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検索結果は7件です。
- microRNA-143, -145発現とadenoma-carcinoma sequence
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釜谷 明美(藤田保健衛生大・消化管内科)
【目的】microRNA (miRNA)は22-25ヌクレオチドの小さな機能性RNAであり、標的となるmRNAと結合して翻訳を抑制する。我々はこれまでに大腸の腫瘍組織、とくに大腸癌や家族性大腸腺腫症の症例においてmiR-143、miR-145が共に高率に発現低下することを見出し報告してきた。今回我々は、大腸腫瘍におけるAPC遺伝子由来の蛋白apcとp53、miR-143, -145の発現について臨...
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大腸(腫瘍)1
- 当院における原発性虫垂癌4例の検討
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舟木 準(武田病院・消化器センター)
【はじめに】原発性虫垂癌は全大腸癌手術症例の0.5~1.4%、虫垂切除症例の0.02~0.84%と稀な疾患である。2005年1月~2011年12月までに当院で4例の原発性虫垂癌を経験したため報告する。【結果】症例は男性4例、女性0例、平均年齢57.3歳(35~85歳)、術前診断は3例が腹痛で来院した急性虫垂炎、1例が全身倦怠感の精査で発見された虫垂粘液嚢腫であった。急性虫垂炎と診断された3例は術中...
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大腸(腫瘍)1
- 大腸癌と他臓器重複癌に関する臨床的検討
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橋爪 正(むつ総合病院・外科)
【目的】大腸癌と他臓器重複癌(以下,重複癌)に関する臨床病理学的検討を行った.【対象】1988-2007年にA病院外科で施行した大腸癌初回手術2166例を対象とするretrospective studyである.【結果】20年間の大腸癌手術のうち重複癌は248例(11.4%)に確認された.内訳は同時性120例,異時性124例,同時異時性4例である.男女比は同時性2.1:1,異時性1.2:1,同時異時...
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大腸(腫瘍)1
- 大腸粘液癌の臨床的特徴および患者背景に関する検討
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田畑 拓久(がん・感染症センター都立駒込病院・消化器内科)
【目的】大腸粘液癌は全体の約4%と稀な組織型であるが、通常の大腸癌と比べて右側結腸に多いという特徴がある。一方、Lynch症候群に発生する大腸癌も右側結腸に多く、粘液癌が多いことが知られている。今回、大腸粘液癌の臨床的特徴および患者背景を明らかにし、Lynch症候群との関連性を検討した。【方法】2006年4月~2011年12月に外科的切除された大腸粘液癌77例を対象に臨床的特徴および患者背景につい...
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大腸(腫瘍)1
- 腸管穿孔を契機に発見された大腸癌の臨床的検討
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大塚 崇史(神戸赤十字病院・消化器内科)
【背景と目的】腸管穿孔を契機に発見された大腸癌の予後は不良とされているが、不明な点も多い。今回、穿孔性大腸癌の予後を推察することを目的とした。【対象と方法】2003年11月から2011年11月まで当院で経験した大腸癌穿孔21例に対して検討した。【成績】年齢は50歳~84歳(平均67.8±10.4歳)。性別は男性17例(81%)、女性4例(19%)。腫瘍部位は全て左半結腸であった(S状結腸15例(7...
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大腸(腫瘍)1
- 2cm以下進行大腸癌の臨床病理学的特徴
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蟹江 浩(名古屋第二赤十字病院・消化器内科)
【目的】2cm以下進行大腸癌の臨床病理学的特徴を明らかにする。【方法】対象は2006年1月から2011年12月までに外科的切除を行った進行大腸癌1096例のうち、腫瘍径2cm以下の進行大腸癌(以下小型群)96例(8.8%)である。2cm以上の進行大腸癌(以下対照群)は1000例であり、両群を比較検討した。検討項目は性別、年齢、占拠部位や壁深達度、脈管侵襲、リンパ節転移、遠隔転移などを解析した。【成...
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大腸(腫瘍)1
- 大腸腺腫症における結腸全摘・回腸直腸吻合術(IRA)後の長期経過
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前畠 裕司(九州大大学院・病態機能内科学)
【背景】大腸腺腫症に対する予防的大腸切除の術式として以前は結腸全摘・回腸直腸吻合術(ileo-rectal anastomosis; IRA)が主流であったため、IRA術後長期経過例が増加している。【目的】IRA術後に発生する残存直腸癌の特徴を検討する。【方法】1965年~2004年にIRAが施行された大腸腺腫症で、経過観察を行った27例を遡及的に解析した。残存直腸癌の発生率をKaplan-Mei...
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大腸(腫瘍)1
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