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検索結果は7件です。

若年急性膵炎の検討:重症例でも経過が良好である
藤島 裕耕(山本組合総合病院・消化器科)
【目的】急性膵炎は50-60才台を中心に発症し若年や高齢者は少ない。急性膵炎ガイドラインより原因はアルコールと胆石が多く中年に多い理由と一致している。今回比較的アルコールや胆石症と関連の低い若年(35才以下とする)の当科入院急性膵炎について検討した(ERCP後膵炎は除く)【方法】H.20.1.-H.23.12.当院で診断し入院加療が必要であった9例の経過と重症度の検討【成績】対象は急性膵炎入院症例...

第54回日本消化器病学会大会膵臓(急性膵炎)

当院における重症急性膵炎に対する膵局所動注療法の治療成績
三島 孝仁(北里大病院・消化器内科)
【目的】当院における重症急性膵炎(SAP)に対する膵局所動注療法(Continuas resional arterial infusion;CRAI)の治療成績を明らかにすること.【対象】2006年5月から2012年2月までに当院でSAPに対してCRAIを行った43例(男性33例,女性10例,平均年齢54.5歳).【方法】成因,厚生労働省急性膵炎重症度判定基準,治療内容,合併症,入院期間,生存率等...

第54回日本消化器病学会大会膵臓(急性膵炎)

重症急性膵炎における急性膵炎新・旧重症度判定基準の比較および治療に関する当院での検討
大和 弘明(市立函館病院・消化器病センター消化器内科)
【目的】重症急性膵炎における急性膵炎新(2008年)・旧重症度判定基準の比較および治療についてretrospectiveな検討を行う.【方法】対象は2003年2月~2011年9月の期間,当院に入院した重症急性膵炎60例.新旧重症度判定基準の予後因子スコア,APACHE-IIスコアの経時的な判定(入院時:0時間(h)/24h/48h/72h),新旧予後因子項目,在院日数,輸液量(一日目,二日目),経...

第54回日本消化器病学会大会膵臓(急性膵炎)

当院における急性膵炎の検討 ―新旧の重症度判定基準での判定―
加藤 隆介(済生会吹田病院・消化器内科)
【目的】2008年10月に急性膵炎重症度判定基準が改訂され、新基準では予後判定因子の項目が簡便となり、CT所見が独立項目となった。改訂以前の症例を新基準であてはめ、また改訂後の症例についても旧基準で検討し直すことにより、新基準の妥当性について検討した。【対象と方法】当院において2007年~2011年までの5年間で経験した急性膵炎129例(男:84 女:45)を対象とした。判定は入院時の予後因子スコ...

第54回日本消化器病学会大会膵臓(急性膵炎)

経皮的及び内視鏡的ドレナージで治療した膵仮性嚢胞及びWOPNの5症例
三浦 邦治(さいたま市立病院・消化器内科)
【目的】急性膵炎後の仮性嚢胞は保存的に軽快する場合が多いが、腹痛や感染などの有症状例は治療の対象となる。保存的に軽快しない間質性浮腫性膵炎後の仮性嚢胞、壊死性膵炎後のWOPN(walled-off pancreatic necrosis)について治療法を比較検討する。【方法】2009年5月から2012年3月までの間に急性膵炎後仮性嚢胞及びWOPNで保存的治療では改善しなかった5例を対象とし、治療法...

第54回日本消化器病学会大会膵臓(急性膵炎)

術後膵炎を予防するためにはhigh risk症例のどのような症例に膵管ステントを挿入すればよいか?
竹中 完(神戸大・消化器内科)
[背景/目的] 安全確実なERCPを行うべく当院では,1)十分な鎮静のもと,2)全例CO2送気で検査を行っている.3)ガイド交換の利便性,処置時間の短縮化を踏まえてカニューレはMTWカテーテルを使用し,挿管困難例には術者交代,細径カニューレへの変更等で対応している.4)検査後は絶食補液下に蛋白分解酵素阻害剤と抗生剤を投与し,腹部症状,バイタルサイン,血清膵酵素値の評価をもとに膵炎の予防,早期発見に...

第54回日本消化器病学会大会膵臓(急性膵炎)

後期高齢者胆石性膵炎に対する治療戦略
小道 大輔(県立広島病院・消化器内科)
胆石性膵炎は、急性閉塞性胆管炎を合併することが多く、双方の治療が必要とされる。急性膵炎診療ガイドラインにも、その診断は最も重要で優先すべき点であると記載されている。後期高齢者の場合は、重症化回避のため、より早急な診断治療が必要とされるが、基礎疾患の存在も多彩であり、診療上、解決すべき課題が多い。当院において、2010年5月~2012年1月の期間に、11例の後期高齢者胆石性膵炎(重症3例、軽症8例)...

第54回日本消化器病学会大会膵臓(急性膵炎)