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検索結果は7件です。
- VP3以上の門脈腫瘍塞栓を伴った進行肝細胞癌患者の食道胃静脈瘤破裂に対する内視鏡的緊急止血術の検討
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児玉 眞由美(宮崎医療センター病院消化器・肝臓病センター)
【目的】VP3以上の門脈腫瘍塞栓(PVTT)を伴った肝癌合併肝硬変において,食道胃静脈瘤(EGV)の治療方針は十分確立されておらず,EGV破裂時の内視鏡的緊急止血術(EEH)についても確立された治療方針がない.今回我々はVP3以上のPVTTを伴った末期肝細胞癌患者に対するEEHの是非を明らかにするために検討を行った.【方法】2004年8月から2010年10月の間に宮崎医療センター病院および鹿児島厚...
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肝硬変
- B-RTO後の食道静脈瘤悪化時期に対する検討と対策について
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田村 彰教(日本大学医学部・消化器肝臓内科)
【目的】B-RTO成功例における食道静脈瘤の悪化する時期を検討し,注意点と対策について報告する.【対象と方法】2007年2月以降にB-RTOを施行した43例.年齢中央値66.7(43-80)歳,男:女=23:20,Child-Pugh A:B:C=20:22:1で成因はHBV:HCV:NBNC=6:27:10.成功率は,日本門脈圧亢進症学会編:門脈圧亢進症取扱い規約「改訂第二版」2004の内視鏡所...
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肝硬変
- 慢性肝疾患進展度および食道静脈瘤診断における脾硬度診断の有用性
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田中 弘教(兵庫医科大学肝胆膵科)
【目的】Virtual Touch Tissue Quantification(VTTQ)では脾硬度測定も容易である.今回VTTQによる脾硬度測定の肝線維化および食道静脈瘤診断における意義を検討した.【対象】2010年12月から2012年3月に脾臓および肝臓のVTTQを同時に施行した慢性肝疾患患者334例,正常ボランティア36例の計370例を対象とした.このうち1年以内に肝生検を施行した261例(...
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肝硬変
- 非侵襲的門脈圧予測因子に関する検討
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林 洋光(熊本大学大学院消化器外科学)
【背景】門脈圧の上昇は門脈-体循環のシャント形成さらには食道・胃静脈瘤発生の一因にもなり,門脈圧の非侵襲的モニタリングは門脈圧亢進症のスクリーニングにも繋がる.今回,非侵襲的門脈圧予測因子に関して検討を行った.【方法】2006年から2008年の間に,肝腫瘍(悪性39例:良性1例)に対する処置として門脈塞栓術などで門脈穿刺を要した症例40例(正常肝/慢性肝炎/肝硬変:13/17/10例)において,門...
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肝硬変
- 難治性腹水に対する腹腔―静脈シャントの適応とその限界
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成島 陽一(国立病院機構仙台医療センター外科)
【はじめに】今回我々は過去12年間に施行した腹腔―静脈シャント(以下PVS)の治療成績について検討した.【症例】2001年1月から2012年8月までに当科で施行したPVSは21症例で計30回施行した.全てDenver社のシャントシステムを用いた.21例の内訳は男性16例,女性5例.年齢は48歳から80歳(中央値65歳).癌性腹水の症例はなく全例肝性腹水.腹水の原因は,切除不能膵頭部癌の門脈狭窄の1...
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肝硬変
- 肝硬変の栄養ガイドライン作成と今後の課題
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遠藤 龍人(岩手医科大学消化器・肝臓内科)
【目的】慢性肝疾患の栄養ガイドラインは欧米を中心に作成されてきたが,わが国の現状を踏まえた栄養指針が必要である.2008年から2010年に本研究班が組織され,わが国の肝硬変患者に見合った栄養ガイドラインの作成を目標とした活動が行われた.その活動経過を報告するとともに今後の課題について述べる.【方法】慢性肝疾患患者の身体計測,肥満度,栄養摂取状況に関する全国多施設実態調査を行うとともに,個別研究とし...
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肝硬変
- 高アンモニア血症を呈する肝硬変における亜鉛製剤投与の検討:多施設共同プラセボ対照二重盲検比較試験
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片山 和宏(大阪府立成人病センター肝胆膵内科)
【背景】肝硬変の高アンモニア血症に対する亜鉛補充療法の有効性について,無作為化試験が無く,エビデンスレベルの高い検討が期待されているため,今回プラセボ対照二重盲検比較試験(UMIN ID:2402)にて検討した.【対象と方法】2009年9月より2012年1月までの間に施設外来にて,高アンモニア血症(施設基準値以上),低亜鉛血症(70μg/dL以下)を示す肝硬変症例を登録,封筒法にて無作為に2群(P...
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肝硬変
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