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検索結果は7件です。
- 当院における転移性肝腫瘍に対するラジオ波熱凝固療法の検討
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木村 達(大阪赤十字病院消化器科)
「はじめに」ラジオ波熱凝固療法は,小型の肝腫瘍に対し高い局所制御能を有しているが,転移性肝腫瘍に対しての役割は確立されていない.当院における,転移性肝腫瘍に対してのRFAの治療成績を検討したので報告する. 「対象,方法」1999年10月から2010年末までに,当院にて経皮的RFAを施行した転移性肝腫瘍73例,男女比47/26,平均年齢65.5才である.原発巣,局所再発率,生存期間につき後方視...
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肝癌3
- 高齢者大腸癌肝転移症例に対するRFAの経験
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後藤 亨(大森赤十字病院消化器内科)
【目的】大腸癌肝転移(CLM)の第一選択は切除であるが,高齢者の場合は全身状態や患者の希望などにより切除でなくRFAを考慮する場合が多いと考えられる.当科では,CLMに対してRFAを積極的に施行しており,今回高齢者CLMに対するRFAの成績を検討した.【方法】平成11年12月以降CLMに対しては81例(男:女57:24,68±10歳)(のべ173例)379病変538回であった.このうち75歳以上を...
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肝癌3
- 膵頭十二指腸切除後の肝転移に対するラジオ波焼灼療法
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佐藤 新平(佐々木研究所附属杏雲堂病院消化器肝臓内科)
【背景と目的】膵癌は切除後であっても肝転移をきたすと予後は平均3か月以内である.PD後の肝転移への局所療法(n=126,切除,焼灼,TACE,放射線)での合併症率は34%,死亡率は2.4%という報告(Ann Surg 252:142-148,2010)があり,危険が高いと言われている.今回,PD後の肝転移に対してラジオ波焼灼術(RFA)を施行したので報告する.【方法】背景2011年までに当院,およ...
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肝癌3
- HCCに対するsingle session RFAの検討
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池原 孝(東邦大学医療センター大森病院消化器内科)
【目的】一般市中病院では,肝細胞癌(HCC)の経皮的ラジオ波焼灼療法(RFA)施行時,診断群分類別包括支払制度(DPC)に対応して,1回の入院でRFAは1セッションに限定,治療評価画像検査は退院後施行,遺残があれば再入院という工夫をすることがある.このような入院治療の評価のため,1回入院で1セッションのみRFA(single session RFA)されたHCC症例の治療成績を検討した.【対象】2...
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肝癌3
- 当院におけるラジオ波焼灼術の成績と工夫
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井上 貴功(大阪府立急性期・総合医療センター消化器内科)
【目的】肝細胞癌に対するラジオ波焼灼術(RFA)は,低浸襲で繰り返し施行可能であり,肝癌標準治療の1つとして広く普及している.一方で,偶発症は約8%で生じるとの報告があり,低リスクとは言えない.今回,我々は当院におけるRFAの成績と偶発症を起こさない工夫について報告する.【方法】2011年9月から2012年9月までに経皮的治療(RFAあるいはエタノール注入:PEIT)を行なった91症例を対象とした...
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肝癌3
- 新たにRFA治療を導入した施設におけるC型肝炎ウイルス関連HCC症例の検討
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金原 猛(湘南鎌倉総合病院肝胆膵疾患治療センター)
【目的】肝細胞癌(以下HCCと略す)症例の多くはB型,C型肝炎ウイルス感染が原因であり,慢性肝疾患の経過観察中にHCCが発見される.そのためラジオ波焼灼療法(以下RFAと略す)の適応となるHCC症例は,長期間慢性肝疾患を加療してきた施設に遍在する傾向にある.今回我々は,新規開設した当施設でのRFA適応C型肝炎ウイルス関連HCC症例の実態を把握するため検討を行った.【方法】当センターでRFAを本格的...
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肝癌3
- グリソンに近接する肝細胞癌に対するマイクロ波凝固壊死療法(MCN)の工夫について
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龍 知記(九州医療センター肝胆膵外科)
肝細胞癌(以下HCC)に対してマイクロ波凝固壊死療法(以下MCN)を行うに際して,我々の施設では腫瘍周辺から中心部に向かって穿刺と凝固を繰り返し行うことを基本手技としてきた.その理由は,腫瘍内圧の上昇しているHCCに対して,ラジオ波焼灼術(以下RFA)のようにその中心を穿刺して凝固することは,腫瘍内圧をさらに上昇させることになり,HCCの被膜内外に存在する腫瘍栓を飛散させる危険性が危惧されるからで...
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肝癌3
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