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検索結果は7件です。

当院におけるビスホスホネート製剤内服例の検討
石川 一郎(東京女子医大・消化器病センター)
目的)ビスホスホネート製剤(BP製剤)は高齢化社会を背景に内服例が増加している.また,当院ではステロイド薬内服例も多く,二次性骨粗鬆症予防に対しての内服例も散見される.しかし,副作用として消化管障害が指摘されており,当院におけるBP製剤の現況について検討した.方法)BP製剤を3ヵ月以上服用し,上部消化管内視鏡検査を施行した74例.食道所見と胃十二指腸所見,抗血栓薬・NSAIDsの有無,酸分泌抑制薬...

第55回日本消化器病学会大会その他2

門脈ガス血症の20例
菱谷 英里子(兵庫県立尼崎病院・消化器内科)
【目的・方法】門脈ガス血症(PVG)は腸管壊死などに合併する予後不良の徴候と考えられてきたが,近年,保存的加療で改善する症例も多数報告されている.今回,我々は当院で経験した20例のPVGの症例について検討した.【成績】平成20年4月から平成25年3月までにPVGと診断された症例は20例(男性4例,女性16例),平均年齢75.4歳(31-98歳)であった.基礎疾患として糖尿病を8例,高血圧症を5例,...

第55回日本消化器病学会大会その他2

当院でのEdwardsiella tardaによる消化器感染症の検討
山本 剛司(公立甲賀病院・内科)
【はじめに】Edwardsiella tardaは爬虫類では腸内常在菌であり,魚類においてはヒラメのエドワード病,ウナギのパラコラ病の原因として知られている.ヒトへの感染源としては観賞魚,ペットのカメ,ヘビ,ナマズなどがある.我が国の健康保菌者は0.007%と非常にまれであり,ヒトでは常在菌とは考えられていない.我が国では検出されることは比較的まれな菌であり,海外からの報告では80%は消化管感染症...

第55回日本消化器病学会大会その他2

同時性消化器重複癌184例の検討
平松 由紀子(兵庫県立尼崎病院・消化器内科)
【目的・方法】近年,高齢化に伴い癌罹患率は上昇傾向にあり,重複癌を経験することも多い.なかでも同時性重複癌の場合,治療方針の決定に難渋することも少なくない.そこで2008年より2013年に当院にて診断された同時性消化器重複癌の性別,年齢,癌種,病期,治療方法,リスク因子,予後等について検討した【結果】悪性腫瘍と診断された19689例のうち,多臓器重複癌は1469例(7.5%),同時性重複癌は536...

第55回日本消化器病学会大会その他2

当院における消化器悪性腫瘍に対する皮下埋め込み式中心静脈ポート合併症の検討
片山 政伸(済生会滋賀県病院・消化器内科)
【症例】50歳台女性.横行結腸癌(stage4)に対して皮下埋め込み式中心静脈ポート(以下CVポート)を右鎖骨下静脈に留置し,術後化学療法(FOLFOX)を施行中であった.化学療法開始後6ヶ月経過した時点で突然の右上肢全体の浮腫が出現した.胸部造影CTにてCVポートカテーテル周囲に血栓の付着を認めた.血液検査では凝固能の異常は認めなかった.肺梗塞の危険が高く,上大静脈にCVフィルターを留置し,血栓...

第55回日本消化器病学会大会その他2

当科における消化管異物の検討
小泉 忠史(北海道社会保険病院)
【目的】当科を受診した消化管異物患者における男女間の年齢差,原因別の年齢差,異物の原因,部位の内訳について明らかにすることを目的とした.【対象】2005年1月から2013年1月までの間に消化管異物において当科を受診した123名,130例を対象とした.【結果】男女比は 67名:56名(73例:57例)であった.平均年齢は全体で62.6±19.6歳(0-92歳),男性は56.9±21.9歳,女性では7...

第55回日本消化器病学会大会その他2

当院で経験した保存的加療で軽快した上腸間膜動脈血栓症5例の検討
三科 友二(上尾中央総合病院・消化器内科)
【はじめに】上腸間膜動脈血栓症は極めて予後不良な疾患である.外科的治療が主流であるが,近年ではカテーテルでの血栓吸引溶解療法,薬物療法などの保存的加療での改善の報告も散見される.当院で経験した上腸管膜動脈血栓症の5例についてretrospectiveに検討したため報告する.【対象】2003年1月~2013年3月までに当院で経験した,上腸間膜動脈血栓症と診断された5症例.【結果】性別は男性4例,女性...

第55回日本消化器病学会大会その他2