セッション

検索結果は8件です。

在宅緩和ケアの地域連携をめざして
村田 幸平(市立吹田市民病院・外科)
はじめに:当院では「吹田在宅ケアを考える会」と連携して、切れ目のない緩和ケアをめざしている。近隣にて在宅ケア医、訪問看護ステーションを探す場合の一助となるように、2011年に「吹田在宅ケアマップ」を作成した。マップ作成に先立って、掲載する情報をアンケートした結果を報告する。方法:吹田市内にて在宅療養支援診療所の届け出を行っている全49施設と本会の世話人が所属する2施設、さらに訪問看護ステーション2...

第54回日本消化器病学会大会その他6

糖尿病患者における消化器癌死亡の実態;地域中核病院での17年間、フォロー率93%のRetrospective Study
井上 正晴(山梨県立中央病院・糖尿病内分泌内科)
【目的】最近、メタ解析により糖尿病患者において膵癌・肝癌・大腸癌で発症リスクが高いことが報告された。今回、発表者の一人(MI)が1995年当院において糖尿病外来を開始し、同年12月までに診療した316名の長期(17年間)の予後調査を行い、糖尿病患者の死因および死因に寄与する因子について検討した。【方法】1.対象は1995年4月から12月に、MIが診た連続する316名の糖尿病患者。2.102名(32...

第54回日本消化器病学会大会その他6

肝・胆道疾患における緩和ケアチームの役割~チームが機能するための要件とは~
山崎 正晴(奈良県立医大附属病院・中央臨床検査部)
【目的】肝・胆道疾患における緩和ケアチーム(Palliative Care Team:PCT)の役割とチームが有効に機能するための要件について検討する. 【方法】奈良県立医科大学附属病院PCTに紹介された院内の肝・胆道疾患症例について, 疾患の内訳, 紹介目的を集計し, さらにPCT支援期間中のPCTからの提案内容と時期を解析し, PCT活動が緩和ケア上の全ての問題に対応するための要件について検討...

第54回日本消化器病学会大会その他6

当科が行っている緩和医療
緑川 靖彦(呉羽総合病院)
悪性腫瘍が死因の第一位になって久しい。その中でも消化器癌は依然として頻度が高く、日常診療において日々遭遇することが多い。一方でがん対策基本法、第五次改正医療法の施行により早期からの緩和ケアの実践、在宅医療、在宅緩和ケア推進の方向性が一層明確となった。推進すべきことは、がん医療の均てん化であり、取りも直さず早期からの緩和ケアの実施であろう。さらに、がん終末期の療養の場として、大多数の患者が自宅を求め...

第54回日本消化器病学会大会その他6

膵・胆道癌患者に対する緩和ケアチームの取り組み~病棟密着型ミニチームの薦め
高山 敬子(東京女子医大・消化器内科, 東京女子医大・化学療法・緩和ケア科)
【背景と目的】膵・胆道癌は極めて予後不良であり、出現する症状も短期間で多彩で、早期から緩和医療を行っていくことが重要である。当院では緩和医療の充実を図るため、2011年度に病棟の緩和ケア医師・がん性疼痛認定看護師・緩和薬物療法認定薬剤師で病棟密着型ミニチームを編成し、必要な患者へ介入しやすくしたので、その成果を報告する。【対象と方法】ミニチーム編成前後期(2009・2011年)で、当院消化器内科の...

第54回日本消化器病学会大会その他6

消化器癌治療における緩和ケア病棟・外来の役割
許山 美和(山梨県立中央病院・緩和ケア科)
【目的】近年、消化器癌においては化学療法やステント技術の進歩により生存期間の延長がみられるが、同時に患者の苦痛緩和への取り組みも重要視されてきている。当院では2005年4月山梨県唯一の緩和ケア病棟15床(医師2名、看護師14名)と緩和ケア外来を開設した。開設以降7年間の現状から消化器癌におけるその役割を検討する。【方法】2005年4月から2012年2月までに当院緩和ケア病棟に入院した患者のべ896...

第54回日本消化器病学会大会その他6

消化器癌に対する緩和医療ー当院における緩和ケアチームの取り組みと今後の展望ー
橋本 和彦(八尾市立病院・外科)
【はじめに】2007年4月より,がん対策基本法が施行され,緩和ケアの重要性が認識されるようになった. 当院は,病床数380床の急性期病院であり,大阪府がん診療拠点病院に指定されている.当院では,2008年2月から緩和ケアチーム(PCT)が発足し,活動を開始した. 当院における消化器癌患者に対するPCTの取り組みと今後の展望について報告する.【対象と方法】2008年2月から2011年12月までにPC...

第54回日本消化器病学会大会その他6

オピオイドナイーブ消化器癌患者におけるフェンタニルパッチ早期導入の臨床的検討
江口 考明(済生会中津病院・消化器内科)
【目的】消化器癌患者は進行に伴って疼痛だけでなく,嘔気や便秘といった消化器症状を生じやすい。疼痛は主観的なため一般的な麻薬導入時期や貼付剤への変更時期を示す明確な指標は無く,一般消化器医は疼痛治療に戸惑うことがある。そこで初期疼痛治療を目指した麻薬導入時期と,消化器症状の少ないフェンタニルパッチ早期導入での有用性を検討した。【対象】2010年1月~2012年3月通院中の消化器癌患者のうち,癌性疼痛...

第54回日本消化器病学会大会その他6