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検索結果は7件です。
- 画像強調内視鏡を活用した大腸腫瘍性病変に対する効率的な診断戦略確立にむけた試み
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花房 正雄(大阪府立成人病センター 消化管内科)
【はじめに】画像強調内視鏡(IEE)は病変の発見や鑑別など種々の診断過程においてその効果を発揮しうる。当センターではIEEを用いた効率的な大腸腫瘍性病変診断戦略の確立を目指している。 【背景】我々は先端透明フード(TH)併用自家蛍光内視鏡(AFI)により大腸腫瘍性病変の拾い上げ診断能が白色光観察のみに比べて有意に向上することを報告した。しかし発見された病変の多くが小さな低異型度腺腫であり、病...
第095回近畿支部例会 >
- NBI観察による早期大腸癌の深達度診断能の検討
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佐野村 誠(北摂総合病院 消化器内科)
【背景】早期大腸癌の内視鏡的治療適応の決定において,特に大腸内視鏡検査による術前の深達度診断は重要であり,各種modalityにおける深達度診断能の検討が行われている.【目的】NBI(Narrow-band imaging)診断とpit pattern診断による早期大腸癌の深達度診断能およびその限界について明らかにする.【対象・方法】2006年5月から2011年4月までに当院でpit patter...
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- 早期大腸癌深達度診断におけるCapillary Pattern(CP)及びSurface Pattern(SP)の診断精度
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岩館 峰雄(佐野病院)
我々は1999年よりNBIを開発し、大腸内視鏡検査において毛細血管構築を中心とした。従来の内視鏡では観察できなかった微小血管診断学を報告してきた(Endoscopy 2004)。腫瘍性病変の表面では血管の拡張や新生血管の増生が起り、これらの微小血管のパターンをNBIで観察すると、通常より拡張した茶色の網目状血管が観察される。我々はこれを”Meshed Capillary (MC) vessel”と...
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- 大腸腫瘍に対するNBI、FICEを用いた拡大診断における、surface pattern観察の重要性
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稲田 裕(京都府立医科大学附属病院 消化器内科)
[背景および目的] 現在、NBI・FICE拡大観察において統一された分類はないが、surface patternを加味したNBI分類が広島大学より提唱されている.本研究では簡易化のためこの分類に改変を加え、その妥当性およびFICE拡大観察における同分類の使用について検討した.[方法]当科で拡大観察を施行し,病理学的検討が可能であったNBI127症例、FICE150症例を対象とした.NBI分類は広島...
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- 大腸病変に対するNBI拡大・色素拡大の内視鏡診断能に関する検討
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福永 周生(大阪市立大学大学院 消化器内科学)
【背景】大腸病変に対する拡大内視鏡観察を用いたpit pattern診断は、腫瘍/非腫瘍の鑑別や癌の深達度診断において有用である。さらに近年Narrow-band imaging (NBI)が登場したことで病変表層の微小血管形態や表面構造の詳細観察が可能となったことから、新たな診断技術や分類が報告されている。内視鏡診断や分類の標準化には診断の再現性が重要であるが、interobserver におけ...
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- スクリーニング大腸内視鏡検査における非拡大NBI観察の有用性
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日下 利広(京都桂病院消化器センター消化器内科)
【背景】NBI拡大観察を用いた診断は有用であるが,狭帯域光拡大観察に保険点数がついた現状でも飛躍的に拡大内視鏡が全国的に普及したとは言い難く,日常のスクリーニング検査では拡大観察と非拡大観察が混在している病院も多いのが実情であろう.そこで今回,当院における非拡大NBI観察による大腸腫瘍の診断成績を解析し,スクリーニング大腸内視鏡検査における非拡大NBI観察の有用性について検討した.【対象と方法】2...
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- NBIを用いた大腸腫瘍性病変検出力向上の可能性について
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堀松 高博(京都大学大学院医学研究科 消化器内科学)
【背景】NBI (Narrow Band Imaging)とは、生体粘膜の吸収特性及び照明光深達度の波長依存性に着目し、内視鏡的に生体粘膜浅層の毛細血管及び微細構造を強調する視認性向上を狙う技術である。その技術背景より従来の白色光 (WLI: White Light Imaging)に比べてNBIは大腸腫瘍性病変の検出力向上に寄与する可能性が考えられたが、現在までの報告は大部分が単施設での報告で、...
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