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検索結果は7件です。
- 高度の血小板減少を合併する小型肝癌における補助治療としての脾摘の有用性
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田中 正俊(ヨコクラ病院・消化器内科)
【目的】肝癌治療では、高度血小板減少症(5万以下)が治療の制限因子となる。われわれは治療継続のために脾摘術を積極的に導入しており、その効果を検証した対象研究が少ないので、プロペンシティースコアを用いた後ろ向きコーホート対象研究で、その意義を検討した。【方法】2002年から2009年で、A病院で肝癌治療目的に脾摘した64症例から、長期生存が期待できるミラノ基準内の32例を選択した。各種因子は、平均年...
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肝臓(門脈圧亢進症)
- 当院における進行肝細胞癌症例での胃食道静脈瘤破裂98例の検討
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河井 敏宏(杏雲堂病院・消化器肝臓内科)
【目的】進行肝細胞癌に合併する食道胃静脈瘤は難治性であり、静脈瘤治療の適応や有効性については明らかなconsensusは得られていない。当院では進行肝細胞癌症例において、破裂をした時点で内視鏡的止血を行い、肝細胞癌治療を優先している。今回、進行肝細胞癌症例での胃食道静脈瘤破裂例に対する緊急止血の成績につき検討した。【方法と対象】2007年1月から2011年12月までの5年間に、当院にて進行肝細胞癌...
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肝臓(門脈圧亢進症)
- 胃腎シャントに対するバルーン閉塞下逆行性経静脈的塞栓術(BRTO)の現状
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松岡 俊一(日本大・消化器肝臓内科)
【目的】バルーン閉塞下逆行性経静脈的塞栓術(BRTO)ではシャント血管およびそれに付随する側副血行路はバリエーションに富むため全く同じ治療は存在しない。今回当施設におけるBRTO施行例においてデバイスを中心に、治療内容と工夫症例について報告する。【対象と方法】2008年5月から2012年3月までのBRTO症例で胃腎シャントにのみ施行した36例について検討した。年齢中央値65.7(44-81)歳、男...
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肝臓(門脈圧亢進症)
- B-RTOによる傍臍静脈シャント閉塞の有用性
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中澤 学(埼玉医大・消化器内科・肝臓内科)
【目的】B-RTOによる胃腎シャント閉塞は胃静脈瘤の治療に有用である。門脈圧亢進症では胃腎シャント以外に様々な門脈大循環シャントが形成されこれによる肝血流量減少が肝予備能低下に寄与している。従って,これらシャントの閉塞は,肝機能改善に繋がると考えられる。そこで,傍臍静脈シャントの発達した症例を対象にB-RTOを施行し,肝性脳症及び肝予備能に対する影響を評価することで,胃静脈瘤の治療法以外としての有...
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肝臓(門脈圧亢進症)
- 肝硬変性門脈大循環短絡症(CPSS)による慢性反復性肝性脳症に対してシャント閉塞治療を施行した6例
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水本 健(国立呉医療センター・中国がんセンター消化器科)
【はじめに】 肝性脳症は、肝機能の低下によるアンモニア解毒能の低下や、肝内外の門脈.体循環短絡路により、血中アンモニアが上昇することにより誘発される。多くは特殊アミノ酸製剤, 蛋白制限食,合成二単糖類製剤など でコントロールされるが、門脈体循環短絡路を有する症例では再発型を呈する症例も少なくない。今回我々は門脈.体循環短絡路を有し再発型を呈する症例に対し、シャント閉塞治療を施行し治療の効果、肝機能...
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肝臓(門脈圧亢進症)
- 1型肝腎症候群に対するノルアドレナリンの治療経験
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橋本 知実(日本医大・消化器内科)
【目的】1型肝腎症候群(HRS)へのterlipressinの有効性が報告されている。Terlipressinが一般使用できない北米からその代用薬としてノルアドレナリンを用い有効であったことが少数報告されている。そこで、1型HRS患者にノルアドレナリンを投与しその治療効果について検討した。【方法】HRSの定義はInternational Ascites Clubの診断基準に従った。2009年3月か...
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肝臓(門脈圧亢進症)
- 当院における急性門脈血栓症9例の検討
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村上 坤太郎(西神戸医療センター・消化器科)
【はじめに】門脈血栓症は様々な基礎疾患を背景に起こる。血栓の発達が急速で上腸間膜静脈まで血栓が拡大した場合には、腸管のうっ血や壊死をきたすことより緊急手術を要することもあるが、反対に血栓の発育が緩徐である場合には数ヵ月以内に側副血行路が形成され肝外門脈閉塞症(EHO)となる。門脈血栓に対する治療としてはurokinaseやt-PAを用いる血栓溶解療法、heparinやwarfarinを用いる抗凝固...
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