セッション

検索結果は7件です。

急性胆嚢炎に対する内視鏡的経鼻胆嚢ドレナージ術と経皮経肝胆嚢ドレナージ術の比較検討
奥 隆臣(帯広第一病院・消化器内科)
【はじめに】急性胆嚢炎の診療ガイドラインでは,治療の第一選択は早期の胆嚢摘出術である.しかし背景疾患や耐術能,医療側の体制により,まず内科的に胆嚢ドレナージが行われる場合が多いのが現状である.胆嚢ドレナージには経皮経肝的胆嚢ドレナージ術(PTGBD)と内視鏡的胆嚢ドレナージ術(EGD)があるが,ガイドラインではPTGBDが推奨度の上では勝っている.本検討では内視鏡的経鼻胆嚢ドレナージ術(ENGBD...

第54回日本消化器病学会大会胆道(治療)1

当院における急性胆嚢炎に対する経皮的胆嚢ドレナージ術の検討
松原 悠(札幌東徳洲会病院・消化器内科)
【目的】急性胆嚢炎の治療は早期の胆嚢摘出術が推奨されている。しかし高齢化社会において、全身状態や抗凝固薬、抗血小板薬の内服既往など、緊急手術の適応とならない症例も多く存在し、その際行われるドレナージ術の意義は依然高いと考える。この度、当院で経験した急性胆嚢炎に対する経皮的胆嚢ドレナージ術をretrospectiveに検討する。【方法】2008年2月から2012年1月までの期間に、当院で経皮的胆嚢ド...

第54回日本消化器病学会大会胆道(治療)1

急性胆道炎に対する経皮的胆嚢ドレナージの現状
加藤 洋介(厚生連高岡病院・外科)
【背景】急性胆嚢炎に対する治療指針として早期の胆嚢摘出術が推奨されているが、全身状態不良や重篤な併存疾患、高齢などにより困難であることも多い。急性胆嚢炎に対する早期手術が困難な場合、経皮的ドレナージが有用とされている。【方法】2008年1月から2011年12月までの間に、急性胆嚢炎の診断で経皮的胆嚢ドレナージ術を施行した連続66症例を対象として、後ろ向きに検討した。【成績】経皮経肝胆嚢ドレナージ術...

第54回日本消化器病学会大会胆道(治療)1

超高齢者,認知症患者の良性胆道疾患治療に有用なEBD長期留置法
有井 一雄(公立那賀病院・外科)
90歳以上の超高齢あるいは認知症患者の良性胆道疾患治療は手技の安全性のみでなく術後QOLも考慮して選択すべきである。手術後QOLが低下した症例と内視鏡治療(EBD長期留置)後QOLが維持された症例を提示し、治療法の選択基準を検討した。〔症例〕1:90歳の女性で転倒し大腿骨頸部骨折となり整形外科での手術後に急性胆嚢炎を発症し腹腔鏡下胆嚢摘出術を行った。認知症悪化で施設に戻るまで4ヶ月のリハビリを要し...

第54回日本消化器病学会大会胆道(治療)1

経皮胆道ステント挿入についての検討
安藤 知子(神奈川県立がんセンター・消化器内科(肝胆膵))
【目的】悪性胆道狭窄に対しては経乳頭的ドレナージを行うことが一般的であるが、実臨床では様々な理由から経皮経肝胆道ドレナージ(以下PTBD)が行われるケースもある。一方で2003年に小腸鏡が市販されて以降、外科的切除後の症例に対しては小腸鏡使用下の胆道ドレナージ(以後小腸鏡下胆道ドレナージ)も増えつつある。しかし経皮経肝胆管ステント留置術の治療成績及び小腸鏡下胆道ドレナージとの比較について報告は少な...

第54回日本消化器病学会大会胆道(治療)1

胃切除既往例に対する腹腔鏡下胆嚢摘出術
中川 国利(仙台赤十字病院・外科)
【対象】当科で施行した腹腔鏡下胆嚢摘出4,193例の内、胃切除既往歴を有した100例を対象とした。胃切除の原疾患は、胃癌57例および胃・十二指腸潰瘍43例であった。また胃切除術式は全摘16例、噴門側胃切除2例、幽門側胃切除82例であった。再建術式は、Roux―en Y 16例、食道胃吻合2例、Billroth 1法52例、Billroth 2法30例であった。また虫垂切除術26例、腸閉塞手術7例、...

第54回日本消化器病学会大会胆道(治療)1

進行再発胆道癌gemcitabine治療症例の予後と効果予測因子の検討
村田 哲洋(大阪市立大・腫瘍外科学)
【目的】胆道癌は外科的切除が唯一の根治的治療とされているが、切除不能進行癌や切除後の再発例に対しては化学療法が中心となり、胆道癌診療ガイドラインでは、切除不能進行癌に対する化学療法としてgemcitabine(GEM)またはTS-1が推奨されている。しかし、その治療成績は未だ満足できるものではなく、抗癌剤治療の有効性を探ることが重要課題の一つであると考える。今回我々はGEMの代謝に関与する3つの因...

第54回日本消化器病学会大会胆道(治療)1