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検索結果は7件です。

高齢者の総胆管結石症例に対する長期ステント留置におけるウルソデオキシコール酸と十二指腸乳頭切開の併用効果
西澤 俊宏(国立東京医療センター・消化器科, 慶應義塾大・消化器内科)
[目的] 胆石症診療ガイドラインによると,様々な疾患により高リスクのある高齢者で内視鏡治療が長時間できない場合や内視鏡治療に長時間を要する場合は結石摘出にこだわらずステント留置術を行ってもよいとしている.今回我々は高齢者の総胆管結石症例に対する長期ステント留置におけるウルソデオキシコール酸(UDCA)や十二指腸乳頭切開(EST)の併用効果を検討した.[方法]36症例(平均年齢86.0歳)においてス...

第55回日本消化器病学会大会胆管結石1

胆嚢結石がある胆管結石は落下石といえるのか?~成分分析からの検討
中村 琢也(水戸済生会総合病院・消化器内科)
【はじめに】胆管結石は胆嚢からの落下石と胆管原発のものに分類され,落下石は再発しにくいと考えられる.胆嚢結石がある胆管結石は落下石と推測されることが多いが,成分分析の結果を踏まえた検討は少ない.我々は胆管結石治療時に出来るだけ結石を回収して成分分析を行ってきたが,胆道系感染が契機となって生成されるビリルビンカルシウム石(ビ石)が67%と最も多く,明らかに胆嚢からの落下による非ビ石はコレステロール石...

第55回日本消化器病学会大会胆管結石1

深部胆管挿入困難例に対するOddi筋切開と,採石困難例に対するオフセットバルーンおよび下膨れ型バスケット
小林 真(市立四日市病院・消化器科)
【目的】総胆管結石治療におけるトラブルとして乳頭プレカット後の胆管挿入困難や採石困難がある.われわれは深部胆管挿入困難例に対しプレカットをOddi筋が存在する位置まで十分に切開するOddi筋切開を施行した.また採石力を向上させたオフセットバルーンを開発し,総胆管結石がバスケット側方をすり抜けにくいように手前部分を広げた下膨れ型バスケットを作成した.【器具・方法】Oddi筋切開は,ガイドワイヤー操作...

第55回日本消化器病学会大会胆管結石1

総胆管結石に対するラージバルーン法による採石術の治療成績と合併症の検討
里見 拓也(福山市民病院・内科)
【背景と目的】近年,巨大な結石や積み上げ結石治療において,ラージバルーンを使用した採石法(Endoscopic sphincterotomy plus large balloon dilation:EPLBD)が注目されている.当院でも,2010年4月よりEPLBDを施行している.今回,当院でのEPLBD症例とEST症例で治療成績を比較し,EPLBDの有用性について検討した.【対象と方法】対象は2...

第55回日本消化器病学会大会胆管結石1

当院におけるEndoscopic papillary large balloon dailatation(EPLBD)の使用経験
野間 文次郎(呉共済病院・消化器内科)
【目的】内視鏡的乳頭切開術(EST)や内視鏡的乳頭拡張術(EPBD)は総胆管結石に対する標準的な治療方法であるが,巨大結石や積み上げ結石などの症例においては内視鏡治療が困難な場合もある.しかし近年,大口径バルーンを用いた乳頭バルーン拡張術(EPLBD)の有効性が多く報告されており,これら総胆管結石症に対する内視鏡治療が可能となっている.今回われわれは,当院で経験したEPLBD症例について有効性と安...

第55回日本消化器病学会大会胆管結石1

当院で経験した内視鏡的乳頭大バルーン拡張術(Endoscopic Papillary Large Balloon Dilation : EPLBD)の検討
杉本 充(福島県立医大・消化器・リウマチ膠原病内科)
【背景】2004年以降,比較的径の大きな総胆管結石症において内視鏡的乳頭大バルーン拡張術(Endoscopic Papillary Large Balloon Dilation : EPLBD)の有用性が報告され,2012年には胆道拡張用の大バルーンが保険収載されたことから報告例が増えている.当院における2012年のEPLBD症例の有用性と安全性を評価した.【対象】2012年1月から同年12月まで...

第55回日本消化器病学会大会胆管結石1

超高齢者における内視鏡的乳頭ラージバルーン拡張術(EPLBD)の有用性の検討
住吉 明子(能代山本医師会病院・消化器内科)
【目的】総胆管の大結石や積み上げ結石などの治療困難例においても,内視鏡的乳頭ラージバルーン拡張術(EPLBD)は良好な治療成績が報告されている.しかしながら超高齢者(85歳以上)における有効性・安全性は確立していない.今回我々は,超高齢者におけるEPLBDを用いた総胆管結石截石術の有効性と安全性について検討したので報告する.【対象】2011年11月から2013年2月までの間に,当院にて総胆管大結石...

第55回日本消化器病学会大会胆管結石1