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検索結果は7件です。
- 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)/低容量アスピリン(LDA)起因性小腸傷害の現況と今後の展望
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石原 誠(名古屋大大学院・消化器内科学)
【目的】当院におけるNSAIDs/LDA起因性小腸傷害の臨床病理学的特徴や代謝酵素遺伝子多型との関連について検討を行う。【方法】対象は2003年6月~2011年12月に当院でDBEを施行したNSAIDs/LDA内服患者121例(LDA 55例,NSAIDs51例,併用群15例)(年齢67.4±11.0歳、男/女=68/53)。CYP2C9遺伝子多型の解析はTaqManPCR法を用いた。【結果】検査...
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小腸(臨床)2
- 化学療法後に生じた合併症のため外科切除を要した消化管悪性リンパ腫7例の臨床的検討
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斉藤 誠(愛育病院・内科)
【目的】消化管は悪性リンパ腫の好発部位であり、外科切除を先行させる場合もあるが、治療の基本は化学療法である。今回、われわれは化学療法後に生じた合併症のため外科切除を要した消化管悪性リンパ腫の臨床像を後方視的に検討した。【方法】平成7年1月から平成23年12月まで当院で経験した、上記に該当する7症例(平均年齢65.1歳、男5例:女2例)について発症部位と組織亜型、合併症の種類などを検討した。【成績】...
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小腸(臨床)2
- 消化管びまん性大細胞型B細胞リンパ腫における遺伝子転座解析
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池上 幸治(九州大・病態機能内科)
【目的】胃のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(diffuse large B-cell lymphoma; DLBCL)において、免疫グロブリン重鎖遺伝子(IGH)を含む遺伝子転座と予後との関連が報告されている.腸管DLBCLにおける(IGH)遺伝子転座の特徴、および予後との関係は不明である. 【方法】当科で診断した消化管原発DLBCL 64例(腸原発23例、胃原発...
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小腸(臨床)2
- クローン病合併した続発性アミロイドーシスの臨床的検討
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鮫島 洋一(鹿児島大・消化器疾患・生活習慣病学)
はじめにクローン病(以下CD)などの慢性の炎症性疾患に続発するアミロイドーシス(以下,AMY)は,患者のQOLや生命予後に影響を与える全身合併症の一つである.今回,当院および南風病院で経験したCDに合併したAMYについて,その臨床像を検討したので報告する.対象および方法当院で2011年までに診断・治療を行っているCD症例138例,および南風病院で1984年から2004年までの症例92例の合計230...
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小腸(臨床)2
- バルーン内視鏡及びカプセル内視鏡を施行したOGIB症例の検討
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伊藤 貴博(旭川医大・消化器・血液腫瘍制御内科)
【背景・目的】OGIBの診断・治療においてバルーン内視鏡(BAE),カプセル内視鏡(CE)有用であるが,検査時期,検査法の選択などに一定の見解はない.当科においてBAE及びCEを施行したOGIB症例の成績を検討した.【対象】2004年4月~2011年12月までに小腸精査目的に施行したBAE153例222回のうちOGIBに対して施行した57例(86回).2008年5月~2011年12月までに施行した...
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小腸(臨床)2
- 当院における転移性小腸腫瘍の検討
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喜多 雅英(岡山大病院・消化器内科)
【目的】消化管転移性腫瘍の多くは、臨床的に遭遇することは比較的まれである。過去の報告では悪性腫瘍の消化管への転移率は小腸がもっとも頻度が高い。近年では、この領域における内視鏡検査、画像検査も進歩してきている。今回、その特徴を把握するために転移性小腸腫瘍を検討した。【対象】2002年から過去10年間において当院にて経験した転移性小腸腫瘍22例、男性16例、女性6例、平均年齢64.5歳を対象とした。【...
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小腸(臨床)2
- 胆汁排泄障害時の脂質吸収障害に対する卵黄レシチン乳化液の効果
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明石 哲郎(済生会福岡総合病院・内科)
【目的】胆汁排泄障害時は脂質の吸収障害を生じる。経腸栄養剤のジャネフK-2Sは下痢改善の報告があり、我々の検討でも経腸栄養剤に起因すると考えられる下痢症例で平均2.7日と早期に改善認めた。K-2Sの乳化剤である卵黄レシチンを使用した乳化液が人工胃液中でも乳化が安定し、下痢改善に関与していると考えられている。卵黄レシチンによる乳化は胆汁排泄障害時の脂質吸収に有効な可能性も考えられ、乳化剤の違いによる...
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小腸(臨床)2
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