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検索結果は7件です。

救急外来における緊急内視鏡施行環境の衛生管理
井上 義博(岩手医大・救急医学)
<背景>当施設で施行する緊急内視鏡の管理は全て医師が行っている.1980年開設当初から1999年までは内視鏡洗浄はヒビテンによる手洗いであった.その後酸性水による機械洗浄を導入し,2007年からグルタラールによる機械洗浄となった.しかしながら内視鏡施行環境の衛生管理,即ち細菌検査は全く行われていなかった.今回当施設で多剤耐性菌の感染者が増加したことを機会に,内視鏡施行環境の細菌検査を施行し,その結...

第55回日本消化器病学会大会その他(医療総合1)

消化器専門医に求められる総合診療能力―当院総合診療科年間初診患者約5000例を解析して―
村上 晃司(愛媛県立中央病院・総合診療科)
【目的】主に外来診療において,消化器専門医に求められるであろう総合診療能力について検討する.【方法】平成23年1年間(診療日数243日)に当院総合診療科を受診した初診患者4893例(1診療日当たり20.1人)のうち,消化器症状を主訴とした患者988例(20.2%)を電子カルテをもとに解析した.【成績】受診動機は,腹痛(不快感を含む)を主訴とする患者が527例(53.2%),便通異常137例(13....

第55回日本消化器病学会大会その他(医療総合1)

抗血栓薬継続下での当院における内視鏡検査の現状
牟田 優(北野病院・消化器センター内科)
【背景】脳心血管系疾患における抗血栓療法の進歩により,抗血栓薬療法下の患者に対して内視鏡検査を施行する機会が増加している.抗血栓薬は内視鏡検査の観点からは出血が懸念されるが,一方不用意な中断は重大な脳心血管イベントを誘発する危険性も孕んでいる.当院では神経内科・循環器内科と合同で院内統一ガイドラインを制定し,患者への十分な説明と同意が得られた場合は主治医の判断において抗血栓薬継続下で内視鏡検査を施...

第55回日本消化器病学会大会その他(医療総合1)

消化器疾患DIC症例に対するリコンビナントトロンボモジュリンの使用経験
藤浪 斗(富山大・3内科)
【背景】リコンビナントトロンボモジュリン(rTM)は,造血器悪性腫瘍あるいは感染症に起因するDIC患者を対象とした第3相臨床試験において,その有効性と安全性が確認されているが,消化器疾患に起因するDICに対するrTMの効果と有効性に関してはあまり知られていない.そこで今回われわれは,消化器疾患に起因したDICに対するrTMの効果と安全性について検討した.【対象と方法】当科で消化器疾患に起因したDI...

第55回日本消化器病学会大会その他(医療総合1)

胸部CTにおける腹部疾患と腹部CTにおける胸部疾患の検討
堀 立明(博愛病院・内科)
【目的】各種画像検査において予期せぬ部位に病変が発見される機会が増加している.今回,胸部の精査目的で施行されたCT検査での腹部病変ならびに腹部CT検査での胸部病変について検討したので報告する.【方法】2003年から2012年の10年間に実施した胸部CT8451例と腹部CT16959例を対象とした.胸部CTにおける腹部臓器ならびに腹部CTにおける胸部臓器の描出能を検討するとともに,各病変を検討した....

第55回日本消化器病学会大会その他(医療総合1)

プロトンポンプ抑制剤及びH2ブロッカー内服と感染性腸炎罹患
林 秀樹(林病院)
[目的] プロトンポンプ抑制剤(PPI)やH2ブロッカーは胃酸分泌抑制剤として消化性潰瘍や逆流性食道炎治療に有効であり広く処方されている.一方,胃酸分泌の抑制は経口感染症防御を弱める可能性がある.中規模一般病院における感染性腸炎ブレイクアウト対策管理期間における胃酸分泌抑制剤内服の感染性腸炎の罹患率に及ぼす影響をレトロスペクティブに検討した.[方法] 2012年度に許可病床数216の地域一般病院に...

第55回日本消化器病学会大会その他(医療総合1)

当科における胃癌・大腸癌患者のCVポート使用状況と合併症
那須野 央(札幌医大・1内科, 市立釧路総合病院・消化器内科)
【目的】皮下埋め込み型中心静脈ポート(CVポート)は,進行癌や術後に対する外来化学療法に有用であり,緩和治療にも用いることができる.一方,CVポートに関連した合併症には感染やカテーテル断裂,血栓形成などさまざまなものがある.今回われわれはCVポートの使用状況と合併症について検討した.
【方法】2010年1月から2012年10月の期間に新規に当科を受診した胃癌・大腸癌のうち,当院でCVポートを...

第55回日本消化器病学会大会その他(医療総合1)