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検索結果は7件です。
- 当科で経験した粘液産生胆管腫瘍(IPNB)6症例の検討
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伊藤 裕幸(東海大・消化器内科)
近年、膵の膵管内乳頭粘液腫瘍と類似の特徴と形態を有する粘液産生胆管腫瘍(以下IPNB)への関心が高まっており報告例が散見されるが、当科で経験したIPNB症例6例について検討を行った。対象は2008年2月から2011年8月までに当科で精査を行い、胆道鏡にてイクラ状の乳頭状構造物を観察若しくは最終的に病理組織学的にIPNBと診断した6例であり、男性は3例、女性は3例、平均年齢は70.7才であった。来院...
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胆道(腫瘍)
- 進行胆道癌に対する初回化学療法の治療成績:茨城県内5施設75症例のレトロスペクティブ調査研究
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森脇 俊和(筑波大・消化器内科)
【目的】Gemicitabine(GEM)およびS-1の保険適応後、実地臨床における進行胆道癌に対する初回化学療法の治療成績を把握すること。【方法】茨城県内の主要な5施設への連結不可能匿名化によるレトロスペクティブ調査。対象は、2008年1月から2010年12月までに初回化学療法を開始した切除不能進行胆道癌症例とし、調査項目は、原発巣部位、初回化学療法の内容、二次化学療法の有無、初回治療開始日から...
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胆道(腫瘍)
- 肝外胆管癌における肝炎ウイルス関与の検討
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松本 和也(鳥取大・消化器内科)
【背景】近年肝炎ウイルスと胆管系悪性腫瘍との関連に関する報告が散見される。肝癌研究会からの報告では、肝内胆管癌ではHBsAg陽性例が6.3%、HCVAb陽性症例が18.8%とされている。本邦におけるHBsAgおよびHCVAb陽性例が1~2%であることを考慮すると、肝炎ウイルスと肝内胆管細胞癌との関連は明らかである。しかし、肝外胆管癌と肝炎ウイルスとの関連に関しては十分に検討されていない。【目的】今...
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胆道(腫瘍)
- 傍肝門領域胆管癌例での胆管周囲付属腺の病理学的変化
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佐藤 裕英(金沢大附属病院・病理部)
【目的】最近の研究で、胆管付属腺に肝胆膵へと分化しえる組織幹細胞が分布することが注目されている。肝胆道系疾患で、胆管周囲付属腺に種々の病理学的変化がみられ、病態形成に関連し、まれではあるが、付属腺の癌化症例も報告されている。今回、傍肝門領域胆管癌症例にみられる胆管周囲付属腺の病理学的変化を、胆管癌の発生および進展の観点から検討した。【方法】対象は、傍肝門領域の胆管癌で、肉眼分類で胆管周囲浸潤型(3...
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胆道(腫瘍)
- IMP3とS100Pによる経乳頭的胆管生検組織免疫染色の臨床病理学的検討
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川嶋 啓揮(名古屋大大学院・消化器内科学)
【目的】近年、IMP3(IGF-II m-RNA-binding protein 3)、S100P(S100 calcium-binding protein P)の胆膵系腫瘍の悪性度評価に関する報告が散見される。今回、経乳頭的胆管生検組織のIMP3、S100P免疫染色発現について胆管癌診断に対する有用性、臨床像との比較をretrospectiveに検討した。【方法】2005年4月から2010年3月...
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胆道(腫瘍)
- 悪性腫瘍による閉塞性黄疸症例の栄養状態の評価、および減黄処置の有効性についての検討
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菱木 智(済生会横浜市南部病院・消化器内科)
【目的】 閉塞性黄疸患者においては、脂肪などの消化吸収障害や原疾患の全身への影響から栄養障害が生じるが、減黄処置による予後改善効果については意見がさまざまである。今回我々は、悪性腫瘍による閉塞性黄疸患者の栄養状態や免疫能について各種血清因子を用いて検討した。さらに減黄処置後の変動についても検討を加えた。【方法】膵胆道系の悪性腫瘍による閉塞性黄疸患者(悪性腫瘍群)5例を対象とし、栄養状態や免疫能の評...
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胆道(腫瘍)
- 肝浸潤をきたした胆嚢原発Neuroendocrine Carcinomaの1切除例
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齋藤 玄哲(岡山済生会総合病院・内科)
症例は60歳代,男性.心窩部痛にて近医を受診し,腹部超音波検査にて胆嚢に腫瘤を疑われ当院紹介受診となり,精査加療目的に入院となった.入院時の腹部超音波検査では,胆嚢底部から肝床部に浸潤する39×30mmの境界明瞭で,内部エコーがやや不均一な低エコー性腫瘤を認めた.CTでは腫瘍は胆嚢底部から一部体部にかけて存在し,肝床部に浸潤を認め,ダイナミック造影では造影早期に濃染し,washoutを認めた.MR...
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胆道(腫瘍)
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