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検索結果は7件です。
- 大阪赤十字病院における進行肝癌に対する治療戦略
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邉見 慎一郎(大阪赤十字病院 消化器科)
【目的】Sorafenibへの移行時期を念頭に当院における進行肝細胞癌に対する治療戦略について報告する。尚、進行肝細胞癌の定義は手術不能、RFA適応外の病変とする. 【治療法】当院では切除不能肝細胞癌に対し2009年6月から2011年3月の21ヶ月間においてIVR331セッション(172症例),PEIT124セッション(68症例),Sorafenib 67症例を治療法として選択している。治療...
第095回近畿支部例会 >
- 当院における進行肝細胞癌に対するソラフェニブ治療の現状
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日高 健太郎(大津赤十字病院 消化器科)
【背景と目的】2009年5月、切除不能肝細胞癌にソラフェニブが保険適応となり、進行肝細胞癌に対する治療の選択肢が広かった。当院でソラフェニブを使用した切除不能肝細胞癌患者14症例について治療成績を検討し、報告する。【対象】2009年5月から2011年4月まで当院でソラフェニブを使用した14症例。年齢中央値 70.0歳(57-75歳)。男性:女性 10:4。ECOG PS 0 6例、1 7例、2 1...
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- ソラフェニブ投与による肝細胞癌治療の効果判定と肝障害予測でのソナゾイド造影エコーの有用性
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大濱 日出子(市立池田病院 消化器内科)
【目的】肝細胞癌に対するソラフェニブは長期投与による生存期間の延長を期待されるが、特定使用成績調査中間報告では1カ月以上継続出来たのは55%に過ぎなかった。投与中止例では肝機能低下や肝梗塞を起こし、治療効果に加え肝障害を予測するバイオマーカーの同定が急務である。今回、我々はソラフェニブ投与早期の血流変化により治療効果と肝障害の予測が可能か検討した。 【対象と方法】切除不能、局所治療適応外でChil...
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- 分子標的治療薬投与時の造影超音波によるモニタリング法の試み
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田中 弘教(兵庫医科大学 内科学・肝胆膵科)
【目的】進行肝癌に対する分子標的治療薬には有効性の一方、早期効果判定法の確立が課題である。分子標的治療薬有効例では治療早期より腫瘍血流変化を認める症例が知られてり、高い空間・時間分解能で腫瘍血流評価可能な造影超音波検査(CEUS)に期待が持たれる。今回我々は臨床で導入しやすい造影超音波での治療効果判定法とその意義を検討した。【方法】当院で分子標的薬投与を行った39例の患者のうち、治験患者や投与30...
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- 下大静脈腫瘍栓を伴う進行肝細胞癌の対する放射線治療
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尾下 正秀(大阪警察病院 内科)
【目的】現在、放射線治療は肝細胞癌の主たる治療法ではないが、肝細胞癌の主病巣、リンパ節・骨・脳などの転移巣、門脈など血管内腫瘍栓に対して行われている。今回、下大静脈腫瘍栓を伴う進行肝細胞癌に対する放射線治療を経験したので報告する。 【対象】2009年より下大静脈腫瘍栓に対して放射線治療を施行した肝細胞癌患者5名(男/女=4/1、年齢51~85歳、成因:HBV/HCV/アルコール=1/2/2、...
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- 進行肝細胞癌に対するソラフェニブ投与例におけるSDの持続期間と生存期間の検討
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有住 忠晃(近畿大学 医学部 附属病院)
【目的】ソラフェニブは進行肝細胞癌に対して延命効果が証明されている分子標的薬である。今回当院でソラフェニブ投与例において、病勢安定(SD)の持続期間という観点から生存期間(OS)に与える影響について比較検討を行った。【対象】当院で2009年5月から2010年11月までに進行肝細胞癌に対してソラフェニブを導入した112例を対象とした。その中からmodified RECIST基準により治療効果判定を行...
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- 進行肝細胞癌に対する分子標的治療を先行した肝切除の妥当性
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土師 誠二(大阪府済生会中津病院 外科, 近畿大学医学部外科)
【目的】分子標的治療薬の導入により進行肝細胞癌治療に新たなオプションが加えられたが、進行肝細胞癌に対する分子標的治療薬(ソラフェニブ)投与の適応は、切除不能もしくはTACE不応例とされている。しかしながら、分子標的治療により奏功が得られた症例では、残存もしくは治療不応病巣に対する外科治療の導入も検討に値する。今回、ソラフェニブ投与後に外科的治療を行った4症例を経験したので、その妥当性について検討し...
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