セッション

検索結果は7件です。

EUS-FNA初期導入時の成績と課題
小道 大輔(県立広島病院消化器内科)
【目的】EUS-FNAの普及が急速に進んでいる.当院では年間に,ERCP350例,胆膵EUS150例行っており,2010年10月よりEUS-FNAを新規導入,2012年8月までに35例を経験した.EUS-FNAは通常20-30例に到達したあたりから,手技が安定すると言われている.当院における検査体制及び成績を提示する.【対象】EUS-FNA細胞診・組織診は,他検査では診断確定の得られない腫瘍性病変...

第99回日本消化器病学会総会膵 診断2

当院における膵腫瘤性病変に対するEUS-FNA診断の現状
植木谷 俊之(山口大学大学院医学系研究科消化器病態内科学)
【背景】EUSは膵胆道疾患において有用な検査法である.EUSガイド下に穿刺針を病変に穿刺し吸引生検・細胞診を行うEUS-FNAは普及しつつある.【目的】当院での膵腫瘤性病変に対するEUS-FNA診断状況を評価し,EUS-FNAの有用性,問題点について明らかにする.【対象・方法】対象は2010年1月~2012年3月までに,当院で膵腫瘤性病変に対してEUS-FNAを施行した77例82件(手術30例,非...

第99回日本消化器病学会総会膵 診断2

当院における胆膵EUS-FNA learning curveについての検討
樋口 俊哉(豊橋市民病院消化器内科)
【背景と目的】当院では,2011年4月から胆膵疾患に対する超音波内視鏡下穿刺生検(EUS-FNA)を開始し,その需要はますます高まっている.件数が増えるにつれ,技術,精度向上のため2011年11月よりon site oncologist attendance法を,2011年12月よりconvex EUSによる胆膵スクリーニングを行っている.今回の目的は,2011年4月から2012年8月までにEUS...

第99回日本消化器病学会総会膵 診断2

膵病変に対する超音波内視鏡下穿刺生検法(EUS-FNAB)の検討
松田 史博(大阪赤十字病院消化器科)
【目的】膵病変に対するEUS-FNABの有用性について検討した.【対象・方法】2007年3月から2012年8月までに当科でEUS-FNABを施行した膵病変94病変を対象とした.最終診断の内訳は,膵癌72,下部胆管癌1,原発不明癌1,悪性リンパ腫3,NET 3,良性腫瘤14病変であった.穿刺針は主として22Gを用い,適宜25Gを使用した.また,検体処理の際には,穿刺針のスタイレットを用いて培養液(ハ...

第99回日本消化器病学会総会膵 診断2

超音波内視鏡下穿刺吸引(EUS-FNA)のトレーニング法とインターベンションへの応用
喜多 絵美里(千葉県がんセンター消化器内科)
EUS-FNAは組織診断が可能な検査法として急速に普及しつつあり,胆膵領域における新たなドレナージ法としても注目されている.しかし,EUS-FNAは難しい手技であり,安全かつ精度の高い手技の習得にはハイボリュームセンターでのトレーニングが必須である.当センターではEUS初学者を受け入れ,手技の基本となるコンベックス・リニア型EUSの走査法からEUS-FNAまで,一貫した指導体制をとっている.具体的...

第99回日本消化器病学会総会膵 診断2

EUS-FNAの診断向上に関するCore Trap付き穿刺針を用いた探索的検討
森山 一郎(島根大学腫瘍センター)
【目的】EUS-FNAは診断率向上および安全性向上のために様々な工夫がなされており,安全性向上の1つとして少ない穿刺回数で十分な検体を得ることがあげられる.そのためには穿刺針の進歩は不可欠である.近年開発された先端形状にCore Trapを持つ特徴的な穿刺針に関して以下の検討を行った.【方法】1:基礎的検討;COOK社製EchoTip ProCoreおよび同社EchoTip Ultraについてトリ...

第99回日本消化器病学会総会膵 診断2

当科における高齢者に対するEUS-FNAの現状
田口 宏樹(鹿児島大学病院光学診療部)
【はじめに】超音波内視鏡下吸引針生検(EUS-FNA)は膵臓をはじめとする組織生検が困難な臓器において,低侵襲性に加え診断率の高さから,治療方針を決定づける重要な検査の一つに位置付けられており,今後さらに普及していく技術と考えられる.しかしながら,世界保健機関(WHO)が65歳以上と提唱するいわゆる高齢者におけるリスクとベネフィットを加味したEUS-FNAの意義については今までに報告されたことがな...

第99回日本消化器病学会総会膵 診断2