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検索結果は7件です。

切除不能胆道癌に対する2次治療以降のGEM+CDDP併用療法の検討
中村 和貴(千葉県がんセンター・消化器内科)
【目的】切除不能胆道癌に対しGEM+CDDP併用療法(GC療法)が試みられ、その有効性も報告されている。今回、GC療法を2次治療または3次治療として行った患者におけるGC療法の有効性について検討した。【方法】1次治療または2次治療が無効となった切除不能胆道癌患者に対して、GC療法としてGEM 1000mg/m2およびCDDP 25mg/m2をday1, 8に点滴し、3週間ごとに繰り返した。【結果】...

第54回日本消化器病学会大会胆道(治療)2

75歳以上の高齢者胆道癌膵癌に対するTS-1を用いた化学療法の検討
野上 明子(高松赤十字病院・消化器科)
【目的】当科における高齢者胆道癌膵癌患者に対するTS-1を用いた化学療法をレトロスペクティブに解析し治療効果と有害事象について検討する。【方法】2006年11月~2012年2月までに当科でTS-1を用いた化学療法を施行した75歳以上の高齢者胆道癌患者10例(Stage2:1例、Stage3:1例、Stage4:8例)膵癌患者11例(Stage3:4 例、Stage4:7例)を対象とした。【成績】年...

第54回日本消化器病学会大会胆道(治療)2

肝細胞癌の胆管浸潤に対するメタリックステントの有効性
河邉 顕(国立九州医療センター・消化器内科, 国立九州医療センター・臨床研究センター)
【目的】進行肝細胞癌(HCC)の胆管浸潤は、黄疸や胆管炎を繰り返すことで、QOLの低下、抗癌治療の継続が困難となり、予後不良となることが多い。今回、われわれはHCCの胆管浸潤に対する経乳頭的内視鏡的胆管メタリックステント(EMS)留置の有効性について検討した。【方法】2009年から2010年に、胆管浸潤により閉塞性黄疸をきたしたHCCに対して、当科において経乳頭的内視鏡的胆管EMS留置を施行した7...

第54回日本消化器病学会大会胆道(治療)2

急性胆嚢炎における内視鏡的胆嚢ドレナージの有効性と問題点
永田 順子(東海大八王子病院・消化器内科)
【目的】急性胆嚢炎の治療法として胆嚢摘出術や経皮経肝胆嚢ドレナージ(PTGBD)が行われている。しかし、最近では、抗凝固剤服用中や基礎疾患に伴うハイリスク症例が多くなってきた。今回我々は、2011年4月から2012年3月までに基礎疾患を有する患者でハイリスクを伴う6例を経験し、内視鏡的胆嚢ドレナージ(ENGBD)を行ったので、臨床背景と問題点について検討した。【対象および方法】2011年4月から2...

第54回日本消化器病学会大会胆道(治療)2

当院における胆管炎に併発したDICに対するトロンボモジュリン アルファ製剤の使用経験
笹本 貴広(上尾中央総合病院・消化器内科)
【諸言】トロンボモジュリン アルファ(以下rTM)は従来の抗DIC治療薬とは異なる作用機序でその効果が期待されている。炎症の致死的メディエーターとして認識されているhigh mobility group box 1(HMGB1)の抑制についても報告されており、抗凝固作用のみならず、抗炎症作用を発現して敗血症性DICに対してすぐれた効果を発揮すると考えられている。2011年5月~2012年2月の間に...

第54回日本消化器病学会大会胆道(治療)2

胆汁瘻に対する内視鏡的経鼻胆管ドレナージ(ENBD)の有用性
赤星 浩(長崎市立市民病院・内科)
我々は胆汁漏に対してENBDが有効であった3症例を経験したので報告する。 症例1:79歳女性。総胆管結石のため内視鏡的乳頭切開術後にバスケットカテーテルによる結石除去を試みられた。手技の過程で胆管穿孔による後腹膜気腫を生じた。ENBDチューブを胆管内に留置し、胃管を留置した。2週間の経過観察の後に経口摂取可能となった。 症例2:82歳男性。胆管嚢胞腺癌のため肝拡大右葉切除を施行された。術後胆汁漏出...

第54回日本消化器病学会大会胆道(治療)2

当院でのWire-guided Cannulation法と従来法の比較
宮本 秀一(苫小牧市立病院・消化器科)
【背景・目的】Wire-guided Cannulation(WGC法)は従来の造影剤先行法(C法)に較べて、ERCP後膵炎の発症率の低下や手技時間の短縮が期待されている。しかし、WGC法を有用とした報告の多くは1名の熟練した内視鏡科医によって試行されたもので、複数名の内視鏡科医による検討ではその有用性は証明されていない。WGC法の有用性を4人の内視鏡科医で検討した。【方法】当院では2011年6月...

第54回日本消化器病学会大会胆道(治療)2