瘍性病変に対するに対する診断意義を明らかにする。【方法】2006年11月ー2007年3月に、拡大内視鏡観察をし得たバレット食道49例を対象とした。通常観察、クリスタルバイオレット・酢酸散布拡大観察によるピット分類後...

第089回九州支部例会

食道表在癌の深達度診断における拡大内視鏡検査の有用性
高木 靖寛(福岡大学 筑紫病院 消化器科)
【目的】食道表在癌の深達度診断における拡大観察の有用性について検討した。【対象】2003年から2007年3月までに当院で拡大内視鏡検査を行った食道表在癌60例65病変[平均腫瘍径26.9(5~75)mm、肉眼型:0-IIb,IIc 49病変、0-IIa(+IIc) 14病変、0-I(+IIc) 2病変、深達度:m1,2癌 40病変、m3,sm1癌 13病変、sm2以深 12病変]。【方法と検討項目...

第089回九州支部例会